Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

北へ向かえ! Day2(離島編)最終章

「桃岩の裏側、桃尻ってやつを観に行きましょう!」

と、そのまえに向かうは「地蔵岩」

hokkaido-travel.com

後ろに見える奇岩が地蔵岩

ここから先は立ち入り禁止となっており行くことは出来ないが

「あの隙間、入ってみたいなぁ~」と誰もが確実に思う魅力を秘めている

「あのお方を是非ココに連れて来たい」と全員で盛り上がった

www.youtube.com

いつの日かW地蔵を拝めると良いねと走り出した一行が向かう

その名も「桃岩展望台」

hokkaido-travel.com

なんせかんせ

登りますかぁぁぁぁっ!!

きっとまたご褒美絶景が待っている!

新桃岩トンネルを引き返して桃岩展望台へ向かう

さぁ、今日のメインディッシュ!

距離で3km弱の登り、後日見たらセグメントが出来ていた

結構キツかった

特に後半は10%超があり、奥歯がギシギシ鳴っていた

良い登りですねぇ~

お口いっぱいに釘の味を楽しんだ後に訪れる

そう、ご褒美タイム!

さっきの桃台猫台があんなに小さく!

酸素薄め、気圧低め、血圧も低下の一途を辿る

右に見える大きな岩が桃岩のお尻側

礼文島は高い木が無いだけではなく、獣の類(熊やキツネ)も生息していないとの事

お陰で「冬ならスキー履いてどこまでも行ける」とK野師匠

夏も山の尾根伝いに登山道が整備されており、絶景を楽しみながらトレッキングできる

www.rebun-island.jp

フェリーのポスターになりそうな景色

丘陵を縦断する雲の影

山歩きには今のところ興味は無いが、判る気がする

 

「残すは北、その前に一旦補給しましょう」

礼文島に唯一のセイコーマートへ向かう

ってか礼文島にもあるってスゲい!さすが蝦夷の民の味方

しかも「離島価格」というものは存在せず、ホットシェフも一律料金との事

「愛しか感じない」

絶景が最高のスパイス

純粋な観光であれば、ご当地の海の幸を食べなきゃ「来た意味」を見出せないが

今は限られた滞在時間の中で走りまくって絶景が観たい!としか思えない

混んだ食堂で時間を消費したくないのだ、立ち食い蕎麦すら待てないw

補給も早々に島の東海岸線を北上する

ド平坦!しかも南風!

高めのテンションにつられて、自然にスピードも上がっていく

youtu.be

後ろを利尻富士に見守られながら走る爽快な道

 

キャンプ場のある久種湖という湖に向かい左折

ここから登りが始まるが、キツい傾斜ではなく長い

しかしこの島の傾向と対策は既に熟知済みである

「良い景色が200%あるから、脚削ってもチャラになる」

がんばれ!おかん!

久種湖を越えると更に登り

その先には「トド島展望台」がある

good-hokkaido.info

はい、絶景

やはり地面に置くと景色が・・・

そしてこの礼文島ライドでテンションMAXになったのが

ここから島の最北端、スコトン岬にむかうパノラマロードである

youtu.be

何度見返してもたまらん!

絶対にまた観たい景色である

そして遂に島の最北端、スコトン岬到着

www.town.rebun.hokkaido.jp

最高だぜ!

この崖の下には民宿があるらしい

こりゃ毎日絶景で鼻血出るわ

今回の旅のやまたけ的ベストショット!

着地の際に腰をいわしそうになったのは内緒である

 

ここからは帰りのフェリーに間に合わせるべく走る!

海岸線を南下・・・おっ!?

アザラシ

岩の上で休むアザラシ君

K野師匠と利尻富士

帰りは向かい風だがK野師匠と交代しながら走る

こういうローテーションとかもK野師匠とのライドで教えてもらったなぁ・・・

チギれるおかん

おかんのペースが上がらない、と思っていたら

突如消えるおかん

戻ってみると「お花摘み」でした、ごめんね

その後は超快走!やはりこのおかん、侮れん

また来るぜ!礼文島

無事に14:20発の稚内行に間に合い乗船!さぁ、帰ろう!

絶景マシマシで最高なライドであった


いやぁ、走った!登った!楽しんだ!

単純に稚内往復ライドと考えていたやまたけ

しかしこんな素敵な離島ライドができるなんて!

ただ、良い子の皆さんはもう少し計画的に行きましょう

このフェリー、2日前までの予約とどうみん割を組み合わせた方が断然安く行けるらしいのだ

K野師匠が昨日の夜に居酒屋で言っていた「もう少し前から計画しておけば」というのはこの点である

 

しかし今回は「来てみて大正解」であった

こんな経験、そうそうできるようなモノではない

ありがとうございます、K野師匠

稚内から帰りの運転もあるK野師匠

ネタにしてさーせん

稚内到着後にどうみん割クーポンで早めの晩飯

市内の回転寿司屋で早めの晩飯

旭川行きK野号発進!!

本当に素晴らしい旅であった

K野師匠のサポートカーがとても心強く、Pota Coroおかんの超ポジティブ思考に励まされた

そして何よりも2日目の礼文島ライド

これは想像を遥かに超えた面白さであった

 

なんでも私がジャージを洗いに行った際に

「やまたけ、ジャージ洗濯に行きました」とPota Coroおかんに送ったK野師匠

Pota Coroおかんが「ぢゃ、明日走るって事だね!離島に行こう!」と

全ての歯車が一枚だけ違う所にちょうど良く噛み合ったお陰で迎えたのだ

そもそも1枚しか持って行かなかったジャージ

どう転がっても洗濯は必須だったのである

 

K野師匠、Pota Coroおかんに

改めて本当にありがとうございました!

 

また行きたいなぁ、、、と思いにふけながら帰宅後に呑む酒

お土産は干物という雑なやまたけ

そぉいや、明日は「山の日」

I林姉さんプレゼンツの「愛山渓でHCの刑、略して愛山刑ライド」

やるって言ってたな・・・とりあえず寝るか

北へ向かえ! Day2(離島編) 第一章

2022/08/10 AM4:00

アラームが鳴った訳でもないが、目が覚める

いつもと違う寝床、そうだ、ココは稚内、最北の地である

K野師匠はまだお休み中

そっと朝風呂に向かう

流石に風呂場までスマホは持ち込めなかったのだが

屋上露天風呂で見事なご来光を拝んだのである

部屋に戻るとK野師匠は既に着替えが終わっていた

「今日はフェリーに乗って礼文(れぶん)島に行きましょう!」

朝一番のフェリーは6:30

先ずはバイクの準備である

K野師匠のクルマから3台のバイクを降ろし組み立てる

「今日は私も走ります」とK師匠!

朝食が始まるまでまだ少し時間が・・・

まだかなぁ、まだかなぁ、、、

お腹が空いたというよりも「早く食ってさっさと行こうぜ!」的な気分である

天気も良いし、きっと楽しいんだろぉなぁ・・・

と、朝食タイムがスタート!

海鮮どぉ~~~ん!!

今思うと、このホテルの朝食が一番稚内まで来たぞ感」が強い食事であった

エネルギー補充という観点だけではなく、単純に旨かったのでちゃんとおかわりしておいた

Pota Coroおかんは本当に胃腸も丈夫

ちゃんとペロっとたいらげたおかん、流石である

おぉぉぉっ!テンション上がってきたぜぇっ!

フェリーってだけでもテンション上がるのに
バイクごと乗船とか、たまらん!

K野師匠が購入してくれたチケットとタグをバイクに括り付けて船内へ!

その辺に立てかけて終わりかと思いきや、係の方達の丁寧なロープワークで固定

シュルシュルシュル~とあっという間にガッチリ固定

いざ出港してしまえば2時間、特にやる事も無い

軽く寝るか・・・と思って横になっていたのだが

やはり気分がアガっているのぜ

海は良いねぇ

北海道は周りを海に囲まれて、海産物も超美味しい

海老だのカニだの鮭だの毎日食ってる

そんなイメージをお持ちの方も多い事だろう

良く「海無し県」の異常な海への執着とかを

秘密のケン〇ンショーとかで特集しているが

旭川に住む私としては北海道民とは言え、海は特別な存在なのである

拾い画像で説明

「海無し県」という概念すら片腹痛いスケールの違いに震えるが良い

とにかく、旭川で産まれ育った私にとって海は特別な存在なのである

 

そうこうしている間にフェリーは無事に礼文島、香深(かふか)港に到着!

実はココ、礼文島はK野師匠の故郷である

「沢山観て頂きたい所があります、早速行きましょう!」

空は澄み渡るような快晴!波も穏やかに日の光を照り返している

最高のライド日和である!

先ずは島の南端に向かう事になった

時間の流れがゆっくりしている感がたまらない

クルマ通りは極めて少ない

路肩では猫があくびをしながら「どこ行くの?」な顔でコチラを眺めている

突如K野師匠が呟く

「今すれ違った軽ワゴン、たぶん私の親父です」

え、マヂですか?そんなノリで大丈夫?

とは思ったが、私とオヤジの関係もきっとそんな感じ

ちょっと前に冬ライドでサイクリングロードで親父と遭遇した時も

軽く声かけて終わったよな・・・そんなもんかw

 

穏やかな時間が流れる住宅地はさながら

「崖の上のポ〇ョ」の舞台となる港町のような優しい感じであった

島のどこからでも見える利尻富士

なんせ何処走っても景色が秀逸である

やまたけはずっとニヤついていた

K野師匠も嬉しそうである

南の端は道路が無くなり行き止まりとなる

グルっと一周できる訳ではない

「さ、次行く所は登りますよ!」

向かうは「北のカナリアパーク」

www.youtube.com

ストーリーはもちろん、随所に礼文島の絶景が盛り込まれた作品

良い映画というのはこういう物だと感じずにいられない

 

島自体は小さいが、周回を走る訳ではないのでかなりのアップダウンがある

きっと坂好きのあの方や、あのお方、あぁ、あの人も連れて来て皆で走ったら

きっと楽しいだろうなぁ・・・なんて考えながら坂を駆け上がる

ezotional.com

バス停もあるよ

この礼文島、高い木が存在しない為「柔らかい地形」という表現がぴったり

馬や猫などの動物の背中のような角が無い綺麗な丘陵が観られる

 

この北のカナリアパークバス停付近には幾つかのお墓が立てられていた

化けて出たとしても誰も驚く人が居ない、まさに安住の地といった所だろう

しかもこの景色!

お盆にこの世に帰ってきたらこの景色ってんなら、オバケも悪くない

 

このセットの小学校、K野師匠が実際に通っていた小学校から持ち込んだ備品が多数あるとの事

校舎内は実際に入る事も出来て、誰もが懐かしい気持ちになれる場所である

実際にK野師匠の同級生(現在も礼文島でバスガイドとしてご活躍中)の描いた絵が飾ってあった

先生!判りません!

廊下に立ってなさい

ヘルメット分、身長伸びてた

 

さぁ、どんどん行くよぉ!

と次のスポットに向かう途中、K野師匠が笑っている

赤信号で笑うK野師匠

「皆さん、持ってますね」とK野師匠

「この信号、島で唯一の信号なんです」

その信号に引っかかるとはw

トンネル内は超涼しい!

絶景ばっかりで気持ちが高ぶっており、昨日のダメージなど皆無である

長ーいトンネルで身体を冷却しながら走る

お次の絶景ポイントは

「桃台猫台(ももだいねこだい)」という場所

hokkaidofan.com

後ろのデカい岩が「桃岩」、手前はPota Coroおかん

ココも正直、かなり登る

クルマから声援を受けた

駐輪場、ではない

駐車場から300m程度の砂利道を歩いて登れば、展望台がある

猫岩、にゃーん

この展望台から観える景色がまたヤバい!

正に「ジャパニーズ・ダイアモンドヘッド」!

猫岩側の景色も最高だが

登りたくなってきただろ?

桃岩側のワイルドな地形も堪らない!

なんて素晴らしい日だ!

 

「次は桃岩の裏側、ホントの桃尻を観に行きましょう!」

とK野師匠が指差した先

んんんん、、、、えっ!?

釘の香りが漂う

「ココが今日一番の登りですね、行きますか」

K野師匠が嬉しそうに走り出した

ふふふ、やはりやまたけのライドには釘の味が付き物なのだな

 

to be continued

北へ向かえ! Day1 第三章

稚内市まで走りますか?」

猿払村での休憩の際にK野師匠から聞かれていた

もちろん、その気である

いや、その時は、そう思っていた

しかし、しかしだ

宗谷岬にいざ到着してしまうと

完全に「達成感」が勝ってしまい、もう「走ろう」という気が起きなかった

なんせここから稚内市街地まで30kmある

この達成感、満足感を味わった余韻だけでは

もう1時間は走れない、そういった気持ちが起きない

本日はココまで!

と、いう訳でK野師匠のクルマに積み込みである

だが、せっかく宗谷岬まで来たのだから観ておきたい所が

そう、白い道である

www.city.wakkanai.hokkaido.jp

バイクをバラす前にサクッと行っちゃう?なノリもあったのだが

そちらへ向かうであろうクルマが駆け上がっていく坂道を見て

「クルマで行きましょう」と相成った

この選択は今考えても大正解であった

素晴らしい景色、利尻富士が綺麗である

まさに丘陵地といったダイナミックなアップダウンを抜けて広がる大パノラマ

右も左も鹿ざんまい

高い木が無く、見通しが効く場所では無数の鹿が見られた

本当になまらいた

そして到着した白い道

ココは夢の世界か?

青空と白い道のコントラストも美しいのだろうが

赤く染まった空と、その色を照り返す道の何と美しい事よ

絶景の無駄遣い

心が洗われるという表現がピッタリである

宗谷岬MTBだけではなく、女性や初心者用にe-MTB貸出して

ちゃんとガイド付けて、3時間とかのツアーやれば

なかなか良い集客できそうだなぁ、とPota Coroおかんと盛り上がる

気に入ったらそのまま地方発送で販売しても良いカモね

などと綺麗な景色を前に金稼ぎの話に盛り上がる

K野師匠とやまたけ

夕暮れ時、かなりオススメである

さ、ホテルに向かおうぜ!

と走っていると、これまた夕日がヤバい

絶景の無駄遣い

今日という日も本当に楽しかったなぁ

そこいらに転がっている鹿のう〇ちをかわしながら防波堤へ

頭の中で流れる音楽は正にコレ

www.youtube.com

世代がバレるとか言うが、知ってる貴方も同世代

時間の流れというモノをありとあらゆる感覚で感じる瞬間である

稚内のマジックアワーは宇宙を感じる

本気と書いて「マジ」と読む

それと同じように、宇宙と書いて「そら」と読む人の気持ちが

今、この瞬間、本当に良く判る

宇宙空間から見上げた地球のようにも見える

なんせエモい、北海道の景色だからエゾい

つまりはそういう事だ

 

ホテルに到着

ココをキャンプ地とする!

www.hotespa.net

どうみん割で宿泊の為、ワクチン接種証明書を提出

douminwari.jp

宿泊料も割引となるうえ、2,000円分のクーポン券がもらえる

ひとっ風呂浴びて晩飯へ!

 

ここで問題発生である

クーポン券使えるお店がめっちゃ少ない

くわえて使えるお店が休み

もしくは営業時間短縮で閉店

ってのが乱発していた

ホテルの周辺はまさに「夕食難民」が溢れており、悲惨な光景であった

色々と無駄な考察をしたのだが

やはりクーポン利用を可能にすると売上金額が筒抜けとなってしまうため

「節税」している現金のみ店舗には都合が悪いのかもね

という結論に至った、知らんけど

 

やむなくクーポンは使えないが営業している居酒屋に入店

「地元の人しか来ない」的な感じで

お世辞にもウェルカムムードは皆無であったが

んな事ぁ関係ない

とりあえずチンカチンカのルービー

こいつが無きゃ始まらない

素晴らしい、チンカチンカ

メニュー表はほぼその機能を失いかけていた

ご飯ものは無い、ラーメンサラダも無い、お刺身もほとんど無い

でも良いの、ビールがあるから

幸せそうな笑顔

お通しにかなりボリュームがあって助かった

 

晩飯を食いながら話題は明日の予定に

K師「帰りは終始向かい風になりますね」

ポタ「天気は良さそぉ~!」

K師「もう少し前から計画しておけば、離島ツアーってのもあるんですが」

ポタ「何ソレ!?行きたい!行こう!行こう!」

K師「いや、だから時間がタイトであんまり走れないかも」

ポタ「こんなチャンスめったに無いんだから!ね?」

ワイ「離島も面白そうっちゃあ、面白そうですね」

K師「朝一のフェリーに乗れば4~5時間は走れるかと」

ポタ「おぉぉぉぉぉぉぉぉwwww」

 

何やら話がまとまったのか、まとまっていないのか判らない

まぁ、どちらでもネタにはなるだろう

走らないという選択肢は無い

という事だ、安心した

 

やまたけ的に勝手に描いていたプランは

稚内発~オロロンラインを南下~羽幌(はぼろ)辺りで海鮮丼ランチ

で、そのタイミングで何処まで行けそうか判断

行けるならそのまま旭川

ってな算段ではあった

 

ホテルに戻って「夜鳴きそば」なるサービスのラーメンを頂く

ま、コレ込みでの晩飯って事でお腹は満足

少々吞み足りない感はあったので追加インジェクターを購入

 

復路で帰るにせよ、離島に渡るにせよ

ジャージは一着しか持って来ていない

どのみち洗濯しておかなければならんな

ホテルに戻ってジャージの洗濯しながら呑む

洗濯も終わり部屋に戻った頃には

気持ち良さそうな寝息を立てて眠っているK野師匠の姿があった

 

ん、結局どうなった?

 

明日はどっちだ?

北へ向かえ! Day1 第二章

2022/08/09 12:48

中頓別(なかとんべつ)町到着

中頓別町カントリーサインは砂金取り!

脚の具合はすっかり好調、水かけ作戦は大成功である

道の駅ピンネシリで休憩である

hokkaido-michinoeki.jp

Pota Coroおかんは壊れたレコードのように

「ソフトクリーム!ソフトクリーム!ソフトクリーム!」と連呼している

あまり心配はしていないやまたけ、ずっとこんな感じだから

それにしても無かったらタヒんじゃうんぢゃないか?と思うほどの期待感

良かった、あったよ

それにしても固いなぁ

クソ暑い昼下がり、こんな田舎の道の駅に突然

派手なピタピタの服着た汗だくのオッサンとおかんが

ヘラヘラ笑いながらカンカンコツコツと変な足音たてながら来店するという

恐怖しか感じないシチュエーション

 

ソフトクリームを注文したPota Coroおかんに

店員さんが汗スッキリシート的な物をくれた

コレじゃないケド、こんなヤーツ

「ここのお姉さん、超優しい!汗拭きシートくれたよぉ~!wwww」

と、超ゴキゲンのPota Coroおかんに

K野師匠がボソり

「汗臭そうだから、キレイにしてから座って欲しかったんでしょ?」

腹筋切れるって!師匠ぉぉぉぉっ!!

ちょっと、神かょ!?

何という事でしょう!!

道の駅内のテーブル席に鎮座する

瓶コーラ自販機!

ジンジャーエールもある!

ソフトクリーム&コーラ、Pota Coroおかんは胃腸も丈夫

涼しい店内でゆっくり補給できるのは本当に助かる

次のエイドは浜頓別のセイコーマート

およそ20km先、ちょっと近いには近いが

その後は猿払村まで何もない、そう、何も無いのだ

と、走っていると

何だありゃ!?

突然見えてきたSL機関車、ゴーカートやジェット機なんてのもあるぞ

r.goope.jp

こりゃちょっと寄ってみよう!

お約束

K野師匠、こんな茶番に付き合わせてしまって申し訳ない

ほんと、さーせん

K野師匠は知らない人のテイで遠巻きに撮影している

20~30km/hでMT車を運転し続けるってかなり大変なハズ、K野師匠

ほんと、さーせん

今、書きながら調べていたらこの寿公園

SLはもちろんだが、置いてあるジェット機も本物

マニアには堪らない公園らしい

塩分補給はとん汁で、超旨ぇぇぇぇっ!

暑い日なので冷たいモノばかりに目がいってしまうが

流れ出した塩分の補給で味噌汁系は非常に有効だとやまたけは思っている
なんせ「優しい」愛しか感じない、日本人で良かったとさえ感じる

「この先に、寄っておきたい所があるんです」とK野師匠

一体ドコに寄るというのだろう?

何やら賑やかな看板が

うぉぉぉぉっ!!宗谷岬まで残り60km!
めちゃめちゃテンションもアガってきた!疲れもフッ飛ぶぜ!

K野師匠のサポートカーがスッと前に出る

曲がる場所を知らせる為である

何やら右に曲がるらしい

「エサヌカ線です、楽しんでください」とK野師匠

ほぉ、何だかしらんが行ってみっぺ!

 

何やら牛さん達がいっぱい

牛乳のパッケージのヤーツ

「北海道なんちゃら牛乳」ってネーミングの牛乳の

紙パックのおよそ80%にプリントされている光景が

確かにソコにはあったのだ

sarufutsu.jp

更に進む事数分・・・

と、開けた景色が!

なんこれ?マジかっ!!!

地平線に伸びる一本道!!

なんだ!?この景色は?日本か?

こんな景色、どっかで見たような気が・・・

まあるいPota Coroおかんの背中を見て考えていたその瞬間!

「あ!アレだよ、アレ!!!」

眼科で見る景色

ezotional.com

以前、網膜の手術をした際に何度も観た景色である

遥かなる地平線、丸い気球(おかん)完全に一致である

youtu.be

刮目せよっ!この雄大さ!

youtu.be

これを壮大と言わずになんと表現しよう

大抵の抱えている悩みなど、この景色を観たら吹っ飛ぶ

酔っ払いサイクリスト

神々しいポージングで撮って欲しかったのだが
横風パない

千鳥足のフラフラ状態となってしまった、残念

これが私のアナダースカイ

本当に何もない

空がなまら広い

電柱、電線はおろか、街頭も皆無

この道で星空を観たら、上半分宇宙だぜ

すんげぇ真っ暗だろうけど、一回観てみたいものだ

お約束

そう、何もないのだ

 

最初の5~10分は「スゲいっ!」「こんな景色観たこと無い!」「素ん晴らしい!」

と感動の言葉しか出てこないのだが

この道路、何度かT字路で曲がるのだが

なんと全長16km

Ave30㎞/hで走っても30分

ずぅ~~~~~っとこの景色なのだ

 

いや、確かに凄い!間違いない!感動する!もっかい行きたい!

家族にも観せたい!全地球に発信したい!エサヌカ線の真ん中で愛を叫びたい!

それは間違いない事実である

 

しかし、しかしだ、さすがに飽きる

 

途中からこんな気持ちになる

「終わるのか?この道」「無限ループしてね?」

「異界に転生するとかするんぢゃね?」「時間、止まってないか?」

 

本当に座禅のような「自分との対話」を散々楽しんだ後にエサヌカ線は終了

日本最北の村、猿払(さるふつ)村

ココは道の駅さるふつ公園

hokkaido-michinoeki.jp

宿泊施設やお風呂はもちろん、キャンプ場も併設してあり、ロケーションも最高である

ココにベースを置いて、先ほどのエサヌカ線や宗谷岬アタックってのも

最高な楽しみ方かもしれない

ココで名寄で買った大福が解凍も済み超食べ頃となっていた

このタイミングで炭水化物&糖質は実に嬉しい

いよいよ最終局面

次は宗谷岬!ここから約30kmである

来たぜ!稚内

16:57、稚内市到着

日の入りには間に合いそうだ

しかし最後の最後でかなりのアップダウンがw

脳内はドーパミン全開、もう止まる理由など存在しない

登り切った先に見える海!!

なんともニクい演出である

頑張って登り、視界が開けた瞬間に海ぃ~~っ!なんて

萌えしか感じない

 

しかも超好天で樺太島が見える

 

ソコに見える島は確かにロシア領である

しかしその島の手前には「国境」などという境界線は全く見えない

見えない境界線の為に大勢の犠牲を出しながら争いを続ける事の愚かさよ

みんなさ、一回やまたけとサイクリング行こうぜ!

んで十勝岳に登ったり、エサヌカ線を全開で走ったり

みんなでゼェゼェハァハァしたらさ

「なんかさ、領土とかもぅどぉでも良くね?」

って気持ちにもなろうってもんだ

暇だから戦争なんてするんだよ

いろんな所を走り回って、観たこと無いスゲェ景色観てたら

「もう、家すら要らないかも知れない」ってなるよね

知らんけど

 

そして遂に!

youtube.com

18:00

日本最北端、宗谷岬に到着!

遂に到着!宗谷岬!!

感無量!一時はどうなる事かと思ったが

本当に「一緒に旅する仲間」から沢山のパワーを頂いた

一人では辿り着けなかった景色が確かにある

明日は復路!?

とりあえず宿に向かおう!

Ave.29.7km/hで平均パワー112Wとか

色々おかしいログとなりました

パワー!

ハッ!(笑顔)

to be continued

北へ向かえ! Day 1 第一章

名寄(なよろ)市から美深(びふか)町まではおよそ80km

路面はもう完全にドライとなり、フォローの風は吹き続けている

何故か判らんがパワメも復活、本当に良かった

問題はその数値である、200Wを軽く越えているのだ

ZAZY

自転車乗りがパワメ、つまりパワーメーターという機材に手を出してしまうと
自分の戦闘力というモノが数値として認識できるようになる

私はどちらかというとZWIFTを深く楽しむ為に導入した

やまたけ的にはこういった片足タイプで充分

 

パワメを導入して一番最初に行うのは

FTP計測である

これは超簡単にいうと「1時間全力で絞り出せる出力」である

この数値、W(ワット)で表現されるが

脳味噌の奥まで自転車に侵されてしまったしまったサイクリストは

この数値を体重で割った数値で表現し、「4倍」などと言う

3倍でも最初は大変だったんだよな

ちなみにプロ選手で6~6.5倍、化け物なのは間違いない

さて、やまたけのFTP

この頃の悟空をちょっと越えた位

そしてこの1時間全力値を中心にパワーカーブというものが
ライドのデータが溜まると形成されてくる

出力と時間のグラフである

ちゃんとトレーニングすると形が変わってくるらしい

これを見ると

「やまたけは600Wをギリ30秒間出せる」という事が判る

200W、、、、え、2時間?!

もうね、アホかと

 

しかし現状では大きな問題は表面化していない、心拍も160前後でキープできている

まぁ、2時間全開とかなんてまず無いシチュエーションだもんな

しかし先は長い、200Wを極力越えないようにペーシングしよう

そうしよう

美深町到着!!

セイコーマートで3回目の休憩
いつの間にか晴天と言って良い位の青空となっている

風は相変わらず湿った南風

突然出てくるスイカ

Pota Coroおかんが駐車場でスイカを切っているという

何ともシュールな絵面

「スイカにはやっぱり塩でしょ!塩ぉぉぉ~~っ!!wwwww」

K野師匠にパシらせたアジシオをガンガンかけまくっているPota Coroおかん

うま味成分であるグルタミン酸ナトリウムも入っている

 

やまたけは正直、スイカはそのまま食べたい派

せっかく買ってきてもらったK野師匠には悪いが、今回は塩せずに食べた

 

次のエイドは音威子府(おといねっぷ)村、ここから30km程度である

現在の時刻は10時、早めの昼食になりそうである

恩根内(おんねない)という地区を抜けて緩やかな登りに入る

峠という程、長くもなさそうである

サクッと越えてしまいましょ~っ!

・・・・ん、え、あ、、この感じ

この雰囲気、ヤバいっ!5月にもコレ、経験してる!

ezotional.com

右太腿に急激な違和感、間違いない攣る!

すかさず左のクリートを外して脚を付く

最初は軽い痛みですぐに引いた

リスタートしたがすぐにまた痛みが走る

マズいぞ、コレは非常にマズい

 

音威子府村まで残り10km弱、この登りさえ越えればすぐである

しかし痛みが引かない

無理にでも進めないか?と走り出そうとすると完全にキマった!

もうこうなるとクリートも外せない

苦悶の表情

「ありゃりゃりゃりゃ~!脚攣っちゃったの?wwwww」

ゲラゲラ笑いながらPota Coroおかんが戻ってきた

写真を撮りながら「痛いよねぇ~、生きてるって感じするよねぇ~www」

 

K野師匠がクルマから降りてきて心配そうに見ている

「一旦、クルマに乗りますか?」

 

やまたけは心底思っていた

「絶対に完走する!一時的にでも回収はされんぞぉっ!!」

Pota Coroおかんが梅干しシートを大量にくれたがさほど酸っぱく感じない

少し休んでボトルを飲み干しリスタート

今回は2ボトルで臨んでおり、もう片方はただの水

思いっきり水をかけて脚を冷やしてみる事にした

走行風で適度にひんやり冷やされて気持ちが良い

いつのまにか攣る前兆のような感覚が薄れていった

おぉっ!?コレは効いてるぞ!イケる!

まだ半分来たか来てないか位、ココで回収とか

マジで無い

とりあえずメシ食って休もう

ビタミン、クエン酸、塩分、目玉

まだ脚攣りで良かったのかも知れない

完全なガス欠で補給もままならない状況になってしまってはおしまいである

 

カップラーメン、味しない・・・出汁の風味しか感じない

Pota Coroおかんに伝えると、食い気味に

「疲れた時は塩だよぉっ!し・お・っ!wwwww」

K野師匠をパシらせたアジシオをやまたけに差し出した

ふぅん、そんなモンかね

確かに経口補水液にはかなり量の塩が入っていると聞いている

飲む人のカラダの状態で味の感じ方が変わるとも聞く

追いソルト

試しに二振り程、、、、何も変わらない

えぇいっ!面倒だ!とかなりの量を投入

どの位?と聞かれたら

「みんなが思ってる倍」

塩もみんなが思う倍

塩味を感じる、旨い!

「肉体労働者向けの濃いめの味付け」などと表現される事が多いが

コレは本当だ、間違いない

思ってる倍、塩を摂取しよう

血圧とか今は気にしてはいけない

 

もちろん完汁、気付けば精神的にも余裕が出来てきている

一時はどうなる事かと思ったが、K野師匠がバックにいる安心感

そしてどんなトラブルもゲラゲラ笑いながら受け入れる

究極の陽キャ、Pota Coroおかんについついつられて笑ってしまう

大雨で冠水、通行止め

音威子府村から中川町に向かう道路が昨夜の雨で冠水

通行止めとなっている

国道275号線へ進路を変更して中頓別(なかとんべつ)町へ向かう

K野師匠、このルート変更で何やらソワソワしている

「こっち行くなら通ってみたい所があるんです」

おぉっ!?何々??K野師匠も初めて行く場所らしい

そんなん、行くしかない!

台風一過か?超絶晴天!

脚も調子良い!このまま走るぜ!

to be continued

北へ向かえ! Day1序章

2022/07/29

K野師匠からのメール

「8/9空いてますか?」

稚内(わっかない)サポートカー付きロングライドやろうと思います」

 

火曜日をチョイスしてくれたK野師匠!

しかもなんと

盆休み初日、次の日休みぢゃ!

まさか!復路もありかょ!?ヤヴァい、テンションアガってきた!

帰宅後に奥様に確認

ワイ「盆休み初日、泊りで出かけても良い?」

奥様「子供達も部活だし、私も仕事だから好きにして良いよ♪」

  「ところで、何処行くの?」

ワイ稚内、今回は往復」

奥様「・・・・・・はぁ、自転車で?」

ワイ「んだ(ドヤ顔)」

奥様「・・・・・・気を付けて、ね」

ワイ「ハッ!」

笑顔

参加ケテイである

すぐにK野師匠にメール送信!

今回のルートは海岸線ではなく国道40号線を北上するルート

内陸をひたすら北上、地味な下り基調

かなりテンションアゲアゲなやまたけであったが、心配な事があった

天気である

どのアプリをみても(4つ入っている)雨予報なのだ

毎日チェックしていたがそれは変わらなかった、そう前日まで

8月8日にチェックをすると雨予報が無くなっているではないか!?

8日の夜から朝3時頃にかけては降るが、次の日からは雨マークが消えたのだ

「自転車の神様が乗れと仰っている」

やまたけにはそうとしか思えなかった

しかし前日の雨が、相当ヤバい降りであった

「マジか、パねぇじゃんか・・・」

しかし準備はしておこう

だって、明日には止んでいるのだから(熱望)

朝6時、道の駅あさひかわ出発予定は変更なし

本当に止むのか?この雨・・・・

マジだ、止んだよ、雨!

今回の旅のメンバー

爆走おかんPota Coroさん、人を見かけで判断してはいけない

このおかん、なまら走る、これ本当

本当はもう一人、T橋さんも来る予定ではあったのだが

ezotional.com

直前に体調を崩してしまいDNS

T橋さんの無念は俺たちが晴らしてやるぜ!と意気込む二人

あれ?A原さん、お見送りに来るって言ってたケド・・・

ま、昨日の雨だし、中止カモってなったんでないカナ?

後に判るが、単なる寝坊だったとの事

昨今のコロナ感染拡大で「自宅療養支援キット」を届けるお仕事のA原さん

ezotional.com

きっと激務となっているんだろうな

やまたけがこんなチャレンジを出来るのも

社会インフラを支えてくださっている方々のお陰なのである

「仕事じゃないんだ、真剣にやれ」

ってタモさんも言ってたし

全力で遊んでみせるぜ(何か違う感

 

6時、お気持ちだけは受け取っていざスタートである

K野師匠はサポートカーを運転、やまたけ達の後方に付いて走ってもらうスタイル

本当に心強いし、スレスレをブッ飛ばして追い抜いていく車両もほぼ皆無

安全面からも非常に助かる

他の車両からは邪魔なのは判る

ホントさーせん

一応謝っておくが、反省は全くしておりません

雨は上がったが路面はウェット、しかも超蒸し暑い!

旭川市内は信号地獄、なかなか進まない

コレが嫌いでやまたけはすぐにスムーズに走れる美瑛・上富良野方面が好み

しかし今日はスケールが違う

これから最北の地、宗谷岬に向かうのだ

テンションMAX、停車の度に曇るアイウェアは一旦外す

しかしこのPota Coroというオカン、本当に良く走る

ずっと林家パ〇子よろしくキャーキャー笑いながら走る

ずっと喋ってる、ずっと笑ってる、ずっと走ってる

なんとも賑やかな旅になりそうだぜ

 

何故かパワーメーターを拾わない、電池は交換済だし

先日のチェックではちゃんと表示されてたのに・・・

ま、問題ナイナイ!

 

旭川市街地を抜け、第一エイドの和寒(わっさむ)町へ向かう

比布(ぴっぷ)町を抜けた辺りから路面はほぼドライ

しかもこの蒸し暑さを運んでくる強い南風、完全なるフォロー!!

気持ちが良いし気持ちも昂っている

35km/h以上で巡行できる、コイツはかなり早めに到着しちゃうんじゃないの?

パワメはまだ拾えていない、心拍数だけでペーシングする

蝦夷の民には簡単な問題だが、「わっさむ」と読む

塩狩峠を越えて和寒町のローソンで休憩

ここで朝飯を食う

モーニングコーヒー

おにぎりとコーヒーとバナナ

普段の朝食には絶対同居しない組み合わせである

私のコンビニ補給はあまり栄養価とかに拘らない

「食いたい」とその時に思うモノを食うスタイルである

 

Pota Coroさんから唐突な質問が

ポタ「やまたけさんって、走ってる時に何考えてるんですか?」

ワイ「ほとんど無心、時折スケベな事考えてます」

ポタ「ギャハハハハハっ!(林家〇ー子風)」

こんなにウケるとは思わなかった

 

次のエイドは名寄(なよろ)市辺りカナ?40km程度

昨今はコンビニがちゃんと各市町村にあって本当に助かる

加えて道の駅、良い時代だ

ジンギスカン、食べたいなぁ!士別(しべつ)市

ペースは依然フォローの風に助けられながら35km/hオーバー

脚も回る回る!調子えぇよぉ~~っ!!

さっきのエイドでパワメチェックしておけば良かったと少し後悔

ま、調子良いから大丈夫!進め進めぇ~~!

道の駅なよろにて2度目の休憩

画像加工で卑猥なやまたけの口を塗りつぶした訳ではない
ボトルのキャップを咥えているだけである

昔のエロ本には「全て見えないが故のロマン」

というモノが男子諸君、皆の心に確かに存在していたのだが

今の子供達には理解できないんだろうなぁ

ホント下世話な話で「ホントさーせん」

Pota Coroさん、こんな事考えながら走ってるやまたけです

 

時間はまだ9時前、売店はまだオープンしていない 

K野師匠が自販機で大福詰め合わせを買ってくれたが

カッチカチの冷凍大福であったのは小ネタとして放り込んでおこう

車内で自然解凍待ちとなった

 

Pota Coroさんがくれたチョコレートのお菓子で軽い補給

バイパスを抜けて次の休憩は美深(びふか)町、ほぼ80km

しかしこのフォローの風に助けられながら走れば3時間まではかからない

昼飯は音威子府(おといねっぷ)村で蕎麦かな?

呑気な事を考えながら走っているとパワメが復活!

え?200W以上で踏んでる・・・

ま、心拍もMAX160bpm前後でペーシングしているし

脚の具合も心配無さそう、なんせ調子良い!

脳内ドーパミンは思考回路を確実に鈍らせていた

to be continued

気付くべき事、学ぶべき事

つい先日に一通のメールが来ていた

差出人は「和処つたもり」の板さん、ON田クン

tsutamori.net

やる気スイッチと坂道加速装置は常にONである

今度の火曜日、一緒に走ろうぜな内容

そんなん走るに決まっている

 

前日のカミヒル後にAIちゃんとYamaichiマスターS藤氏で談笑していた際

外のバイクラックにかかっていた私のバイクを通りすがりに見つけて

「カチョー、居ますか?」と来店した弊社フレッシャーのS木君

明日の予定を確認すると空いているとの事でS木君も参戦である

 

東神楽町のサイクリングロードにある水門で待ち合わせ

元気注入

ひじり野にあるローソンにてカフェイン注入

活きの良い二人の若者とのライドである

つまり「狩られる側の人間」である

身の危険しか感じない

ナイス天気!それにしても暑い!

東神楽森林公園に向けて出発

今日は暑い、纏わりつくような熱気が襲ってくる

イケメンヤング

「最近全然乗ってないから脚が重たいです!」とS木君

とかなんとか言っちゃって、チギるんでしょ、そうなんでしょ?

東神楽森林公園を抜けて美瑛に向かうルートである

ezotional.com

走り出して1時間程度だったのだが、もうすでにボトルは空っぽになっていた

朗根内の自販機で一度ボトル補給、本当に暑い

S木君、本当に脚が重そうである

仕事にもまだまだ慣れずに心身にも影響が出ているのだろう

強烈なチギりあいにはならなさそうで安心していた

 

一方のON田クンは坂が来る度にニヤニヤしながら軽く腰を上げて進んでゆく

残念ながら付けるクスリが無い

酸素の薄い方、気圧の低い方へ無意識に向かって行ってしまう

重度の酸素欠乏症末期状態である

 

美瑛市内のセブンイレブンにて2度目の休憩

日陰も少なくモロに日差しを浴びてS木君の顔も真っ赤だ

The EZOtional とはまさにこの事

この牧草ロールを見るといつも食べたくなるお菓子がある

www.glico.com

ああ、食べたい

 

青い池にて今一度休憩

アイス食おうぜ!

見た目涼し気だが、ブルーのゼリーは正直・・・ね

フロートにしておけば良かったと激しく後悔

この気温では気休め程度の清涼感であった

さ、ボトルも補給してランチに向かおう!

アイス食って復活!S木君

日新ダムを抜けて上富良野

みんな大好き「沼崎道路」で食前の腹ごなし

やまたけはえずいている、頑張りすぎると食欲減退である

いつものください!

そろそろ台湾の言葉が話せるようになってくるのでは?と思う

しかし良く考えたら、幼い頃から無数に食ってるカレーという存在

インドの言葉はからっきしである

毎日コメ食ってんのに母国語も怪しい始末

つまりはそういう事だ

 

終始不調気味だったS木君

Yamaichiからの帰路では登りはもちろんだが、平坦でも遅れ出すS木君

相当調子悪そうだね、とON田クンと話をしていたが

ライド終了後に連絡が

「あまりにも体調悪かったので受診したら熱中症でした」

マヂか、結構ヤバかったんだなと反省

 

美瑛のセブンイレブンでの真っ赤な顔も日焼けだけでは無かったのか?

元々自転車競技部という事もあり、暑い日のライドは何度も経験しているだろう

ライド中の体調マネジメントに関して全くノーマークであった

ましてや年上のON田クン、更に職場の上司とのライドである

「大丈夫じゃない」と言える環境では無かったかと深く反省

色々考える所があるライドとなった

 

ライドイベントでサポートライダーとして走っている時に

こういった状況でどう判断するべきなのだろう?

何日も前から楽しみにしていたライドイベントである

本人は「大丈夫」と言っていても、実際はそうでは無い事は多いかもしれない

下りで意識朦朧となれば落車の危険も大いにあるだろう

 

メカトラ対応や道案内だけではなく、こういった事も勉強しておいて損は無かろう

その辺、詳しい方がいらっしゃれば今後の為に是非ご教授願いたい

そう思って酒を呑むやまたけであった