Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

油圧ディスクと専用工具と私

2024/11/23

やまたけにはずっと「やらねばなぁ」と思っている事があった

それまで苦手意識と専用工具の無い事を言い訳に逃げていた

それは今から5年前

ezotional.com

やまたけ家にやって来たCUJOちゃん

そして、ファット先生のK林氏の甘い誘いでお迎えした

ブラック&ゴールドというお仏壇カラーのKHSちゃん

ezotional.com

 

この2台の油圧ブレーキに関しての作業である

別にちゃんと効いてはいるし、エア噛みもなさそうなのだが

もう購入から数年、しかも中古での購入である

「ブレーキオイル、取替してぇぇぇっ!」

ずっと思っていたのだが前述の理由から機会を逃しまくっていたのだ

 

駄菓子菓子、遂にやまたけは動いた

 

それもコレも、ある一つの工具をInstagramで見かけてしまったからである

www.youtube.com

このブログを読んでいる人のほとんどは自転車に興味関心がある方々であると思われるで、細々した説明は省くが

要はピストンをまっすぐキャリパーに押し戻す為「だけ」の工具である

sumart.bz

やまたけにブッ刺さってしまったのは、そのシンプルさが放つ機能美である

 

この手の工具のほとんどがこんな形

これで全く問題は無いのだろう

要は厚めの固い板状のパーツをねじ込み、グイっと押し込むというモノだ

「いや、こっちの方がシンプルやん?」

そういう声が聴こえてしまったが、ガン無視する

 

ピストンを戻すという行為に拘りなんぞ「普通は」要らないのだが

その所作に「まっすぐ戻す」という「美学」が欲しいのだ

斜めになってしまってはならんのだ

この感覚はある意味での信仰やフェチに極めて近い

www.youtube.com

改めて観てみよう

ダイヤルをネジネジすると、マグネットで保持されているコマが左右に広がってピストンを押し戻す方向に動く

たったこれだけの事

だが、コレが良い、潔い、シンプル伊豆ベストである

 

しかしこの工具、Amazonでも売ってないし

メーカーHPでネット販売ページも見当たらない

どうやって買えば良いんだ?全く判らない

 

Instagramの紹介ページにも

「で、どう注文すんねん?」

といった外国人ニキたちのコメントが目立つ

謎すぎて夜しか眠れない日々が始まった

 

そこで意を決して翻訳アプリを駆使してコメントをしてみた

「コレ、えぇやん。なまら欲しいんだけど」

 

待つ事数十分…

f:id:Ezoist:20241127205624p:image

「お前、PayPal使ってんの?」から始まった「中の人」との英語でのやりとり

まず日本国内でPayPalなんぞ使わないし、当然アプリも使っていなかったが、ココが正念場なのだろうとインストールして…と

そして一番の心の障壁

「初めて使う洋モノアプリで

USドルによるクレカ先払い」

ほ・・・ほぉ、そう、だよねぇ・・・・

本当に大丈夫?ちゃんと来る確約はあるのか?

そもそも日本人購入者のレビューが皆無に等しい

 

作麼生、切羽!!

 

これは行くしかねぇ!進むしかねぇんだよ!

 

正体の知れないガイジンさん(今となって超失礼w)と慣れない英語でやりとりし

初めて使う海外アプリを使ってカードを切り

支払いページのコメントに名前と住所、電話番号という個人情報を書き入れる

 

ものすんごい背徳感に脂汗がとまらない

やまたけはそもそも小心者なのだ、石橋は叩いて割るタイプ

46歳の大冒険である

 

そして待つ事数日

その間も「入金確認したでぇ」とか

「今日送ったでぇ」と英文メールが来て

その度に安心感を感じてはいたのだが・・・

ホントに届いた!

来た来た!何コレ!素敵やん!

うぅ~ん、シュっとしててカッコ良い!!

素材はアルミ、質感も良い感じ

すぐバラすクセ

構造は至ってシンプル、動画で確認していた通りである

マグネットは思いのほか強力で引き合う力が強くちょっとやそっとではバラけない

 

早速KHSちゃん(ファットバイク)のタイヤとブレーキパッドを外して

挿入!

合体!

おぉぉぉ、、、ふつくしい

ダイヤルをクルクル回すとピストンは実に小気味よく

キャリパー内に吸い込まれるように押し戻されていく

コレは、非常に気持ちが良い

・・・・・以上。

この後には何も無い

そう、この「一瞬の輝き」の為だけの工具

それが「専用工具」の世界である

なんとも儚くも愛おしい限りではないか

 

そして無事にブリーディング(ブレーキフルードの交換作業)は終了

いや、ソコをちゃんと書かんかい!の声は無視

コレくっつけて、シリンジでブァ~つってね(雑

以上!って次はCUJOちゃんの番だぜ!

キャリパーにホースを‥‥ん?

ブリードホースどこに付けるんだ?スマホでポチポチ・・・

え、全然構造違うやん・・・

ってかテクトロってシマノのブランド名ぢゃなくてメーカー名だったんだ

↑アホ

 

プロはいったいどうやってるんだろう?

何か良い工具とかやり方知ってるカモ!

おしえて!はっとり先生!

hattori-sports.cc

かくかくしかじか・・・

「あぁ、テクトロは別ですねぇ、このセットは使い勝手良いですよ!」と

教えてもらったのがコチラ!

おぉぉぉぉっ!充実のセットで全メーカー対応だぜ!

って値段ょwwwww

財布にパニックブレーキでフルロック!

年に一度か二度程度の作業にこの価格はかなり…

とりあえず一旦、コイツを買ってみるか

メーカー純正品だし・・・ね

ま、近いうちやってみっぺ

 

と、なんとも雑な作業報告とはなってしまったのだが

今回の主役は紛れもなく「SUMART TOOL  UBB-20」である

専用工具萌えな人、ブレーキ周りには神経質な人(言い方)には激しくオススメである

え?ちゃんとした通販サイトからぢゃないと怖くて買えない?

 

最後まで読み進めてくれたそんな貴方に朗報である

そんな事もあろうかと!

全7色のラインナップだが、その中で今回私物として購入したレッドの他に

「ブラック、ブルー、パープル」を同時に購入しておいた

希望があればやまたけまでメッセージを送って欲しい

 

価格はUSドルで$45.99なので今日現在の為替(¥151.49/$)だと約¥7,000だが

まとめて買って少しだけ安く済んだので、税込み¥6,600でお分けしようと思う

やまたけと同じレッドや他の色が良い!って方も、もしいればご一報頂きたい

 

皆でコイツでピストン戻しまくろうぜ!(謎)

 

プロのおすすめサドルを試す!

2024/11/20

やまたけには気になるパーツがあった

Infinitoちゃんのポジション出しをどうしようか?とぼんやり考えていた時に

フィッティング系の動画を観漁っていた時に出会った

youtu.be

ほぉ、コスパ重視とな、そういうの、好きだぜ

と、この辻善光さんの他の方達のフィッティング動画も数本観ていたのだが

どの方にも評判が良いのが「サドル」であったのだ

 

正直、今までCAAD12で使っていたサドルはもう寿命だ

レール部の塗装が剥げたりしてるし

サドル先端の刻印も擦れて消えてるw

今まで使っていたのは超マイナーだがMORGAWというブランド

e-ftb.co.jp

価格もアルミレールで1万円くらいで、シンプルだし結構気に入って使っていた

 

このサドルに変えたのも完成車についていたサドルが見るに堪えない状態になってしまったから

今も大切に飾ってあるのぜ

さすがに酷ぇw

ここまで見てお気付きの方もいるかもしれないが

やまたけ、お尻周りは結構「なんでも良い派」で実に安上がり

中には痛みだけに留まらず、股ズレからの出血なんて人もいるらしいローディのお尻事情

まぁしかし、カッコだけ良くて自分に合わない下手なサドルで調子が悪くなるのもまっぴらゴメンだ

そこで見つけたこのサドル

価格も1万5千円程度とまぁまぁな所、2万円以内なら安い部類に入るであろう

プロが薦めている点、そしてフィッティングを受けている人に漏れなく高評価な点

やまたけのセンシティブさが皆無のお尻事情

 

「このサドルなら間違いはなかろう」と判断、購入に至ったのである

実は10月頭の発注時点でこのサドルは品切れしており1ヵ月程の入荷待ちであった

 

そして届いたのが11月19日

デデン

センターに穴が開いているタイプは初めてだ

左先端部に梱包の痕が付いているが使っていればすぐに消えるだろう

ちっちゃいことは気にするな!ワカチコワカチコ!

 

ではさっそくこのサドルを観察してみよう

まずはサイズ感

左はSanmarco Aspide (GTO氏からの頂きモノ)

いわゆるショートノーズタイプというのだろうか、全長は一般的なロードバイクのサドルと比較すると3cmほど短く、全体的に幅が広く作られているのがわかる

先端までしっかりクッション入ってる

サドル自体のシェイプの問題だけでもなさそうなのがこのクッション

先端部でもこのように柔らかくなっている

善光氏のフィッティング動画の中でもあったが「先端までしっかり使える」というのはこういう作りがあっての事なのだろう

申し訳程度のクッション性しかないサドルだと確実に「刺さる」

裏側

マンガネーゼなる高貴な名の素材、シロガネーゼ、ハコネーゼ

まぁ、マンガン添付のクロモリ。つまり鉄レールだ(安直

カーボンレールのように扱いがデリケート過ぎず、ガッシガシポジション変更する前提で使う人にはありがたいのではないだろうか?

なんかクッション性ある感じの青いヤーツ

先端側のレールはリジッドではなく固めのゴムのような素材が挟み込んである

カーボンレールモデルの「しなり」的な動きをさせようとしているのか?

目的はわからんし、無いモノと比較もできないので「へぇ~」くらいで納得するしかない

 

さ、皆さまお待ちかねの「重量計測」

パッケージでは265g

ローディにはメーカー表記を信じない人が多いように感じる

↑敵が増えそうな言い方

んで、ホイっ!

あら?36gも軽いぢゃんw

「当たり個体」なのか、メーカー表記がポンコツなのか、TANITAの補正なのか

とにかく公称よりも軽いという嬉しい誤算であった

まぁ、鉄レールだしこんなモンでしょ?

ちなみに...

カーボンレール

‥‥見なかった事にしよう

コレで良いんだ、このサドルが良いんだ・・・

ここまで見て「軽さこそ正義」という人は離脱してくれて構わない

 

ではではさっそくバイクに装着してみっぺ

イタリィってのがそそる

特筆すべき点も特に無くインストールは完了

あとは高さと前後位置をなんとなく合わせて…

うむ、素敵やん

トップチューブのタオルはローラー時の汗対策である

 

まず座った瞬間に

「おぉっ!こ・・・コレはっ!?スゲぇぇぇっ!!」

 

とはならない

コレは本当(個人の感想です)

 

しかし、明らかに座面がソフトで角が無い

「お、おおん」と妙に納得してしまう感じ

 

そして走り出す(4本ローラー上)

座面より前方の部分は標準的なサドルより明らかに太いのだが、ペダリングの際に邪魔に感じる事は無い

 

全くもって派手さは感じないが「なんか良い感じ」である

時間の経過とともに「なんか良い感じ」というのが積み重なっていく

LSD2hという日課に近いメニューをこなしたがお尻に耐え難い痛みは当然無く、変に擦れる箇所や腰の痛みも感じられなかった

 

「サドルの存在を忘れる」と言うのはさすがに言い過ぎだが

痛みを感じてサドルに座る位置、骨盤の角度などに頻繁に意識が向いてしまって

走る事や景色に集中できなくなる事は少なくなりそうである

また先端部に近い部分でのいわゆる前乗り時も

「俺はこのままサドルに開発されてしまうのではなかろうか?」という恐怖を感じる事も無く、

単に「サドルの前側に座っている」というなんとも当たり前の感覚であった

これが善光氏のいう「短いケド広く使える」という感覚なのだろう

 

「ロードバイクのサドルはどっしり座るモノぢゃない!」とか仰る重鎮の方々が湧いて出てくるかもしれないが

選手レベルの話を持ち込まれても困るし、人それぞれで良いんぢゃね?とも思う

やまたけは「どっしり座りたい」

だって、そっちの方が楽ぢゃん

趣味の自転車で1分1秒を削って走る訳でもないし、1g単位で軽量化するつもりも毛頭ない

ましてやお尻痛すぎて全然走れないとか楽しめないとかは悲し過ぎる

少しでも楽しく自転車に乗り続ける為にも「快適性」を重視するのは

部品選びのアプローチとして大正解だとやまたけ自身は思っている

 

このNOVUS BOOST EVOとの出会いで、今後やまたけはサドル選びに迷う事は無くなるであろうし、迷っている人がいたらオススメできるとも思う

「豪華な料理」ではなく「美味しい水」的な

味のパンチや見た目の派手さは全く無いが、正しく使う事で「余計な雑味を感じさせない」確実に良いモノだとわかるサドルである

 

最初から最後まで何言ってんだコイツ状態なレビューであったが

普通のおっさんがちょっと乗ってみて感じた事をつらつらと書いてみた次第

それも実はXで「このサドル買ったぜ!」報告が現段階で6.3万回閲覧、700いいねを越えている事を受けてである

 

サイクリストにとってお尻問題は切っても切れない永遠の課題なのかもしれない

お尻問題でサドル沼から抜け出せない方々

このサドル、良いとは聞いてるけど踏ん切りがつかない方々

そんな皆様に少しでも参考になってくれれば嬉しい限り

質問などあれば是非コメントください!

それでは、良き自転車ライフを!

 

あらやだ、今ならブラックフライデーで10%OFFですって!

It's my new gear !!

2016/05/23

つまり8年前

やまたけはバーチャルサイクリングアプリ「ZWIFT」の専用PCを手に入れた

もう8年も前か…

ezotional.com

コイツにグラボをブッ挿して、メモリも増設

クッソ遅いHDDをSSDに換装したりして

なんやかんやでコイツで遊んでいた8年間

 

気付いてはいたさ

見知らぬ外国の人から

「お前のPCはゴミグラフィックが過ぎるぜ」

なんてコメント付かなくてもさ

ずっと探してはいたんだよ、マヂで

Windows11対応のが良いよねぇ…

どうせなら、来年サポートが完了しちまうWin10に別れを告げて

第8世代以降のCPU積んだモデルで…ってやっぱりこの位はするよね…

サポート終了するまで、しゃぶり尽くすか…

 

そんなある日の出来事

何気にリサイクルショップをブラついていた時に目に入った中古PC

ん?何っ!?マヂかっ!??

i7 4770S を積んだPCが8年前より安く売られているではないか!?

www.dospara.co.jp

i3 530 と i7 4770S スコア差はなんと4倍以上!

しかも16GBのメモリも積んでるらしい

バラして売っても元が取れそうなコではないか?

からのWin10Proですって?マヂなのか?

3か月の保証があるって事は「起動は確認できた」という事

 

一旦落ち着こう

 

そもそもWin10のサポート終了で持ち上がった企画ではないか?

i7とはいえ、世代は古い

マイクロソフトに恨み節しか無いのだが、CPUの世代で足切りしている実情

コイツは所詮、旧世代ではないか…

根暗で検索好きなやまたけの「好奇心」に火が付いた

そら、そんなメーカーのご都合で足切りされちゃ堪らんわっ!って人達が無数に蠢くネットの世界

いとも簡単に「旧世代CPUでWin11にする!」的なページをゲット!

フムフム、なるほど…

あると思います!

ダメならバラしてパーツで売るだけだ!

と迎え入れたHP(ヒットポイントではない)800 G1

https://support.hp.com/jp-ja/document/c06526843

シンプルで良いんぢゃね?

intel 入ってるっ!

と、作動確認してみっぺ!と背面を覗くと…

ちょ、待てよ…

グハァッ!クソがぁっ!!

クラシックが過ぎる…

結局、1本は持っておくべき…なのか!?

急遽会社で使用していないディスプレイとケーブルを拝借してきた

あとは地味に必要なのが有線キーボード&マウス

こんな時ぢゃないと使わないケド
無いとめっちゃ不便なのも確か

起動にかれこれ5年くらいかかってる

ダメ…なのか…?まぁ、保証はあるし…

なんとか起動!

あやうく日を跨ぐかと思ったぞ、やはりこのままでは使用に耐えないな…

あ…(察し

一度でもSSDを経験してしまうと

もう、HDDに戻れない身体になってしまった

ってか、マヂで耐え難い遅さである

もう、何も思い残す事は無い

こうなりゃ、全摘出で移設しかあるまい

SSDって偉大な発明よな…

驚愕の遅さのHDDを取っ払ってSSDに換装!

8Gx2のメモリも中途半端の極みだが2Gx2を追加して20Gにパワーアップw

誰だ?750Tiをバカにした奴は!?

グラボも移設

昨今は仮想通貨のマイニングってヤーツで特需なのか、グラボが大高騰

現実的な価格とは大きく乖離している気がしてならん

てな訳で、以前から使っていた750Tiを移設

本当は1650とか3050にしたいんだよ、金さえあれば…

欲しがりません、勝つまでは

 

そして迎えたWinn11の壁を越える時

あくまでも自己責任で

おぉ、なんか良い感じぢゃね?

キターーーーーーーっ!!

あとは各種ドライバの更新をしつつ…

最近お気に入りのindieVeloをインストールしてっと

どぉだっ

www.youtube.com

画面設定はHigh(1920*1080)のフルスクリーン

テクスチャ、シャドウクオリティ共に「ULTRA」

シャドウディスタンス、ディティールバイアス共にフルMAXの1000%設定である

ゲームで重要なFPSという数字、1秒間に何コマ切り替わるのか?って数字だが

シューティング系のゲーム等では超重要らしいのだが

バーチャルサイクリングなら20も出てれば充分ぢゃね?な感じである

ココは様々意見があって然るべきだが、やまたけには10でも充分な気がしているw

実際色々試してみたのだが、描画クオリティを下げてもFPSの大幅な向上は確認できなかった

それならば100%描画性能を発揮してもらって、綺麗な景色を魅せてもらおうではないか!!

 

正直、i3 530ではココまでの描写は不可能であった

www.youtube.com

画面サイズも違うが、やはりCPUがボトルネックになっていたんかな?

よぉ判らんが

とりあえずヨシッ!!

これでしばらくはまた遊べそうである

 

ん?グラボのアップグレード?

要らなくねぇか?マヂで

ちょっとMy Whooshでも検証してから考えるケド

別にこれが120FPSオーバーでヌルヌル動いたとて…ねぇ…

費用対効果で考えると、ちょっと…

↑あくまでも個人の感想よな

 

参考にされたし

 

網走行こけぇっ!なチャレンジライド feat.ひぐまサイクル !!

2024/06/11

静岡県からあの男が帰ってきた!

ひぐまサイクリング、K野師匠プレゼンツ!!

とは言っても、どうしても昨年のリベンジを果たしたい

そんな燃えている男が一人おったのである

ひと狩りイこうぜっ!!
音速板前ON田クン

ezotional.com

先日藻岩で開催されたヒルクライムレース

S-5クラスでブッチぎり優勝をキメたON田クン

そんな男が網走ライドへかける思いとは一体...

「もう一人参加者居ます!」と召喚したのは

野良のゴリラ

集合場所には何処であろうと

自走で来がちなH岸氏
ちょっと待て、練習会ぢゃねぇんだぞ!

怯えるやまたけ、遠くを見つめるGTO氏

 

楽しい旅になりそうだぜ、血の気が引いて来た

 

札幌から参戦予定であったひぐまサイクルロングライドの盟友、T橋氏は体調不良により残念ながらDNS

また元気になったら一緒に走りましょう!!

道の駅旭川よりスタート!!

ちなみにK野師匠とE取さんは2日前に札幌~稚内ライドを走った直後…

スタート地点に立ってるだけでマヂリスペクト

 

路面は軽いウェットだが、昨年はスタートから既に雨でいきなりバスであった

今年はゴールまで行けるか!?

 

先ずは上川町辺りまで一気に抜けて・・・

と行きたいが、やはり旭川市街地を抜けるまではストップ&ゴーの連続となる

車中泊などでは使いにくいが、東光スポーツ公園辺りに集合して

東川側から当麻方面へアプローチするルートは今後検討した方が良いカモ

 

とは言え、やまたけの勤め先である永山のお店を通過してしまえば

完全に「蝦夷モード」突入である

お日様も出て来たぜ!

ONちゃん、H岸氏の快速トレインは実に快適である

快適過ぎて、気を抜くとヤバいw

上川町に向かってはず~っと軽い登り基調なハズなのだが…

 

上川町のセブンイレブンで小休止していると

見覚えのあるシエンタが駐車場に入ってきた…あ、やはり!

来る7月7日に開催される旭ヶ丘ヒルクライムレースの大会長、GAKUちゃんだ!

www.sportsentry.ne.jp

そうだ、今年のポスターはONちゃんだったw

本当にスゲい人達と一緒に走らせてもらっているな

GAKUちゃん、差し入れありがとうっ!!

GAKUちゃんから翼を授かれる差し入れも頂き、元気をチャージ!

層雲峡を通り越し、サポートカーであるバスの待つ駐車場へ向かうと

そこにはPotaオカンがまさかのエイドを用意していたのである

たこ焼きエイド!

「焼きたてだよぉぉぉっ!

美味しいよぉぉぉっ!!」
ケラケラ笑いながら大自然の中でたこ焼きを焼いている

初めて観る光景と、ライド中に熱々のたこ焼きを喰らうという経験

オフッ!旨っ!アッつ!!

タコに含まれるタウリンは疲労回復に良いらしい、知らんけど

意外と相性良いのか?どぉなんだ?

なんせ、焼きたてのPotaCoroたこ焼きは最高であった

 

ココで作戦会議

単騎で走っているのならここから始まる長いトンネルも

歩道を走って抜けて行くのだが、この人数ではなかなかリスキーである

かといってトレインを組んで車道を走るのも車列が長くなり、これまたあまり得策とは言えない

安全が担保されてこその「チャレンジロングライド」という事で

ココで一旦バスに乗車してワープ!という事に

この作戦は実に有効であった

というのも、トンネル内で片側交互規制の入る工事をしていたのである

改めてサポートカー付きのロングライドというものに価値を感じるのであった

さ、行きますか

再度走り出したのはちょうど「ここから登り」って所

「あぁ、やっぱりそうなっちゃいます?」

よっしゃ、行こうぜ、ね、とりあえず‥‥

自分に乾杯

まぁ、ほとんどバスという事実は内緒w

ココからは一気にダウンヒル!たまらんスピード感だが安全第一

腹の脂肪だけが友達さ♪ やまたけの愛機はブレーキへの負担が多い

はやくインフィニートちゃん組み上げないとなw

ダウンヒルを終えて一旦停車、着替えがいつでも出来るのもサポートカーの強みである

と、ココでGTO氏のバイクにトラブルが

メカニカルサポートも充実

シフトケーブルのトラブルでRDが動かない!とココで

さすがK野師匠、チャチャっと応急処置

とりあえず走行可能な状態に

頼もしい事、山の如しである

 

温根湯(おんねゆ)のセブンイレブンで休憩していると大粒の雨が!

かなりの降りにさすがにバスワープを試みる一同

留辺蘂(るべしべ)辺りで小降りになってきたのでローソンに停まりウェザーチェック!

1時間くらい経てばこの雨雲いなくなるんぢゃね?
的な寸劇w

どうやら強烈な雨雲が接近中も、小一時間程度で抜けていきそう

と、ココでH岸氏がボソリ

「ココの塩焼きそば、旨いですよ」

はぁ?何言ってんの!?そんなん、

「食べなきゃダメでしょっ!!」

という訳で、雨雲回避がてらのランチタイム!

コイツも旨そうだなや

tabelog.com

メニューは豊富だが、注文は全員「塩焼きそば」

男気溢れる団体様

待っている間、H岸氏プレゼンツ「ゴリラの食事情」が大盛り上がり

なんせ、この男「食べる」に関しても強い

飲食店で頼むのはカツ丼と天津飯と食後のラーメン

1日3食との事だが、1食につき3人前

計算上9食を食っている

マヂでこれ

いつも行っている店では一気に出さず、ちゃんと時間差で持ってくるようになったらしい

多分、そのうち「ウワサのお客さま」とかで取材に来ると思われる

一同畏怖の念をH岸氏に感じながら待つ事十数分…

来た、H岸氏オヌヌメの塩焼きそばが着弾!

ど真ん中に堆く積まれたオニオンリング、大きなホタテの貝柱

第一印象から「旨そう」をどストレートに体現している

そして店員が「魔法の水」と宣う謎の液体を熱々の鉄板に回し入れる

youtu.be

ムワァ~っと立ち込める水蒸気と広がる香ばしい香り

素晴らしい、これが「五感で楽しむ料理」だ!

塩焼きそばを物の見事にエンターテイメントに昇華している!

…しかし、「魔法の水」とは一体…?

「ただの『にがり』だったりして…」とボソリ、K野師匠

一同大爆笑!!までは予想していたのだが

まさかのK野師匠、この自分の一言がツボに炸裂!

ややしばらく笑いが止まらないK野師匠を観ながら、また全員大爆笑であった

 

全員「魔法の水」≠「にがり」で武装した塩焼きそばを堪能し

外に出るが路面はウェット、もう少し先までバスで移動

ベッチャベチャやん、バスで行こけぇ

「もう、このまま網走行こうず」なんて気持ちすら芽生え出す、ダメなやまたけ

端野町ら辺で路面もドライになった所で

「やっぱり走ってゴールしよう」と一同に説き伏せられて

ウォーターパークの駐車場にてリスタートである

もうゴールは目前、天気も回復に向かっている

気持ちえぇぇぇえっ!!!

網走湖畔を抜けて待望のゴール!

この画が撮りたかったんだよ!

いつもロングライドを終えて思うのは、

「どいつもこいつも最高ぢゃんっ!!」なメンバーであった事である

GTO氏、H岸氏、ONちゃん、E取氏、そしてこのロングライド企画を企画してくれた

ひぐまサイクルのK野師匠とPotaCoroおかん

全員が互いに協力しながらも全員が主役

自転車は本当に自己肯定感が爆上がりする素敵な乗り物だ

平均速度がバグってる

40%くらいバスに揺られていたから数値がおかしなことになっているが

少なくとも5,000kcalを軽く越える位は「笑った」

口角筋と腹筋のダルさが確実にその事実を物語る

風呂じゃ、風呂じゃ!

ほんと、この温泉は絶景が過ぎる

今回は天気も良ぇ感じで、特に綺麗であった

www.abashirikoso.com

「夜のヒットスタジオ」か「昭和のラブホ」か?

そんなニクい照明とカラフルで昭和レトロなタイルの内風呂の雰囲気が堪らない

↑「こういうのが良いんだよ」とE取氏と昨年も盛り上がったが、今年も再確認

 

汗も流して(ほぼバスとか言わないの)スッキリ!

ではでは、飯だよ!メシ!

網走でライド後の飯と言えば、そう!大統領官邸!

「ホワイトハウス」

whitehouse-abashiri.gorp.jp

昨年初訪問してから、すっかりファンでございます

駐車場にクルマを停めて、外で待っているやまたけ

ふと右の景色に違和感を覚える

お気づきになっただろうか…??

なんだろう、不思議だなぁ、

怖いなぁ、と思っていたんですよ

!!??!!

50cmズレると見えない景色

ついつい片っ端から手招きして

「ココに立って」んで「アッチ見て」

「なっ!?」

こんな事で馬鹿笑い出来る、幸せな脳味噌を

やまたけは誇りに思っている

 

パーフェクトな佇まい

オススメなら一択!

ビーフトリプルステーキぢゃい!

もうね、アメリカ大統領に乾杯なんよ、最高よ

 

でも一つだけ、大統領官邸は「割と早く閉まる」のだけは要注意

19:00までには訪問しよう、それでも危ない日がある(若干気まぐれ感あり)

 

お腹一杯、胸一杯

来年もまた、今度こそフル自走で来てみたいな!という訳で

ごちそうさまでした!!

旭川までの帰り道はバス

この安心感がひぐまサイクルライドの最高な所

ってか、K野師匠、「いつ寝てるの?」状態

無事に旭川に到着した頃には23:00を回っていた

本当にお疲れ様でした!

道の駅あさひかわは車中泊のクルマで満席状態

さすがにゲラゲラ笑いながらの雑談は迷惑な時間帯

静かに、しかし心底熱く「また走ろうぜ!」と固い約束を交わしての解散となったのである

 

K野師匠とPotaCoroおかんが蝦夷地にいるうちは

ONちゃんと一緒に方々走り回るのは間違いない

「休日は忙しい」シーズンの始まりを確実に感じるライドであった

 

しっかし、寒いなぁ‥‥

今回のライドで投入したニューギア!で撮ったのがコチラ!!

youtu.be

かみふでグラベる!

2024/06/03

やまたけのムッスコのお誕生日は6/1

もう19にもなると当日はお友達達が集まって、ワイワイキャッキャと祝ってくれるらしく

我が家では日曜日という事もあり翌日の2日の夜にビストロ奥様が発動!

なんという事でしょう!

もう、美味しいしかないビジュアル

分厚いステーキは奥様が調べに調べた焼き方で

ほぉ~ら、見てごらん

パーフェクト過ぎて全俺が泣いた

奥様にはやまたけ自身が「コレは旨いぞ」と思ったモノを積極的に食べさせたい

ある日、突然再現度高い状態で食卓に並ぶ可能性を秘めているからだ

Yamaichiにも連れて行きたいのだが…素行がバレるのが怖かったり…ねw

 

そんなこんなで大満足のディナーの翌日は

やまたけ以外全員学校&お仕事で朝から一人

外は良い天気

こんな日に急に声をかけて走れる人なんて…いたっ!

「お~良いね!MTB持っといで!」とGTO氏

ホント、何かとタイミングが合ったり合わなかったりする

笑いや感動のポイントが極めて近い良き相棒

ezotional.com

ほほぉ、MTBとな

しかしグラベルルートなんぞ全く知らんぞ、やまたけは!

「俺も知らんケド、かみふ(上富良野の略称)探索でもすっぺ!」とGTO氏

知らない事は自ら調べて知れば良い

それだけの事だ

案ずるより産むが易し

アンズよりウメが安かったら、ソッチにしなさいって事である(違

オケェェェッ!行っちゃうよぉぉぉっ!!

メニューさえ決まってしまえば、後はどのバイクを積んで向かうか?だけの話である

向かうは上富良野町!だがいつもと違うのは「カミヒル」ではない

興奮してきたな!まぁ、これもいつもの事か…

スタート地点の見晴台!

www.daisetsu-kamikawa-ainu.jp

駐車場とトイレを完備!そして今年からこの情報ステーションには

あの男が居たり居なかったりする!(シフトだからね

本日のケンティ

そう、蝦夷の地に移住してきた坂バカブロガー!O関氏である

noboranaindesuka.work

仕事してるフリしてスマホをイヂっているのではなく

我々サイクリストの為に「こんなルート、ありまっせ♪」という情報を検索中

日の出公園スタートも良いケド、みんなケンティに逢いに行ってあげてねっ!

 

あんなルートやこんなルート…とは聞いたものの

峠登り切る前に大きく右に曲がる手前の脇道から入って…とか

大きい赤い屋根の農家の納屋の奥から左に入って…とか

そう、グラベルには明確な地図が無ぇ!

結構な勘と勇気、そして私道だったときに怒られたら素直に謝る謙虚な心で切り込むしかないのがほとんど

最終的に「うん、そっちにとりあえず行ってみっぺ!」って事でブリーフィング完了

グラベルロード、良いなぁ…

とりあえず(何回使うのか知れない枕詞)向かうは千望峠方面

やまたけはセミファット、GTO氏はグラベルロード

景色を眺めながらワイワイキャッキャと身も蓋もない話をしながら走るオッサン二人

峠に差し掛かっても軽いギヤでのんびり登る

自転車は本当に自由だ、普段からも競技志向はほぼ皆無なやまたけだが

ロードから乗り換えると実に時がゆっくり流れているのを感じる

こういうのでいいんだよ

なんか、あっち行けそうぢゃね?

GTO氏が指す先には良さげな未舗装路が…

 

最初の内は全く感知できていなかったやまたけだったが、

次第に「グラベルセンサー」的な感覚が芽生え出してきているのがわかった

しかも、今日の二人には「行けない道」など存在しない

何処へだって向かって行ける!進め!グラベルボーイズ!

今日の俺達を止められるのは「コンプライアンス」だけだ!

「行ける」と「イケない」の狭間で揺れ動く乙女の恋心

いつしか完全な林道へ突入!

入り口で見つけた朝のお通じ

市街地でも目撃が相次いでいるアイツの影に怯えながらも

鈴の音とヒャッハー感で頭ん中がパーになったオッサン二人の雄叫びと笑い声がこだまする林道

酸素は濃いめ、アップダウンを繰り返す自然のジェットコースターに大興奮

ココは、一体何処かね?

なんとなく上富良野なんだろうなぁ位しか判らない場所

スマホが無かった頃は写真のGTO氏のように「この並びで山が見えてお日様がこっちにあるから…」なんて人間GPSで自車位置を測位していたのだろうな

マップを見るに、ジェットコースターの路のすぐ近く

腹も減ったし、ランチと行こうぜ!

MTBでも来店可能なのぜ

いかんせん、どこからアプローチしてあの林道に辿り着いたのか

ヒャッハー感でエンドルフィンが過剰供給されて記憶が消えてしまったのか

自転車のヤリ過ぎで脳味噌に酸素が行っていないのか、なんせ記憶が薄い

 

ルートを確立できれば上富良野町でグラベルイベントなんてのも出来るかもしれないよね!と期待しているサイクリスト達で共有したいものである

 

グーグルマップで航空写真とにらめっこしながら午後からのルートをあれこれ思案していると、3人のサイクリストがご来店!

サイクリスト性酸素欠乏症のダーハラ氏、旭川に帰ってきたT橋氏、そしてお久しぶりのA原さんであった

今度、一緒にグラベルパーティーしようぜぇっ!!

 

なんとなく行ってみようぜ!と走り出したが、午後からのルートは最高寄りの最高であった

地球が、俺に襲い掛かってきたのぜ…

眼前に突如現れる15%は間違いないんぢゃね?な砂利道に嗚咽をあげながらも笑顔で進むオッサン二人

気付けば地球を背負い投げしていたGTO氏

普通の舗装路と違って「ん?まぁ、普段たいして使わない道だから良いんぢゃね?」とアマアマな感覚で引いた道路なんだろうな、と感じる荒々しさである

 

良ぇやん、良ぇやん!!

その分、景色はもう最高!

自分自身が絶景の一部に入り込んでしまった感覚すらある

ニセコグラベルに負けずとも劣らない絶景なのでは?

フラワーランドの裏側までほぼほぼグラベルで繋がるルートであった

さすが頭の中に砂利が詰まっているGTO氏のグラベルセンサーは素晴らしい

血管には泥が詰まっているとか、知らんけど

ケンティに本日の成果を報告!

あんな道、こんな道、記憶を巡らせながら再現性のあるルートを模索中

グラベルボーイズ
Photo ケンティ

所々引き返した痕跡がある

30km程度の距離ではあったが、満足度は相当高め

そらそうだ、この距離で750mUPだぞ

脚に溜まる乳酸も相当量である

もう少し走り込んでルートを確立したら、皆でグラベルライドしようぜぇっ!!

「indieVelo」を試して色々思う事

2024/05/28

やまたけは探していた、安住の地を

そこには何も無い

自動車も人も交通法規さえも

もはや言葉や感情すらも無くなった世界

ただ眼前に広がる果てしなく続く道

そんな世界を探していたのだ

 

そして踏み入れたWatopiaという世界

自由だ

何の制約も無く、果てしなく走り続けられる世界

サイクリストが夢見た世界が、確かにソコにはあった

 

しかし、しかしだ…

 

その日、サイクリストは思い出した

ヤツらに支配されていた恐怖を…

Watopiaの中に囚われていた屈辱を…(言い過ぎ感

「これを肯定する理由があってたまるか!!」
と、ハンジさんも仰っております

そして見つけた「新しい世界」

ezotional.com

辛辣な外国のお方から「ゴミなグラフィック」とバカにされようが

ezotional.com

ヨソはヨソ!うちはうち!と、オカンのような言葉を念仏のように唱えていた

そんな投稿にコメントが届いたのだ

 

「Zwiftによく似たindieVeloというアプリを紹介します。お試しあれ。」

 

ほほぉ、indieVeloか

ちょっと調べてみっか

indievelo.com

日本語はもちろん非対応

しかしスマホの優秀な翻訳機能にて解析するには

「オンラインサイクリングがオリンピック競技だったらって想像してみ?」

っていうお出迎え

そう、このアプリはゲームやエンターテイメントとしてのバーチャルサイクリングって概念ではなく、e-Sportsとしてのオンラインサイクリングを大前提としている方針らしい

なんか面白そうやん

スクショと言う名の「画面を撮影する」男の影

糠喜びをしてほしくはないので記述しておくが、現段階ではベータ版

つまり正式にローンチされているサービスではないという点だけご注意を

 

Windows版は何の制約もなくダウンロードできるが、iOS版はコミュニティに登録しないとダウンロードできないようだ

そこでのメンバーシップとしての課金の有無は知らん(無責任の極み

アバターのウェアは色を自由に決められる

アバターのカスタマイズは自由に色やデザインを選択可能だが

特筆すべきはバイク本体であろう

トライクなんてのもある

やっとスクリーンショットの方法を確立できた(中の人談

ハンドサイクルもあるよ

しかしながら、フレームでの走行性能の優劣という概念は存在しない模様

もちろん、メーカーを選択して「自分と同じフレーム」という概念すらない

 

この辺りが「バーチャルサイクリングアプリ」に何を求めるのか?という個々人の考え方の好みが分かれてくる部分であると感じる

「自分と同じフレーム、ホイールでバッチりキメたい!」という「分身派」

「せめてバーチャル世界だけでも憧れのあのバイクに乗りたい!」という「妄想派」

「ゲーム的に有利なコースに合ったフレームで勝負したい!」という「攻略派」

どれも間違っていないし、なんならどれも正解である

求めるものが千差万別なのは当然であって、どのポイントがユーザーに刺さる?ってのを見抜いたアプリが存続するだけの話である

 

その辺、このindieVeloの方針はやまたけは「好き」寄りの「好き」

機材ハンデを取っ払って「脚での勝負」ってのはe-Sports向きなのは間違いない

 

アカウントの作成方法は、特に特殊な点は無かった

事細かに説明するのは時間の無駄である(初心者突き放し感がパない

センサー類登録はBluetoothとAnt+

センサー類を登録、ここまではZwiftやMy Whooshと大差はない

このindieVelo、素晴らしいのは様々な設定項目の細かさである

バッテリー残量を確認できるのは細かい配慮で嬉しい

登録も実にスムーズに完了した

設定項目大多っ!w

先ずはバーチャルサイクリングでの肝、グラフィック設定からいってみよう

「誰も置き去りにはしないのぜ」という強い意志を感じる

もう、これ以上裾野を広げた設定画面を見た事ある奴はおるか?と聞きたい位の幅を持たせている

細かい、細かすぎるよぉぉぉっ!!泣きたい

フレームレートまで設定できるとか、アンタ何者なんだよ?

マヂでノートPCからハイエンドゲームPCまで

自分の環境や好みに合った設定でプレイできるのはユーザーフレンドリーの極みである

ちょっと訳判らないが、配信設定もできる模様

このアプリだけで色々できそうな感じ

この辺りは全く判らないので、OBS Studioにお任せする事にする

GARMIN CONNECT対応は嬉しい人も多かろう

外部アプリ連携も抜かりない

My WhooshではSTRAVAとTraning Peaksのみであったが、キングオブキングのGarmin様に対応しているのはかなりのアドバンテージと言っても過言ではなかろう

 

そして走り出す

www.youtube.com

視点や表示などの細かくショートカットが割り振られており

試しながらのライドだが、概ね良好

視点の変更などもキーが割り振られている

My Whooshでの謎のケイデンス安定しない問題も発生せず、時折入る視覚効果の風の表現もやまたけの好みである

 

indieVelo特有の要素が以下

・風の概念

 コースには風が吹いており、当然だが走行上の抵抗になったり、加速を助ける働きをする

・コーナーリングスピードの上限値設定

 キツめのコーナーを曲がる際に一定速度以下にしないとスムーズなライン取りができないようになっているらしい

 減速はショートカットキーの「S」で可能

 速すぎるとコーナーでの最速ラインを越えてタイムロスに繋がるようだ

・パワーウェイトレシオの非表示

 自車情報はもちろんだが、近くのライダー達のパワーウェイトレシオの表示もない

 この辺りも「え?普段のライドやレースで他人のパワーなんて見えないでしょ?」って感じなのかもしれない

 近くのライダーはタイム差と速度表示のみである

 

画面表示には欲しい情報は全てあったのも好印象であった

コース全体の起伏状態の表示、パワー・ケイデンス・心拍数のグラフ表示、消費カロリーとTSSの表示もあった

そして、走行中でもCP表示が可能なのはガチ勢には堪らないかもしれない

走行中でも確認可能

先行するZwiftを良く研究しているのは良く判る出来である

My Whooshともまた違う、実にストイックなアプローチでヴァーチャルサイクリングを表現しているといった印象が強い

 

今後、評価が分かれてくるのはベータ版を終了して

正規版をローンチした際に発生する課金の仕方であろう

 

正直、このクオリティで完全無料はありえない

 

あとは、それぞれのユーザーが納得できる方法での「機能に特化した課金」ではなかろうか?

旅客機のエコノミーとファーストクラスとの違いのように

ライトユーザーには安価に楽しみを提供しつつも

ヘビーユーザーにはより質の高いワークアウトメニューや

NFTを活用した数量限定のジャージ等でのマネタイズなどでアプリの運営を行っていくようなスタイルであると非常に嬉しい限りである

 

ベータ版で無料で楽しめるからこそ、お試し頂きたいのは間違いない

 

強く感じたのは「自然の中を走る方が全然気持ち良ぇなぁ~」って

田舎者丸出しの感想が一番強かったってのは内緒だ

いっぺんやってみ、トブぞっ!!

My Whoosh PC版の罠(勝手に引っかかっただけ)

2024/05/21

実はやまたけ、全く無編集でZwiftをLiveで垂れ流しているYouTubeチャンネルを持っている

購入当時から既に型落ちではあったが、2024年現在となっては「まだ動いてるの?」状態のかなりの低スペックなPCと

家のリビングに置いたルーターから絶妙な距離でギリギリ拾えるWiーFi環境という、超不安定なLive配信なので時々、本当に通信落車や謎のPCシャットダウンなどに見舞われていたりする

 

まぁ、このブログ用に動画の置き場所として設けたチャンネルなので

そのうち何かアクションカム的な物が手に入ったら、どうにかこうにかするかも知れないが

チャンネル登録した所で、Live以外の動画はリンクでしか閲覧できない様にしているので全くオススメしないが、一応w

www.youtube.com

 

そんな「朝の散歩Live」もMy Whoosh版にアップデートした数日後

まさかのコメント通知が来た

しかも英語

迷わず翻訳ボタンを押下

すると…

まったくゴミです…

強烈ぅ~っ!!

まぁ、敬語という概念が日本語ほど重要視されていないのだから

和訳に心を痛めるまでもない

 

まったくゴミです…

まったくゴミです…

まったくゴミです…

…ゴミ…で…ゴミです…

↑だいぶ痛んでる

 

気を取り直して(早

とりあえず返信を送っておくことにしよう

広い地球の片隅にあったこの動画を見つけてくれたお礼だ

スマホってマジで便利

「まぁ、別に私自身はたいして気にしてないし

自転車乗れれば良いんだよ、雨降りの暇つぶしの為に大金掛けたくないんよ」

そんな感じの返信である

 

確かに推奨スペックでヌルヌル動く動画も観て感心してはいたが

youtu.be

古いプロジェクターでボンヤリ投影してプレイしているやまたけ

しかも他のYouTube観ながらLSDペースでの正に「バーチャルサイクリング」である

超絶高画質!とか30FPSでヌルヌル~!なんてたいして求めてもいないのが実情

なんなら、景色の紙芝居でも視界を楽しませてくれればそれでも構わない

 

しかし、ひとつ試してみなければならんな…と思った事があった

「My Whoosh」のお手軽Verの「GO」があるぢゃん

www.microsoft.com

外部GPUが無くても動く、正にMy Whooshのライト版との事

これならホイホイ簡単に動くに決まってるわな

 

と、導入を試みようにもダウンロードボタンが表示されない

ん?なんでだろ?

古すぎてライト版は使えないのか?

いやいや、そんな訳…

www.microsoft.com

通常版のMy Whooshのページを覗いてみると

蒼く輝く「Get」のボタン

しかしこのPCには既に…

f:id:Ezoist:20240524211101j:image

既存のアイコンのプロパティを開いてみても「Go」の文字は見当たらない

f:id:Ezoist:20240524211107j:image

試しに通常版のDLを試してみる

アップデートの追加を始めると…え??

18818MBって何だ!?

18GBっちゅう事だよな?え?ま?

こんなに詰め込んだらご老体のPCが爆発するんぢゃね?

 

ここで何かを察したやまたけ

 

そう、アイコンにもプロパティにも表示は無いが

そもそもDLしたのが「My Whoosh Go」だったのだ

アプリの管理画面で見ると確認できるらしいってオイっ!

そうか、そうだったのか…

やはり酒呑んで作業するとロクな事が起きない

 

という訳で、Windows PCでプレイしている皆様

特にギリギリスペックで薄氷を渡っている皆様

「My Whoosh Go」をDLしましょう!

ってか、Goで必要充分ぢゃね?説もある

そこは誰か高スペックゲーミングPCをお持ちのサイクリストに検証をお任せしよう!

潤沢な資金をお持ちの貴方!出番でっせ!!

 

もう既にやまたけの掘った落とし穴に落ちてしまった貴方!

「ネットの情報を鵜呑みにしてはいけません」って聞かなかった?

反省の色ってどんな色?

ホント、さーせん

ご参考までに…