一人より二人、二人より三人
一緒に走る仲間は多い方が楽しい
それとなぁ~く声掛け合って集まる面々
私の職場は火曜日が定休日なのだが、一緒に走れる人達が意外といるものである
実に気持ちが良い
エゾ・い(形容詞)
「蝦夷」(明治以前の北海道・千島・樺太の総称)をローマ字表記した「ezo」を用いて
若者言葉として流行した「エモい」(emotionalを形容詞化した造語)を模した造語
(景色などで)接する人の心に、強く北海道を意識させたり、訴えかける働きを備えている様子
(例)「目の前に広がる景色は本当にエゾいね」
派生として「EZOtional」がある
来年頃には流行語大賞にノミネートされている予定なので、是非覚えて使って頂きたい
いとエゾし、エゾ味が深い
等、人の数だけのエゾさの表現がある
実に素敵な脂っこさである
爽やかな脂である、さながらエゴマ油かアロマオイル
誰だ?背脂マシマシとか言ってるのは?
この撮影為に、置いてあったクっソ重たいベンチを
ビンディングシューズでペンギン歩きのオッさん達が
キャッキャ言いながら、みんなでズラして撮ったとか
そんな苦労を微塵も感じさせない、正に「大人の余裕」
シャッターはアップルウォッチで画角を観ながら撮影するという
潤沢な資金を持つガジェット担当者がいるというのもオッさんグループの強みである
さて、腹も減ったし
いつものお店へレッツらGoである
いつものYamaichiさんでランチ!
冬季休業を終えて今年も4月1日から営業がスタートするのぜ!
腹ごしらえも終わり、一部メンバーが離脱
午後からの部にスペシャルゲストが降臨となる
坂バカブロガー、大関氏・・・だと?
大関氏のジャージ、サイクリストであれば気になっている人も多かろう
「オルターロック」アンバサダー、正にビジネスサイクリストである
実際に作動している様子も動画で確認できるので、気になっている人は参考にされたし
自分の心配に話を戻そう
いつぞやの「坂フェス」が頭を過る
「ヒルクライムの時、どんな顔をすればいいかわからないの」
という問いに、若干食い気味に
「笑えばいいと思うよ!」とダンシングしながらブッちぎる男
「逃げちゃダメだ」と何度言っても、逃げを決める男
そうか、コイツが呼んだんだな・・・
「主食が坂」と噂されるダーハラ氏も後ろでニヤついているではないか?
「しまった・・・囲まれた・・・」
Yamaichiを出発する時にマスターが
「あの辺には良い坂があるから行ってみると良いですよ」などと
余計な事を吹き込む始末
某昼番組の毒舌司会者よろしく
「ソレって坂ハラだと思うんだよねぇ~」
時既に遅し
坂を笑いながら登る男、
「坂バカ」を仕事にしている男、
三度の飯より坂が好きな男、
そしてただのバカサイクリスト。
4人で楽しいサイクリングが始まったのであった
幸い大関氏はレスト中
獅子よ、そのまま眠っていておくれ・・・心の中で子守歌を歌い続ける私
向かうは中富良野町、本幸という地区にあるカフェ!
お店の名前にもある通り、湧き水が汲めるのもサイクリスト的には嬉しいポイント
なんでも、セルフビルドでお店を造ったとか
とても心地の良い空間である
窓の位置にも拘ったテーブル席、移り行く四季が楽しめる素敵な店内である
美味しい湧き水で作ったタピオカ
女子力の著しく低い4人ではあるが、是非ともこの美味しいタピオカドリンクに
キャッチーな愛称を付けてあげようと話し合いが始まった
もちろん店主はそんな事を望んではいない
我々のほんの感謝の気持ちである
審議は実に白熱したものであった
湧き水を使った美味しいタピオカ、その名も
「湧きオカ」
音の響き、字面、どう盛っても子供一人も振り返りそうもない
まさに大人の悪ふざけのようなネーミングになってしまった
店主も苦笑いするしかなかろう、本当に反省している。と口では言っておこう
この後、Yamaichiマスターの教えてくれた「坂ハラ」スポットにも立ち寄り、
無事に歯茎からの出血を確認
女子力高めの「坂フェス」は大成功の内に終了したのであった
・・・かのように見えた、少なくとも私の眼には
帰路に着く前に用を足しておきたいコマ君とダーハラ氏
きっと酸素薄い所でしか用を足せない特殊な体質なのだろう
日の出公園のやまなみトイレへ
再度、歯茎から釘の味を確認
美瑛を過ぎ、もうすぐ到着
そんな折に耳を疑うダーハラ氏の発言
「ちょっと遠回りして帰りますね、では私はココで・・・」
え・・・・そっち・・・登り・・・
追う体力はもちろんだが、もはや止める気力も喪失していた
朱に交われば赤くなるということわざがあるが
クライマーに囲まれたから登りが好きになる訳ではない
ただただ、奥歯付近から滲む釘の味が止まらない
私の口内が赤く染まっていたのは間違いない事実である
早めのケア、大事なのぜ
自転車関係無くなっちゃってる
to be continued