2024/06/03
やまたけのムッスコのお誕生日は6/1
もう19にもなると当日はお友達達が集まって、ワイワイキャッキャと祝ってくれるらしく
我が家では日曜日という事もあり翌日の2日の夜にビストロ奥様が発動!
もう、美味しいしかないビジュアル
分厚いステーキは奥様が調べに調べた焼き方で
パーフェクト過ぎて全俺が泣いた
奥様にはやまたけ自身が「コレは旨いぞ」と思ったモノを積極的に食べさせたい
ある日、突然再現度高い状態で食卓に並ぶ可能性を秘めているからだ
Yamaichiにも連れて行きたいのだが…素行がバレるのが怖かったり…ねw
そんなこんなで大満足のディナーの翌日は
やまたけ以外全員学校&お仕事で朝から一人
外は良い天気
こんな日に急に声をかけて走れる人なんて…いたっ!
「お~良いね!MTB持っといで!」とGTO氏
ホント、何かとタイミングが合ったり合わなかったりする
笑いや感動のポイントが極めて近い良き相棒
ほほぉ、MTBとな
しかしグラベルルートなんぞ全く知らんぞ、やまたけは!
「俺も知らんケド、かみふ(上富良野の略称)探索でもすっぺ!」とGTO氏
知らない事は自ら調べて知れば良い
それだけの事だ
案ずるより産むが易し
アンズよりウメが安かったら、ソッチにしなさいって事である(違
メニューさえ決まってしまえば、後はどのバイクを積んで向かうか?だけの話である
向かうは上富良野町!だがいつもと違うのは「カミヒル」ではない
興奮してきたな!まぁ、これもいつもの事か…
駐車場とトイレを完備!そして今年からこの情報ステーションには
あの男が居たり居なかったりする!(シフトだからね
そう、蝦夷の地に移住してきた坂バカブロガー!O関氏である
仕事してるフリしてスマホをイヂっているのではなく
我々サイクリストの為に「こんなルート、ありまっせ♪」という情報を検索中
日の出公園スタートも良いケド、みんなケンティに逢いに行ってあげてねっ!
あんなルートやこんなルート…とは聞いたものの
峠登り切る前に大きく右に曲がる手前の脇道から入って…とか
大きい赤い屋根の農家の納屋の奥から左に入って…とか
そう、グラベルには明確な地図が無ぇ!
結構な勘と勇気、そして私道だったときに怒られたら素直に謝る謙虚な心で切り込むしかないのがほとんど
最終的に「うん、そっちにとりあえず行ってみっぺ!」って事でブリーフィング完了
とりあえず(何回使うのか知れない枕詞)向かうは千望峠方面
やまたけはセミファット、GTO氏はグラベルロード
景色を眺めながらワイワイキャッキャと身も蓋もない話をしながら走るオッサン二人
峠に差し掛かっても軽いギヤでのんびり登る
自転車は本当に自由だ、普段からも競技志向はほぼ皆無なやまたけだが
ロードから乗り換えると実に時がゆっくり流れているのを感じる
GTO氏が指す先には良さげな未舗装路が…
最初の内は全く感知できていなかったやまたけだったが、
次第に「グラベルセンサー」的な感覚が芽生え出してきているのがわかった
しかも、今日の二人には「行けない道」など存在しない
何処へだって向かって行ける!進め!グラベルボーイズ!
今日の俺達を止められるのは「コンプライアンス」だけだ!
「行ける」と「イケない」の狭間で揺れ動く乙女の恋心
入り口で見つけた朝のお通じ
市街地でも目撃が相次いでいるアイツの影に怯えながらも
鈴の音とヒャッハー感で頭ん中がパーになったオッサン二人の雄叫びと笑い声がこだまする林道
酸素は濃いめ、アップダウンを繰り返す自然のジェットコースターに大興奮
なんとなく上富良野なんだろうなぁ位しか判らない場所
スマホが無かった頃は写真のGTO氏のように「この並びで山が見えてお日様がこっちにあるから…」なんて人間GPSで自車位置を測位していたのだろうな
マップを見るに、ジェットコースターの路のすぐ近く
腹も減ったし、ランチと行こうぜ!
いかんせん、どこからアプローチしてあの林道に辿り着いたのか
ヒャッハー感でエンドルフィンが過剰供給されて記憶が消えてしまったのか
自転車のヤリ過ぎで脳味噌に酸素が行っていないのか、なんせ記憶が薄い
ルートを確立できれば上富良野町でグラベルイベントなんてのも出来るかもしれないよね!と期待しているサイクリスト達で共有したいものである
グーグルマップで航空写真とにらめっこしながら午後からのルートをあれこれ思案していると、3人のサイクリストがご来店!
サイクリスト性酸素欠乏症のダーハラ氏、旭川に帰ってきたT橋氏、そしてお久しぶりのA原さんであった
今度、一緒にグラベルパーティーしようぜぇっ!!
なんとなく行ってみようぜ!と走り出したが、午後からのルートは最高寄りの最高であった
眼前に突如現れる15%は間違いないんぢゃね?な砂利道に嗚咽をあげながらも笑顔で進むオッサン二人
気付けば地球を背負い投げしていたGTO氏
普通の舗装路と違って「ん?まぁ、普段たいして使わない道だから良いんぢゃね?」とアマアマな感覚で引いた道路なんだろうな、と感じる荒々しさである
その分、景色はもう最高!
自分自身が絶景の一部に入り込んでしまった感覚すらある
フラワーランドの裏側までほぼほぼグラベルで繋がるルートであった
さすが頭の中に砂利が詰まっているGTO氏のグラベルセンサーは素晴らしい
血管には泥が詰まっているとか、知らんけど
あんな道、こんな道、記憶を巡らせながら再現性のあるルートを模索中
30km程度の距離ではあったが、満足度は相当高め
そらそうだ、この距離で750mUPだぞ
脚に溜まる乳酸も相当量である
もう少し走り込んでルートを確立したら、皆でグラベルライドしようぜぇっ!!