ZWIFTは飽きなかった
変わりゆく景色を観ているだけでも爽快な気分であった
しかしその景色はiPadの中だけであり大した没入感は得られなかったのは事実
動画を見ているのとそんなに変わらないのだ
それども楽しかった、そう、あの日までは、、、、
そんなある日、自転車沼の底からZWIFTの神様が現れた
神様「お前が落としたのはこのプロジェクターですか?それともロールスクリーンですか?」
わい「え?そんなモノは落としてません、私はただ指を銜えてロードバイクを物欲しげに眺める者を何人か、この沼に突き落としただけでございます。」
神様「お前はなんと正直者なのだ、褒美にこの両方を授けよう」
という会話があったとか無かったとか、知らんけど
全く理解が出来ないと思うが
私は本当にヒョンなきっかけでプロジェクターとロールスクリーンを手に入れたのである
「楽しめ」と神様が仰っておられる
善は急げ!早速設置だ!とは言っても、どこにどう取り付けたら良いものか、、、
しばしワイヤーラックとにらめっこ
そして分解
各パーツを何気に眺めていると、、、、!?
ストッパのパーツを逆さに付けて、アレをこう付ければ?
イケる!これならイケるぞぉっ!!
どや!車庫の梁にワイヤーラックを吊るす事に成功!
ここまで出来ればあとは簡単である
ラッシングベルトでしっかりと固定を行い、プロジェクターは底面にデカいワッシャーとビスで固定
バカデカいPC本体を載せて完成っ!!
コレは、、、、、震えるぜ、、、、
いざ、RIDE ON !!!
おぉぉぉぉぉぉぉおぉこっぉおぉきおlこおぉっ!!
こりゃえぇ、、、最高だ!
雨が降ろうが槍が降ろうが、私はどこまでも続く道を手に入れたのだ!
あとは落車だけ気を付ければ、多分完璧だ
しかし3本ローラーでカーブの連続する所を走ると、、、、かなりヤバいw
初めて「F-ZERO」をやった時と同じような「勝手に体が傾いてしまう感覚」に極めて似た危うさを感じていた
この頃から一般的には「車庫」と呼ばれるこの建築物の中に
自動車が収まる事は極端に減っていく
恐らく、未来永劫この場所は「自転車小屋」の上位互換である「ZWIFTルーム」として使用される事になるだろう
そして何よりも「子供が出来たからミニバン乗るとか、そんな考えは無い」と
車庫の開口高さを1,900mm以下で発注した私が
今一番欲しいクルマランキング上位にハイエースが入ってしまうという事実
奥様がため息交じりに呟く
「クルマの趣味も変わるくらいハマってんね、自転車に・・・」
あぁ、そうだね(遠い目
1万円もしないで割と評判の良さそうなプロジェクターってのもあんのね
壁紙が白いならホントこれだけで没入感が変わるのぜ
to be continued