「桃岩の裏側、桃尻ってやつを観に行きましょう!」
と、そのまえに向かうは「地蔵岩」
ここから先は立ち入り禁止となっており行くことは出来ないが
「あの隙間、入ってみたいなぁ~」と誰もが確実に思う魅力を秘めている
「あのお方を是非ココに連れて来たい」と全員で盛り上がった
いつの日かW地蔵を拝めると良いねと走り出した一行が向かう
その名も「桃岩展望台」
なんせかんせ
きっとまたご褒美絶景が待っている!
新桃岩トンネルを引き返して桃岩展望台へ向かう
距離で3km弱の登り、後日見たらセグメントが出来ていた
特に後半は10%超があり、奥歯がギシギシ鳴っていた
お口いっぱいに釘の味を楽しんだ後に訪れる
そう、ご褒美タイム!
酸素薄め、気圧低め、血圧も低下の一途を辿る
右に見える大きな岩が桃岩のお尻側
礼文島は高い木が無いだけではなく、獣の類(熊やキツネ)も生息していないとの事
お陰で「冬ならスキー履いてどこまでも行ける」とK野師匠
夏も山の尾根伝いに登山道が整備されており、絶景を楽しみながらトレッキングできる
丘陵を縦断する雲の影
山歩きには今のところ興味は無いが、判る気がする
「残すは北、その前に一旦補給しましょう」
しかも「離島価格」というものは存在せず、ホットシェフも一律料金との事
「愛しか感じない」
純粋な観光であれば、ご当地の海の幸を食べなきゃ「来た意味」を見出せないが
今は限られた滞在時間の中で走りまくって絶景が観たい!としか思えない
混んだ食堂で時間を消費したくないのだ、立ち食い蕎麦すら待てないw
補給も早々に島の東海岸線を北上する
ド平坦!しかも南風!
高めのテンションにつられて、自然にスピードも上がっていく
後ろを利尻富士に見守られながら走る爽快な道
キャンプ場のある久種湖という湖に向かい左折
ここから登りが始まるが、キツい傾斜ではなく長い
しかしこの島の傾向と対策は既に熟知済みである
「良い景色が200%あるから、脚削ってもチャラになる」
久種湖を越えると更に登り
その先には「トド島展望台」がある
そしてこの礼文島ライドでテンションMAXになったのが
ここから島の最北端、スコトン岬にむかうパノラマロードである
何度見返してもたまらん!
絶対にまた観たい景色である
そして遂に島の最北端、スコトン岬到着
この崖の下には民宿があるらしい
こりゃ毎日絶景で鼻血出るわ
着地の際に腰をいわしそうになったのは内緒である
ここからは帰りのフェリーに間に合わせるべく走る!
海岸線を南下・・・おっ!?
岩の上で休むアザラシ君
帰りは向かい風だがK野師匠と交代しながら走る
こういうローテーションとかもK野師匠とのライドで教えてもらったなぁ・・・
おかんのペースが上がらない、と思っていたら
突如消えるおかん
戻ってみると「お花摘み」でした、ごめんね
その後は超快走!やはりこのおかん、侮れん
無事に14:20発の稚内行に間に合い乗船!さぁ、帰ろう!
いやぁ、走った!登った!楽しんだ!
単純に稚内往復ライドと考えていたやまたけ
しかしこんな素敵な離島ライドができるなんて!
ただ、良い子の皆さんはもう少し計画的に行きましょう
このフェリー、2日前までの予約とどうみん割を組み合わせた方が断然安く行けるらしいのだ
K野師匠が昨日の夜に居酒屋で言っていた「もう少し前から計画しておけば」というのはこの点である
しかし今回は「来てみて大正解」であった
こんな経験、そうそうできるようなモノではない
稚内から帰りの運転もあるK野師匠
ネタにしてさーせん
稚内到着後にどうみん割クーポンで早めの晩飯
市内の回転寿司屋で早めの晩飯
本当に素晴らしい旅であった
K野師匠のサポートカーがとても心強く、Pota Coroおかんの超ポジティブ思考に励まされた
そして何よりも2日目の礼文島ライド
これは想像を遥かに超えた面白さであった
なんでも私がジャージを洗いに行った際に
「やまたけ、ジャージ洗濯に行きました」とPota Coroおかんに送ったK野師匠
Pota Coroおかんが「ぢゃ、明日走るって事だね!離島に行こう!」と
全ての歯車が一枚だけ違う所にちょうど良く噛み合ったお陰で迎えたのだ
そもそも1枚しか持って行かなかったジャージ
どう転がっても洗濯は必須だったのである
K野師匠、Pota Coroおかんに
改めて本当にありがとうございました!
また行きたいなぁ、、、と思いにふけながら帰宅後に呑む酒
そぉいや、明日は「山の日」
I林姉さんプレゼンツの「愛山渓でHCの刑、略して愛山刑ライド」
やるって言ってたな・・・とりあえず寝るか