Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

いろんな落とし穴

2024/03/18

買ったプラモデルを早く組み立てたい!!

そんな子供のような逸る気持ちはいつ振りなのだろう

欲求をねじ伏せるような毎日であったが、ついに腰を据えて着手である

先ずはブレーキキャリパーからである

GROWTAC EQUAL

ローターのサイズに少し悩んだが、最初は一般的な

Fr 160mm、Rr 140mmという教科書通りのサイズでいこう

イコールにはカッチカチの固いヤーツと若干柔らかい2種類のアウターが付属している

ハンドル周りの曲げがキツい箇所には柔らかいアウターを使い、その他の部分には固いアウターを使用するのが推奨されている

接続部にはジョイントで対応

やまたけが使用している工具セット

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このセットにもアウターケーブルを切る工具は入っており何度か使ってはいたのだが、やはりヤスリがけなどのある程度の手直しが必要である

しかしこの固いアウター、マジでカッチカチやぞ

ゾックゾクするやろっ!!

多分、コイツでは太刀打ちできない

エゾのDIYerの駆け込み寺、DCMでお買い物

もうね、文明の利器よな

コイツに組み合わせるのは

切断用ダイヤモンドカッター!

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ダイヤモンドは永遠の輝きなのぜ

 

あまり高出力なリューターではないので、ガッチリ押し付けると後半は止まってしまう

電動ドリルを持っている方は切断用のこのビットだけ購入すれば充分である

うん、綺麗に切れた!

やはり固い!しかし切り口鮮やかにカットできた

ほぼ手直し不要!!

今後はこれだな、楽だし確実

グイグイ突っ込んでいくのぜ

やはりお高いフレームはクオリティが違う
ダウンチューブ横にある穴からアウターケーブルを突っ込んでいくと、左のチェーンステー後端までしっかりガイドチューブが通っており、すんなりリヤキャリパー取付部までアウターケーブルが通せた

ディスクブレーキ用のフレームでは当たり前なんか知れないが、初めてケーブル交換をした時に味わった一種の絶望感を感じずに済んだのは嬉しい誤算であった

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しかし難題がやまたけに降りかかる

それは「お国柄によるフレーム構造」の考え方の相違による、なんとも気持ちの悪いワイヤールーティンである

意識してブレーキを見てみると日本の自転車はほぼすべてが

右がフロント、左がリヤブレーキとなっている

実はコレ、世界的に見て結構なマイノリティだったりする

なんか、無理くね?

ただでさえ固いアウターケーブル、なかなかに反力があってハンドルが押し返される

これではまっすぐ走るのも難儀である

ハンドル全切りにも対応させるとなると、なかなかな長さに

諸説あるらしいのだが、世界的なスタンダードは右がリヤブレーキ

試しに右に降ってみると…

すんごい自然ぢゃん…

んでもって左ブラケットからのケーブルはハンドルバーと同心のフォークに刺さるので、大きな反力も皆無…

もう、この際右リヤブレーキにしちまおうか?と思考を巡らせる

慣れ親しんだブレーキ配置を変えるメリットとデメリットを天秤にかけてみると、やはり緊急時対応や他のバイクに乗った際の混乱を避けるという意味でも統一するべきと答えをだしたやまたけ

固いアウターだけでの設置を諦めて、ハンドル周辺は柔らかいアウターを使用することにした

付属ボルトの種類の多さよ…

様々なメーカーのフレームに対応できるようにと、様々な長さの取付ボルトが付属している

そんなに載せ替えって発生しないので、ほとんど使わないのは判ってはいるのだが

こういうのって捨てられないよね、やまたけだか?

原始的だが一番コスパ良し

「こぉいうので良いんだよ」と本当に思う

プリセット型(カチカチいうヤツ)もデジタルタイプも良いんだがその数値を信頼するために行う「校正」というハードルがある

ゼロ点良し!

こういうねじれタイプの原始的なトルクレンチに校正が不要という話ではもちろん無いのだが、ブッ飛んだズレは発生しようがないし

「締めてるうぅぅっ!!」って感覚がしっかりある

柄の長いプリセット型やデジタルタイプではすんなり規定トルクに達してしまって「あれ?こんなもんか?」と感じてしまう事が非常に多いのだ

まぁ、逆ネジには対応できないとか作業スペースの制約が非常に多いというデメリットは多数あるが、こういった「一つの基準値」を参考に締付トルクの体得の訓練をするには十分すぎるアイテムだと思う

構造が理解しやすいと調整も理屈で可能

油圧キャリパーのようなクリアランスを自動で(といっても結構原始的なのだが)調整してくれるのも良いのだが、機械式には自分の好みを大いに反映できる「のりしろ」部分が多いと感じる

もちろん機械的な構造を最低限勉強する必要はあるのだが、メーカーHPで公開されている情報だけでも充分理解可能であるし

なんせかんせグロータックの開発思想やシンプルかつ合理的な構造などは、実にユーザーフレンドリーであり素晴らしいといつも感じている

各部取付時の位置出しの行程も、実に理にかなっており解り易い

チェレステの無駄遣い

深紅のブレーキキャリパーに憧れを抱くのは、自動車やモーターバイク好きであれば充分に理解してくれるであろう

うむ、カッコ良し

もう、ここまで来たら後は楽勝

だってコンポは完全ワイヤレスだもん♪

圧入BBにトラウマがあるやまたけ

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CANNONDALE乗りなら一度は悩まされた事もあろう、BB30問題

あの日から圧入式BBには信頼が置けない身体になってしまったのだよ

装着!

んで、パワメの入ったクランクを組み立てて…ん?

ここの締付ってもしや…

メーカーHPより

あ、オープンタイプのBBレンチ必要なのね・・・

やまたけのは、このタイプなの

工具、無ぇぇっ!

と、はっとりスポーツさんに転がり込むやまたけ

やはりネットではなく店舗で購入すると、こういう時に駆け込みやすい

無事装着完了!!

うんうん、カッコ良いぜ

ではではお待ちかね、ディレイラーを付けて最終仕上げといきますか!

先ずはメーカーの動画で確認

www.youtube.com

ちょっと何言ってるのか判らない事が大多数だが、雰囲気で理解できるのが動画の素晴らしい所である

こうやって取付高さを出すんだな、うんうん

…あれ?ん?穴位置…?

全っ然合わないぞ、どぉした?

インナー側になってんのか?と位置をズラしてみるが間違ってはいなさそう

・・・・・・・・・フレーム側のブラケットに種類でもあるんか?

教えて!はっとりスポーツさん!と2度目の駆け込み

色々調べてみてもらった結果、割とショッキングな事が判明

SRAM AXS、アウター50までしか対応しません

ふぁ?えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!??

マヂか?

どうやらそうらしい

思い出してみると今回のSRAMの12速化、リヤのスプロケットが最小10ってのが出て驚いていたのだが、妙に合点がいってしまった

なろほどな、だからチェーンリングは50までなのか…

とにかく、このままではイカん

これからSRAM AXS検討している人は

マヂで気を付けて!!

なお、専用FDセットで52以上のチェーンリングってのは

プロからの要望でリリースされてるっぽい

www.dirtfreak.co.jp

 

さて、どぉすっかな

盛り上がって参りました

もうね、こういうトラブルは楽しむしか無ぇわww