変速が何故か一発で決まらない
そんな症状が出始めている人は要注意である
ロードバイクの定期交換部品はチェーンだけでは無い
シフトワイヤーも定期的な効果が必要だ
ブレーキワイヤーもライド中に切れたりしちゃったら事故しか起きない
派手ではないし、速さに直結するとも言えないが、非常に重要な部品であるのは間違いないのだ
目安は年イチ程度なのだろうが、特に不具合で苦しめられた事も無い私は
2年目でシフト不良を感じ、初めて交換作業に至った
今回は若干のシフト時のひっかかりのみであったので
インナーケーブルだけの交換で充分であろう
↑実際の所、新品のアウターケーブル内にはグリスが充填されており
本来は同時交換が望ましいとの事
今回はワイヤーを事前にグリスアップして組付を行っている
鼻歌交じりでケーブルを調達しにショップへGo!
私の頭の中ではケーブルの交換自体より、交換後のディレイラー(変速機の事)の調整の方に骨が折れると想像していたのである
当初の私の脳内イメージはこうだったのだ
こんな脳内イメージと今回の整備プランをショップの店長に伝えると、
即答で「フレームの中はインナーケーブルだけですよ」と衝撃の真実を告げられる
「な、何ぃ~!?ぢゃ、どぉやってフレームん中通すんですか?」とワイ
↑本来はこんなの使うんか?
見かねた店長が奥にいってゴソゴソ・・・・「コレ、使ったら良いですよ!」
新品フレームに付いてくるらしいケーブルガイド用の細いチューブを数本オマケで頂いたのだ
こういう細かい気遣いに「ショップで購入する」という事の良さを感じずにいられない
良し!これで完璧だ!ありがとう店長!足向けて寝ないようにします!
私はスキップで帰路に着いたのである
いざっ!実践!
シフトケーブルもブレーキケーブルもハンドル側にしか抜けない構造になっている
つまりリヤディレイラー側が末端となるのでここから作業を進めていく
もらったガイドチューブをスルスル~っと被せていくと・・・
BB下部からガイドチューブが顔を出した!
この調子なら、楽勝で片付くぜ!
そんじゃ、次!ダウンチューブ内もこの調子で行ってみよっ!!
・・・・ん、んんん、、、ん?!?
全然ガイドチューブが通らんやんけっ!?
格闘する事、十数分・・・・
目を閉じて、大きく深呼吸・・・・
・・・このままでは埒が明かない、斯くなる上は
「分解しよう、そうしよう!」
だって、他に手が無いし、何よりも
そう!もう「日本規格」に乗換済みなのだから、手持ち工具セットでバラせる!
私には怖いモノなど存在しない!迷わず行けよ、行けばわかるさ!
フンぬっ!
おりゃ~っ!どぉだ!参ったか!
ほぉ、、、、フレームん中って初めて見た・・・・
ココまでバラせば、もうガイドチューブも特に不要である
そうしてインナーケーブル交換は無事に完了したのだ
しかし、ひとつの謎が残った
なぜガイドチューブは通らなかったのか?
正解はコチラ
ダウンチューブ上部のIN側に挿入してあるガイド付きのエンドキャップが邪魔してたのだ
紆余曲折はあったが(ソレしかなかった感多め)無事に完了
本当に何事も実際にやってみないと判らんもんだ、楽しかったぜ
私がこういった一見無謀とも思えるチャレンジを躊躇なくできるのも
ショップという「最後の砦がある」という安心感の賜物である
次はアウターも一緒にやってみよう♪
P.S
しこたまチェックしまくったのに
何故か左シフターでリヤディレイラーが動いてしまったのは
内緒だ
シマノの最高峰のシフトケーブル、ポリマーコートで摺動抵抗を極限まで減らしている
しかしコーティングの剥がれやすさやそのゴミが詰まるという声もアリ
↑短いスパンでちゃんと交換するなら全く問題ナシであろう
価格は半額だし、こっちで十分じゃね?なオプティスリックってコーティングしてあるヤーツ
なんせ、お小遣い運用の身よ・・・・おっと、誰か来たようだ・・・
to be continued