風連セブンイレブンのエイドの手前
士別(しべつ)市街地あたりでちらほらと
黄色いベストを着たサイクリストとスライドする場面があった
彼らは「ブルベ」勢である
基本、単騎で200km以上を「全て自己管理の元」に走るという
孤高のサイクルイベントである
観た事のあるオレンジのジャージが激しく手を振っている
鉄夫さんだ!
こんな場所で突然のエールがあると本当に嬉しいもんだ
と、笑いながら走っていると
またもやブルベライダーを発見・・・・っ!?
O西氏ではありませんかっ!!
なんとこの日、O西氏がチャレンジしていたブルベは
ちょ、桁が違う…
てっぺんライド挑戦者全員で今一度確認
「O西さん、笑顔で手降ってたな」
「1000㎞から比べたら、我々は1/4しか走らないんだよな・・・」
「ブルベって基本単騎で走るんでしょ?」
「イケる気しかしなくね?」
「サクっと走っちゃおうぜぇっ!」
「残り200kmは切ってるもんね♪」
「エイエイオーっ!」
しかし全員気付いていない
そもそも100km以上を自転車で走るという事自体の
常軌を逸した異常性というモノを
これだからサイクリストって奴は…
正に「前しか見てない」
愛すべきAFOな連中である
やれやれだぜ
↑お前もな感
ブルベ勢の雄姿と応援に更に熱が入る挑戦者たち
ペースは落ちない
なんせ今回は6名体制である
愛で満ち溢れたオッサン達のトレインは次なるエイド
音威子府(おといねっぷ)に突き進むのであった
が、なにやら雲行きが怪しい
何故かGTO氏が引き始めると雨がパラつき
GAKUちゃんが引き始めると陽が出る
この繰り返しだったのだが
ついに本格的に降り始めてしまったのである
カーボンリムブレーキは夢のように効かない
ストップ&ゴーが少ないシチュエーションで本当に良かった
路面が完全なウェットになると
集団は謎のハイテンション状態に陥る
「適度に冷えてちょうど良い」
「ボトル飲む手間が省けるぜ」
もう、こぉなったら雨すら楽しむしかない
本当にこれだからサイクリストって奴は…
本当、つくづくだぜ…
↑だから、お前もな感
到着した音威子府のセコマで2度目の休憩
ココでT中さんが一旦サポートカーに乗る事となった
流石にこの雨でのロングはキツいか…
サポートカーのK野師匠が心配そうに
「雨、大丈夫ですか?」と聞いてくれたのだが
「もう半分終わったんだから、イケますよ」
という謎の回答
GAKUちゃんに至っては「追いカフェイン」で
更に戦闘力をシバきあげる謎のテンション
まぁ、ココまで来たらあとは消化試合みたいなもんだ(ドコが感
なんせ昨年の足攣りポイントは越えた
自転車はオールウェザースポーツとも言われる
ツールなどでは山岳ステージのピークで雪なんてのも実際にあるらしい
ってかこちとら雪でも自転車乗ってるんだから
雨降りしきる中で走る面々
何故か旭ヶ丘HCでの二次会での話でGTO氏と盛り上がり
後半、坂バカブロガーO関氏と
「最終カーブかと思ったら
チョココロネだったんだYo!」と
愛山渓でフザけてたのを思い出すやまたけ
何回見ても好き過ぎる
GTO氏と何かにつけて
「そぉ~~~~っ!」
「チョココロネだったんだYo!」
とゲラゲラ笑いながら走っていると
後方で異変が!
前半から頑張って引きまくってくれていたGAKUちゃんがストップ!
「攣っちまいましたぁ・・・」
そんな事もあろうかとと
ポケットに忍ばせていた秘薬
ツムラ68番、芍薬甘草湯!
(しゃくやくかんぞうとう)
「↓↙←+K」で飛び出す必殺技の如き名前
コイツの効果は5月に体感済みである
出して渡そうと思った矢先にGTO氏
「コイツで回復ぢゃ」
素晴らしい速さでのコマンド入力で
GAKUちゃんに68番をお見舞いしてくれた
コイツの即効性はマヂでエグい(語彙
GAKUちゃんも半信半疑であったが
モノの数分で復活!
これでまた68番信者が増えたのであった
いつの間にか降り続いていた雨も止み
最終エイドの浜頓別(はまとんべつ)セブンイレブンに到着!
ココでドライなジャージに着替えたT中氏も復活!
全員そろってラスト70km弱に繰り出す
待ってろ!宗谷岬!!
この先で今回のライドブログが遅れに遅れた理由が明らかとなる!