Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

長い坂、長い一日

2023/07/02 AM11:00

旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023は大成功の元に全て終了

出し切って疲労困憊の者、満足げな笑顔で帰る者、

来年の課題を残した者、何故かもう一度登る者

多種多様な締め括り方の参加者達

 

そのどのパターンにもハマらない

「あたおか」と世に言われても否定しきれない者達

そう、「二次会」に向かう者達である

皆の大事な坂を守れっ!!
「酸欠戦隊ノボレンジャー」!!

例年は三国峠に向かっていたのだが

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事前の天気予報、移動時間、まさかの自走で帰るというO関氏

様々な要素を勘案した結果、今回の二次会は

愛山

とりあえず、朝飯が早かった参加者面々

すでに腹ペコモンスターである

と、いう訳で駐車場からすぐの

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腹が減っては登れない

やまたけは「幻の塩」と小ライス!

全開で走ったから、ゼロキロカロリーな

無事にゼロキロカロリーだったので(?

安心して二次会に挑めるのぜ

いざ行かん!愛山刑!否、愛山渓!

ラーメンを消化しながら二次会会場へ!

食後にいきなり登ったら大変な事になるので

愛山渓ドライブインまで腹こなしをしながら向かう

ドライブインのあるT字路を左折

さぁ、行こうぜ!

さながら三味線演奏会

しかし誰も前に出ない・・・

二次会でも様子見モード、なのか??

やまたけは気付いた

「熊鈴、I林姉さんと二次会から参加のダーハラ氏くらいしか付けてないんぢゃね?」

これはやまたけの憶測に過ぎないのだが

「一人にはなりたくない」という心理が働いたのではないか?

 

見かねたI林姉さんが取り出すのは・・・

姉さん、あきまへんっ!?

安心してください、そういった筋ではありません

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100均で売ってる火薬銃である

号砲よろしく発砲!!

「さぁ、野郎共!登りなっ!」

と、けしかけてはみたが

どう考えても集団走行の方が良いのでは・・・?

と、ひるむ一同

行くよ!ビビッてんぢゃねぇよっ!

本格的に登りに入る頃には集団は縦に長く伸びていた

やまたけも火薬銃は持参していたので数発鳴らして入山

ほどなく後方から追い上げてくる影が

颯爽と消えていくN口氏

やはり強い!N口氏

スッと追いついたかと思った瞬間に

数メートル前にいたのである

 

引き続き後方に現れたのはON田クン

ON「やまたけさん、約束守ってくれました?」

やま「え?何何?」

ON「アウターで登るって」

え?あれは「約束」だったのか?

やま「ゴメン、ヒヨってインナーで走ったのぜ」

ON「そう、ですか、、、」

悲しい顔をしないでおくれ!!

ON「次こそはアウターで登りましょう!」

やま「お、、、おうっ!、、、」

と決意を聞いて安心したのか

スルスル~っと先に行ってしまった

 

それにしても長い・・・

こんなに長かったっけか?

後半戦に入ると数十メートル12~14%登っては

また数十メートル平坦近くなるという

謎の波状攻撃を繰り出す愛山渓

 

視覚的にも相当、精神を削られる

周りには鬱蒼と茂る林しかない

素晴らしい景観も皆無、ゴールも見えない

 

さっきから同じ坂登ってるんぢゃね?

という錯覚にすら陥る

 

「もうそろそろ、心が折れそうだ・・・」

そう思ってからしばらくして

コーナーを回った瞬間にゴールが見えた!

 

次々と到着する参加者達・・・ん?

A田ニキが、来ない・・・

ちょっと様子を、とN島クンが降りていく

ほどなくして

良かった!無事にナイスクライム!!

と、後方から

正に丸腰で走るN島クン

左から黒い影が飛び出してきたらどうしようかと

一同ヒヤヒヤしていた

ココに何があるって訳でもない、
ただ登った先がココだっただけだ

ダーハラ氏は二次会からの参加である

十勝方面から参加のS本さんとM原さん、

「ココは・・・しんどい・・・」とお褒めの言葉を頂いた

翌日、S藤氏と冗談っぽく話をしていたのだが

「朝、弱いから二次会から参加するね!」とか

今後普通に出てくるかも知れないとか

三次会、四次会と派生する可能性も秘めている

 

サイクリスト向けに

「旭ヶ丘HCスタート!上川、愛別を登りつくすツアー」なんて

O村さんに企画してもらうのも良いかもしれない

なんせ全員「わざわざ苦しい思いをしたい」人間達である

一日が・・・長い・・・

帰宅後、一杯ひっかけた瞬間に

視界がシュワシュワしてきた

時刻は20:00、だがもう起きてられない・・・

長い一日であった・・・