フルメンバーで挑む最終局面!
皆が楽しみにしていたエサヌカ線へ向かう
正に地の果て感がハンパ無いが
6人のオッサン達にかかれば
笑いと感動が見事にマリアージュ
晴れていれば正に最高ではあったが
この薄曇りの怪しい空模様もまた
「何処まで続くの?」感が多分に醸し出されてまた良し
そんなエサヌカ線で皆の背中でも撮ろうかと
スマホをホルダーから取り外した時に事件は起きたのです
小雨がパラつく中
タッチIDが効かないなぁ…と濡れた手で…
あ…ツルっとな…
ダーハラ氏のGoProが決定的瞬間を撮っていてくれていたのだ
おぉ、画面バッキバキやぞ
完全にオワタ
操作はおろか、これまでの行程で
何枚も撮影していた写真にもアクセス不能
通常であれば超絶落胆するような件なのだが
「ゴールしてから考えよっと♪」
と陽気なサ〇エさん状態
皆が笑ってる
自分でも笑ってる
ルールルルルー今日も能天気
今はそんな事で止まっている場合では無いのだ
残り数十kmまで迫っている最北端
と、最後の最後で待ち構える登りが
挑戦者たちの脚にトドメを差しにかかる!
一回登って終わりかと思いきや
即座のおかわりクライムという正に鬼畜の所業
しかもこのおかわりクライム、
登り切ると絶景!となるポイントなのだが
目に見えるモノが全てではない
とは言いつつも、やはり惜しい
昨年観えた景色を、このメンバーに観せてあげたかった
誰が為に走るのか?
何の為に走るのか?
一体何を証明したくて走るのだろう
答えは6人のオッサン、それぞれの中にある
その答えはきっと、誰の評価をも超越し
「自己肯定感」という正体不明のエッセンスを添えて
「心の金メダル」になるのであろう
だが、それで良い
いや、それが良いのだ
昨今、「他人の評価」というモノに
どれだけの人が振り回され、そして傷ついた果てに
目を覆い、そして耳を塞ぎたくなるような
悲しい結末を迎えてしまったのかは
皆、周知の事実である
自分の人生に他人のジャッジなど必要ないのだ
「生きたい様に生きる」事が難しいと
真に勘違いしがちな世の中である
このオッサン達を見てごらんなさい
生きる事をサボらないってこういう事なんだ
「笑える事を真剣にやる」
一緒に挑戦してくれる仲間がいるって事も
やまたけの人生において本当にかけがえのないモノである
感動もひとしお、しかし昨年より相当早い時間のゴール
「今年はえらい速かったですね!」と告げると
ボソリとK野師匠
「例年、休み過ぎなんですよ」
今年はK野師匠のタイムテーブルに恐ろしい程合致したとの事
あ、おかんと脇道、寄り道し過ぎてたんかw
さーせん(反省皆無
皆のバイクを回収して向かうは風呂!
正直、汗流せればオケな感覚であったのだが
ここ、めっちゃ良い!!
心配していた夕食も食べられるし
お風呂も新しくて綺麗!
入館料に割安感すら漂う
漫画喫茶なみに書籍も完備
なんだよ、これは一日潰せるのぜ
もちろんノンアルである
大満足よな、マヂで
お腹も一杯、胸いっぱい
帰りはK野師匠の運転で旭川まで直行
次々と睡魔に突き落とされる挑戦者達
その中で一人、何故かギンギンなヤーツが
ごめん、俺は寝るわzzzzz
眠くても眠れないという苦しみを知らないやまたけ
ただ、朝はめっちゃ「興奮補正」がかかってしまうのだがw
Ave30km/hには至らなかったものの
なかなかに良いペースで走れたのも
GAKUちゃん、GTO氏、ダーハラ氏、T中氏、K林氏
全てのお方達のお陰である
また皆で遊ぼうぜ!
お互いにそう告げながら
てっぺんライド2023は幕を引いたのである
自分の撮った写真が皆無で
時系列もぐちゃぐちゃになっちまったのだが
「楽しかった」って事に変わりはない訳で
この後のiPhone修理珍道中の方が
ロングライドのケツの痛みのそれより
ストレスフルな事になろうとは
気が向いたら書きますね
知らんけど