Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

一週間限定!幻のアクティビティ!

2024/02/13

今年の冬はやはりおかしい

北海道で2月と言えば、なまら冷え込む日が多い時期であるのだが

ここ2~3日は完全にプラス気温

旭川の道路脇はいつもの3月下旬を思わせるような解け具合

 

昨年行った糠平湖の氷上サイクリングも

今年は1月いっぱいで終了となってしまったのだ

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来年は早めに予定立てて行こう

 

もう一つ楽しみにしていたイベント

大雪ダムのアイスカルーセル!

昨年はかなり冷え込んだ日に行ったのだ

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しかし今年はどうだ?

気温はプラス5度!しかし行くぜ!行っちゃうぜっ!

昨年はフロントしかスパイク履かせてなかったから

お留守番していたファットバイクを連れて行く事にする

前回の反省を活かして、今回は層雲峡スタートにする事にした

自宅からの移動時間はほぼ2時間

当然、車内で朝食となる

ニヤニヤしながらコンビニおにぎりをほおばる45歳のおっさん

屋根付きで無料とか神過ぎる

10時、層雲峡パーキング到着

氷瀑まつり期間中ではあるが、メインは夜なので無料パーキングはわりと空いている

ニヤニヤしながらファットバイクを組み立てる今年46歳になるおっさん

数名の観光客と思しき人を見かけるが決して声はかけられない

完全にヤベぇ奴だと思われているんだろうな

思ったより溶けてはいない

歩道も綺麗に除雪してくれているのは本当にありがたい

この辺りの除雪作業をしているのは

やまたけが現在担当させて頂いている法人のお客様

SNSで繋がっている従業員の方からも

「除雪しといたので楽しんでください」とメッセージも頂いていた

本当に沢山の方々に感謝感謝の日々である

 

隠れ氷瀑まつり

気温が高いせいで溶けだしている

無機質なコンクリートと自然のアート

昨年はなまら寒くて止まる気にすらならなかったが

今年は景色を撮る心の余裕がある

しかもファットなので安定感もマシマシ

心配していたほど道路も溶けてはおらず

ベッチャベチャになる感じもギリで無し

長いトンネルは灯火装置必須

交通法規と交通安全のバランスを考えると、ココは歩道一択

ってかここを歩行者が歩いているはずもない

ってかここを自転車が走っているはずも、ほとんどない

 

「確か去年もこの辺りで…」と思っていたら

隠れ氷瀑まつり 屋内会場

歩道の幅からも大体察しはつくとは思うが

この位のド迫力

気付かずに特攻キメたら、交通事故レベルの氷柱である

しかも下はこんもり氷の丘が出来ており

歩きで通るのもなかなかデンジャラス

ガードレールを手すり代わりにして通り抜ける

もう一息

良かった、湖面にはまだしっかり氷が張っているようだ

湖面に降りる前に放水

今年もやって参りました!

「え…自転車…」な受付のお姉さま

昨年も来た旨を笑顔で伝えると

「では、かっては判ってる感じですね」とスムーズな応対

一気に湖面までダウンヒル開始である

 

湖面付近で層雲峡観光協会の方と遭遇!

sounkyo.net

層雲峡氷瀑まつりへの協賛依頼でご来店された際に

今年もアイルカルーセルやるんですか?と聞いていたやまたけ

昨年自転車で伺った旨や、楽しみにしていると伝えてあったのだ

「今、受付から『自転車で来た人が行きます』って連絡あったから

まさかとは思いましたが、本当に来るとは…」

どうも、こんな事して遊んでる変態です

 

通常はアイスカルーセルのあるダム中央付近まで

スノーモービルで送迎してくれるシステムを取っているようだが

「…このまま自転車で行きます、か?」の問いに

イエス、オフコース

全力で答える変態

広がる非日常の景色

山の合間に広がるまっ平の雪原

この非日常的な景色は一見に値する

この写真を撮る「非日常的なおっさん」を見ているスタッフの皆様

今年はかなり奥の方に作ったアイスカルーセル

スタッフの方に聞いたが、

昨年と同じ場所ではやはり氷が薄すぎたらしい

youtu.be

午前中に20数名の団体が来たらしいが

ちゃんと全員乗れたらしい

来年は誰か一緒に行って欲しい

写真が、動画が…地味過ぎるw

いやいや、そういうアトラクションではない

完全なドMトレーニングにいかがだろうか?

ファット de バナナボート!

 

来年も楽しみにしています!と伝え、会場を後にする

受付のお姉さんに「充分楽しめましたか?」と聞かれる

多分、思っていたより滞在時間が短かったのだろう

そんな心配はご無用である

 

おっさん一人でクルクル回っても、楽しめるのは3周程度が限界であろう

 

どちらかというと「ココまで自転車で来た」という

既成事実さえできてしまえば、割とそれだけで充分なのだ

そう、アイスカルーセルは純然たる「目的」ではなく

ライドの為の言い訳であり、ネタの振りである

たった1週間しか存在しない「幻のメリーゴーランド」を

凍った湖上を走って観に行く

こんな贅沢で壮大なネタ振りがあるだろうか?

 

この厳しい冬の時期に北海道にいる人しか体験できない

これは正に「金を積むだけでは叶わない」貴重な体験

来年も開催されたら、是非足を運んでみて欲しい

 

え?自転車で行きたいって?

もちろん、ご一緒致しますよw

劇的に登る訳でも無く、程良い疲労感

帰り道に凍った滝でも観てくっか!と立ち寄った銀河の滝

ずっと上を見ていた二人の観光客…

滝が凍るって確かに凄いよな~と

ボヘェ~っと眺めていると…!!!?!?

凍った滝の上の方で何かが…動いてる…

多分、絶対ダメなヤーツ

凍った滝でアイスクライミングしてる人が居る…

命知らずなのは本人の勝手だが、ブッ飛びすぎなのはいかがなものか

エクストリームが過ぎるのぜ

バックカントリーでの事故も多い冬の北海道

充分な知識、装備、そしてルールを守って楽しんで欲しいものである

完全にカロリーゼロ

冷えた身体にブチ込むラーメンは正義でしかない

 

冬チャリもそろそろ終わりかな…

今年は雪解けも早そうだ