Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

期間限定!迷わず行けよ!アイスカルーセル!

2023/01/31

本日は定休日のやまたけ

窓の外は少し微妙な天気

しかし昨日のAFOみたいな「シバれ」も緩み、マイナス一桁である

↑占冠村や富良野市では-30℃オーバーを記録

1/30朝の出勤時の気温、もう「痛い」レベル

一年間の絶対温度差で60℃を越える環境の中

人間という生き物は生活できるのだ、本当に素晴らしい

 

車庫の雪下ろしというミッションが控えているのは重々承知なのだが

今日は絶対に行きたい、否

行かねばならない場所があったのだ

目的地は上川町、層雲峡の更に奥

大雪ダムである

sounkyo.net

層雲峡では1/28から3/12まで氷瀑祭りが開催されている

sounkyo.net

このお祭りの一つのイベントとして

大雪ダムでこんな面白そうな事をやっているのだ

sapporo-activefes.com

期間は1/29~2/4と短く

やまたけの会社のカレンダーでの話だと

今日しかチャンスが無い!

 

HPで確認した所、あまり駐車スペースがないらしい

ここでサイクリスト脳がある答えを導き出す

「駐車場が無いなら自転車で行けば良いぢゃない?」

マリーアントワネットも真っ青の珍回答

しかしサイクリストにとっては

本気と書いて「マジ」と読む

ドヤ顔回答である

冬チャリの準備もだいぶ手慣れた感がある

サクっと準備してレッツらGoである

謎の使命感とバイクを積み込み出発

旭川市は雪も降っていなかったのだが

当麻町を過ぎたあたりからパラパラと白いモノが

高規格道路をひた走り上川町に到着した頃には

結構な雪

大型トラックとすれ違うと雪煙で数秒のホワイトアウト状態

「あぁ、こりゃ危ないなぁ・・・」

当初は上川町にクルマを置いて

層雲峡までの約30kmを走るつもりだったのだが

そのままクルマで層雲峡に向かう

層雲峡に近づくにつれて空が明るくなってきた!

「これなら行ける!」

層雲峡の7km程手前のチェーン脱着場

ココでシエンタちゃんを待たせて走る事にした

この時、目撃されていたのをやまたけは知らない

歩道や覆道内も除雪してくれている!

明らかに利用者は少ないのだが

川沿いに数名の足跡がある

そんな歩道までしっかり除雪がされているのはとても嬉しい

サクサクの路面なのでファットの方が走りやすいだろう

リヤもスパイクタイヤ、やっぱり欲しいなぁ・・・

エゾい、エゾ過ぎる

冬チャリあるある

「写真撮るのが面倒」

スマホをポケットから出して

外気にさらしていると秒で電源落ちる(マジ

グローブ外してパシャり

そしてまたスマホをしまう

だからみんなGoProとか使うのか

知らんけど

ド根性でしなりまくる枝

どうしてこうなったのか理解に苦しむが

これも自然が生んだ冬の芸術である

風でユラユラ揺れていたが

優雅さは皆無であった

 

7km程度の距離、このやまたけにかかれば楽勝

と、思っていた

この「読みの甘さ」がやまたけの代名詞と言っても過言ではない

サクサク路面でのトラクションのかかりの悪さと

油断すると持って行かれるハンドル操作に

神経が削られなかなか思うように進まない

ご存じの方もいるだろうが、層雲峡までは2~3%の登り基調である

なんやかんやで小一時間かかって層雲峡に到着!

せっかく来たからと訪ねてみたが・・・

コロンビアのお店が入っているのでちょっと見てみたい

・・・・火曜日定休・・無念

あったかいラーメンしか勝たん

アイスカルーセルのオープン時間は13時から

早めのランチはやはりラーメン

お客様でもある大雪山食堂へ

www.daisetsu-kamikawa-ainu.jp

カロリーは限りなくゼロに近い状態

自転車で来たという事実に

「コイツ、マヂでヤバい奴なのかもしれない」といった表情

興味津々でバイク見学

「おぉ、前後フルピンなんだ!?歩くより滑らないね」

判ってくれた様子だが

この寒空の下、チャリで来た事実は受け入れがたい様子であった

「午後から降るよ、ダメだと思ったら電話ちょうだいw」と

とてもありがたいお言葉を頂き出発

本当に降ってきた

やまたけは後悔していた

層雲峡には無料パーキングがある

氷瀑祭り期間中でも日中はわりと空いている

「層雲峡スタートで良かったんぢゃね?」

帰りに日帰り入浴で温まって帰るのが最高プランでは?

この記事を見たそこのサイクリスト!

悪い事は言わない、層雲峡スタートが正義だ!間違いない!

トンネルを抜けてほどなくスポットに到着!

妙なウェルカム感が・・・

やまたけ「アイスカルーセル観に来ました~!」

おぢさん「麓のチェーン脱着場で自転車組み立ててたでしょ?」

やまたけ「え、あ、はい!」

おぢさん「ココまで来るかもなぁ~ってうっすら思ってたんだよねぇ~」

 

おぉ、良い勘してんぢゃんw

変態を見極めるのは得意らしい

 

入場料の¥1,000-を支払い、歩いて向かおうとした時に

おぢさん「そのまま自転車乗って行って良いよぉ~」

まぢか

サイクリストに朗報である

期間は超絶短く、恐らくこのブログを読んだ

蝦夷地在住のサイクリストのうち

スケジュール的に行ける人は少ないだろうが

湖面乗り入れ可能(っぽい)

 

「っぽい」ってのはやまたけ的な感覚だが

「まさか自走で来る輩がいる事は想定外であった」という感じが

スタッフ達の表情から「なんとなく」思えただけの事である

 

サイクリストが大挙してMyバイクで押し寄せ

湖面でやりたい放題するという

地獄絵図のような事態になれば運営側として

規制する事になるであろうが

国道から3~400m林間を抜けてから湖面に到達する糠平湖とは

シチュエーションが大きく異なり

クルマでも湖面まで簡単にアクセスできる環境

 

余程の無茶するAFOな輩が現れない限り

国道からの見通しも効くこの大雪ダム上では

来シーズンもサイクリストウェルカムな

冬チャリフィールドになるのではなかろうか

熱望しかないやまたけである

色んな団体、プロジェクトが乱立しとるな・・・

やまたけが真に思うのは

何処が主導権を握っててとか

誰が発言力があってとか

どのプロジェクトが一番可能性があってとか

そんな話ではない

何を訴えたいのかは皆様が個々に察してくれれば

やまたけはそれで満足である

湖面でワチャワチャしている人達がおる

おぢさんのお言葉に甘えてCUJOちゃんでそのまま湖面へ向かう

平日なので観光客も少ないが

確かにソコにはあったのだよ

アイスカルーセルがっ!上に乗る際にはライフジャケットの装着が必要である

実際に訪ねてみると

かなり地味な感じだが

それは集客能力が拡大すれば解決するであろう

このカルーセル、耐荷重はいかほどか?

頭の良い人に電卓渡せば簡単に算出できるであろうが

「ココに新型車載せてクルクル回したら話題になりそうだよな」

とか、考えてしまうやまたけなのであった

 

実はやまたけ、先日の糠平湖での失態を受け

ezotional.com

事前に電話で色々確認をしていたのだ

アイスカルーセル会場の隣にファットバイク試乗の会場が設営されている

ソコのお姉さんが声をかけてくれたのだ

お姉さん「先日お問い合わせくれた方ですよね?」

やまたけ「え、あ、まぁ、そぉです」(コミュ障

お姉さん「コースも色々作ってますので物足りないカモですが走ってみてくださいね」

やまたけ「あ、ありがとうございますぅ~」

月や火星にいる感覚、判るかなぁ~?

信じられないくらいフラットな道なき平面とか
「地球ぢゃない感」ってのがこの湖面サイクリングにはある

控えめに言って最高とは正にこの事

写真でも判るであろうが

雪の振りが強くなってきた

帰るとしよう

裏氷瀑祭り

トンネル内では結構事件が起きる

どぉいう事なのかさっぱりだが

こんな事になっている

 

スパイクなので信じて駆け抜けても良いのだが

コケたら即ガードレール&氷柱への

強制ヘッドバッドが待っている

ココは慎重にバイクを降りてパスする

降りが強くなってきたのぜ

無事に下山、バイクを積んで走り出すと

視界に不安を覚える程の強い降雪

良いタイミングで離脱できたのだな

と、一安心

層雲峡までしか保たなかった・・・

記録ではなく

記憶に残るライド

まさに今日のライドはソレよな

タイミングが合うなら

大雪ダム、激推しなのぜ