2020/06/09のお話
人型登坂兵器コマンゲリヲンからのお誘いでのライド
普通の楽しいライドでは無さそうな予感しかしない
本日のメンバー
・コマくん
人型登坂決戦兵器、強烈なATフィールドを展開し笑いながら坂を駆け上がる
・N島くん
こちらも人型兵器、Mr.ロケッティアである
見た事ない長さのステムで強烈なエアロポジションを構築
先日のさらべつ3hでエキスパートの部3位
・N里氏
そろいもそろって人型兵器、旭ヶ丘HC2連覇中のN里氏
長い手足が実に羨ましい
先頭を走る昨年大会のチャンピオンジャージがN里氏、
スタート直後、どんどん後方に沈んでいくやまたけもチラっと映っている
そう、この日のライドは3人のクライマーとひとりのオッさんという
とても見ておれない釘の味しか感じない坂祭りであったのだ
私にとって登り坂という所は
「なんとか踏ん張って我慢して走る」という認識
しかし、この御三方は坂に入るとまさに「ヒャッハー」状態で加速するのだ
平坦区間は彼らにとってはレストである
それにしても誰が引いたんだ、このルート!
曲がる度に坂がある、エンドレスヒルクライム
夜泣きしそうな程の坂のオンパレードである
楽しくチギられまくる
世の中の常識だが、
トンネルの入り口と出口の数
ならびに登り坂と下り坂の数は同じである
だが、そいつはきっと嘘だ
少なく見積もっても7:3くらいで登りが多い
薄れていく意識の中で私はそう思っていた
酸素が脳みそに届いていない
ただひたすらハンドルを掴み、歯を食いしばってペダルを回し続けた
一体何km走ったんだ?サイコンを見る
・・・え、無いんだけど、サイコン
ハンドルバーにはサイコンの土台しか存在しない
何かのタイミングで落としたっぽい・・・・
一体どこで?全く判らないので引き返さずに諦める事にした
使用していたサイコンはコイツ
ちょっと変わったヤーツでスマホ連携のサイコン
お、そうか!このログ辿って行けば無くなった所が判るかも!
なんと素晴らしい!きっとこの周辺にあるに違いない!
待ってろよ!今助けに行くからな!
と後日クルマで現場に向かうやまたけ
路肩には草が生い茂っている、ここに落ちてたら見つけるのは無理だよな・・・
やっぱり無理か、あきらめよう
・・・と思ったその瞬間!
目を疑うような光景が飛び込んできたのである
なんとなく見覚えのある大きさである
しかし私の落としたサイコンは一つである、数が合わない
4つに増えていた
完膚なきまでに叩きのめされたとは正にこの事
何か一つの可能性すら残っていない破壊っぷりである
私の心は何故か清々しかったのである
この報告を見たY崎春のパン祭りからメッセージが
まさかのガーミン520J!ありがとう、ザキさん!脚パン祭りやりましょう!
未だに使いこなせる気がしない多機能ぶりに悶絶しているが、やはりシェアが高いのは納得である
圧倒的に使い勝手が良いのだ
一回落としてんだから、今度はちゃんとストラップ付けて使おうと
この記事を書きながら思い出したやまたけであった