Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

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私の初のロードバイクはCannondale CAAD8 SORAであった

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この初号機は、もう一人のたけしの元にお嫁に行って久しい

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今思い返しても、抜群のタイミングで現れた店長

沼に落としに行ったら「自分がハマる」という大珍事であった

 

そんなCAAD12もゆっくりではあるが着実にアップグレードがされていく

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完成車のCAAD12に装着されていたMAVICのアクシウムは

ひっそりとスタメンから外れていったのである

そんなある日、そのたけしとの会話の中で

初号機のタイヤがそろそろヤバいという訴えがあった

「・・・・アクシウム、使うか?」

思い出詰まったホイールだ、しこたま走ったが不調は無い

どうせなら身近で大切に使ってくれたら私も嬉しいものだ

かくしてアクシウムは初号機のアップグレードプランに組み込まれたのである

たけしの家から預かってきた初号機

前輪は難なく交換可能なのだが、後輪はそうはいかない

SORAは9速モデルなのでそのまま移植が出来なかったのだ

それにしてもなかなか手入れが出来なかったとの事で汚れが目立つ

乗れていないってのも手伝ってルブが固まっちまってる

キレイキレイしちゃおうねぇ~~~

ゴシゴシしちゃおうねぇ

このブラシ、本当に良い具合

アルミホイール用でカー用品店やホームセンターで簡単に入手できる

最強タッグである

気持ちえぇ・・・

気持ちえぇ・・・2

気持ちえぇ・・・3

スプロケットも綺麗にしたらアクシウムへ移植

その際にスペーサーを入れる事で9速に対応する

ショップでタダ同然で分けて頂いた、感謝

単純にこの付け替え作業だけでは変速がおかしくなる

リヤディレイラーの調整が必要となるのだ

ホイールが変わったら必ず確認、調整が必要なので覚えておこう

 

一見難しそうな作業だが、理解してしまえば簡単である

チェーンは装着せずにリヤタイヤを車体に装着してクイックで固定しよう

そしてリヤディレイラーはトップ(一番重いギヤ)にセットする

トップギヤとディレイラープーリーがズレている

ギヤを車両後方から真っすぐ見てみると

トップギヤとプーリーがズレているのが判る

この状態では最悪、チェーンがトップギヤを乗り越えて

シートステーとの間に挟まってしまう

H(High)のビスを回す

そこで調整に使うのが右側にあるビス

高速側なのでHigh、つまりHの印字のある方を回すと

ディレイラーが左右に動かせるようになっている

コイツをグリグリ回すとプーリー位置が調整できるのだ

調整後

完全に同線上にするのではなく、ギヤの外ツラがプーリーの中心に来るように

らしい、知らんけど

これでトップ側は完了

お次はロー側である

物理的に動くMAXがローギヤと同線上になるように

シフターでローギヤまで動かして確認ってのがセオリーだが

私は「構造的に動くMAXを合わせる」様にしている

万が一にもホイール側にチェーン落ちしてしまうと超怖いからという理由

この位置はLo、つまりLと書かれた方のビスで調整が可能である

 

一通り終わったらチェーンをかけて変速チェック

ワイヤーの張りを調整しながらスムーズに変速できるかの確認

無負荷での確認が終わったら実走もしてみよう

 

コツとしては「一気にいろいろイジらない」って事

調整する要素を分解して、一つ一つの調整を順を追って行う事である

大丈夫、取り返しがつかないような事態にはならない

どうにも上手くいかなければ、クルマにバイクを積み込んでショップへGo!である

シュッとした初号機



あれこれイジりながら構造作動の勉強するのも楽しい時間である