「さよならは別れの言葉じゃなくて、再び逢うまでの遠い約束」
世代のバレるフレーズだが、決して色褪せない言葉の力を感じる
T橋さんのお見送りライドに行ったお話である
本日のメンバー
・T橋さん
4月をもって蝦夷を離れ石川県の赴任を命ぜられる
「自走で行くんですよね?」という無茶なボケに丁寧にツッこんでくれるお人よし
・ダーハラ氏
みんな大好き坂フェスオーガナイザー
盟友T橋さんを送るライドで涙が止まらないのだが、やはり登りたい
・YamaichiマスターS藤氏
既にカフェはオープンし、営業日ではあるが「T橋さんのお見送りライド」という大義を掲げ参戦、奥様も快諾、T橋さんのお人柄が垣間見える瞬間である
眠気防止の為にやまたけを助手席にお迎え頂いたので、可能な限りしゃべり続けようと決意
・N西氏
憶測の域を出ないが親か親戚を坂にヤられたらしく、強い恨みを坂にぶつけるDOGMA乗り
・ペンギンさん
札幌のサイクルショップ勤務の彼女
N西氏と同じく坂嫌い、斜度1%以下でも指摘できる素晴らしい体内水平器を搭載
・M本氏
とりあえず何処でも自走で集合場所に向かうというクセを持つ剛脚
今回、留萌方面予定であったのが天候の都合から帯広に変わったのを告知していなかったら、天候に関わらず自走で留萌に向かってたであろう
・AIちゃん
イニシャルからの「アントニオ猪木」では無い
Yamaichiさんに訪れた際に「自転車好き」を伝えてしまい、奥座敷に通されたという都市伝説
本人はノーマルと申告しているが、十勝岳に興味を持つ時点で既に末期の酸素欠乏症患者である
・サガラン
帯広界隈をホームとしているナイスガイ
冬の糠平湖でカフェもやっている
ピンクのジャージをさらりと着れるのは自信の表れである
集合場所は十勝ネイチャーセンター
「姉ちゃんぢゃなくてオバちゃんがいたのぜ」という
昨今は間違いなく問題発言となり、炎上するであろう発言をしながらも
平然とトイレを借りるやまたけ
先ずは集合場所写真を撮りましょう
という流れになり、全員で撮影スポットへ
、、、、、どう撮るよ?
T橋さんの勘が冴えわたる!
しかし、その直後
「この自転車をどう固定する?」問題発生
そこでAIちゃんの女子力発動!
「クルマにスマホ用の三脚あります!」
普通無いと思うが、ソレが女子力というモノなのか?
素晴らしい
さぁ、参ろうぞ!
風が、、、、強、、、、
最初のチェックポイントは愛国駅
8割がおっさんという団体で愛国駅
しかも全員満面の笑みを浮かべているという恐怖しか感じない絵面である
現在は廃線となってしまった駅、名残りを楽しむのだが
なんだよ、ラブリーが過ぎるな
素敵やん♪
切実やん(嘘
N西氏は被写体として秀逸な「ネタ感」を持ち合わせていると思う
後ろのT橋さんもナイスな見切りを持っている
十勝の強風にヤられながらも次なる目的地へ!
地味なスポットかも知れないが、大正駅である
内緒だが、T橋さん
ココで地味な落車をして
Rrディレイラーに若干ダメージを負ったとか負わなかったとか
ケガが無くて本当に良かった
近くには湧き水がある
ダーハラ氏曰く、「天然のタピオカがある」
多分、それは動物性タンパク質溢れる「タピオカに似たヤーツ」である
N西氏ならきっとダイブを決めてくれるのでは?と期待したが
やはり大人の集まりなので事無き
戦隊モノを観て育った私としては
ピンクは女性の象徴であったのだが、昨今は潮目が変わってきているのか
サガランは誠にキレイにピンクを着こなす
見るに堪えない
しかし、幸福駅に来ちゃったらこうなってしまうのは自然の摂理
土産物屋の中に何かしらの撮影アイテムハケーン
こういった観光地の備え付けの衣装や帽子の類は
思い出作りの視点でいえば「絶対にDoしてみるべき」である
要は「使えるモノは全力でネタにする」という精神である
顔ハメをこう使う男を初めて見た
さぁ、昼飯だ!
とN西氏チョイスのお店・・・・渋さが過ぎるのぜ・・・
と、ここでM本氏が離脱
まさかの来る途中でクルマの警告灯が点灯したとの事
自走で帰るという事にならなければ良いのだが・・・
やはり豚丼は外せない
大変美味しく頂いたのだが、
向かい風が強かったので「カロリーゼロ」である
お店に罪は無い
帯広畜産大学の敷地にできた酒蔵、碧雲蔵!
上川町にある酒蔵、緑丘蔵の流れを汲むプロジェクトである
酒好きの私としては応援したい
以前も紹介はしたが、この「神川」という日本酒、間違いのない旨さである
お見送りライドも大詰め!最後の最後にサガランからの粋なプレゼント
「平坦ばかりで申し訳ない、ヒルクライムですよ」
・・・なんて恐ろしい子!?
十勝川温泉郷を見下ろせる展望台までのヒルクライムをデザートにするとは・・・
なんやかんや、最終的には登るのね・・・
〆は温泉!魂抜ける~~~
S藤氏に懇願してお土産(献上品)の購入
このクランベリーのスィートポテトは秀逸である
間違いない、絶対旨い
かくしてT橋さんは蝦夷地を後にした
冒頭にも述べたがこれは別れではない
これを機に石川県に行く「免罪符」が発行されたといっても過言では無いのだ
自転車乗りはポジティブが過ぎる
それはきっと「進まないと倒れる」という乗り物だからなのだろう
知らんけど
To be continued
PS
M本氏、クルマは途中で完全にアウトになってしまい
レッカーでの帰宅となってしまった・・・