トレーニングとは何か
いかに速くなるか
私にとっては「んな事ぁ、どぉだって良い」
崇高な目標を定め、そこに向かって効果的なトレーニングメニューを構築する
そんな気概を私は全くもって持ち合わせていない
なんせ「ダイエット目的」なのだ
ただただ、このわがままBODYと決別できればそれで良い
根暗な私にとって「ネット検索」という行為はとても有意義な時間である
様々な情報にアクセスし、自分の中で納得できるソースを見つける
何故か知らないが、色々な情報と出会う度に
なんだか痩せていっているような錯覚さえ覚えるのだ
もちろん気のせい、森の精である
そんな中で私の目に留まったトレーニングがあった
「LSD」である
クルマ好きであれば、FRドリフト車に必須な装備を思い浮かべ
クスリ好きであれば、トリップに最適なドラッグを思い浮かべる
もちろん、双方間違いである
特に後者は人生の間違いである ダメ、絶対
トレーニング理論の中でのLSDは
・Long(長時間)
・Slow(ゆっくり)
・Distance(距離)
と定義されている
つまり「ただひたすら長時間ダラダラ走る」というものだ
低い心拍数を長時間維持する事により毛細血管の発達を促し
長時間にわたる有酸素運動を行う事によって体脂肪を燃焼させる
全くもって派手さは無い
割と近い昔に、3本ローラースプリントで
三途の川のほとりを散歩した人間としては
HIITのようなスプリント要素があってはならないし
意識が遠くなるインターバルトレーニングも危険が危ない
何より大前提として「速く走る為のトレーニング」は欲していないのだ
LSDはどうだ?
スプリントはしない、ペースの上げ下げは「してはならない」
ガチ回しする必要もモチロンない
なんだ、楽チンじゃねぇか?
なんせ「息切れするようであれば頑張りすぎ、普通に会話が出来るペースで」
なんだ、楽勝じゃん!
よし、私はLSDをするぞ!と決めたのである
LSDするぞ
LSDするぞ
LSDするぞ
最初は1時間回した
身体の慣れと共にもっと走れるようになった気がした
もっとLSDするぞ
90分となった
身体はまたそれに適応し、お尻が4つに割れるという大惨事も起きなくなっていた
もっともっとLSDするぞ
2時間となった
この頃には「辛い」とか「お尻が痛い」という感覚は無くなっていた
根暗な私にとってこの「ルーティン化」は非常に心地よかった
なんせ「変化が嫌い」なのだ
夏だから暑く、冬だから寒いという変化もあまり好ましくない
パタリロよろしく「常春の国」に住みたかったのである
なんせこのLSDというモノに私はすっかり
「気持ちよくなっていた」のである
to be continued
LSDのキモは心拍数のモニターである
乳バンドスタイルが苦手な私の愛用品はコチラ
電池の持ち、軽さ共に申し分ない
Bluetooth、ANT+両方に対応しているのも魅力