Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

実践!3本ローラー!

人と走るようになると質問される事がある

陰キャだがロードバイクに乗っているとそれなりにお友達もできるものだ

「やっぱり初心者のうちは転ぶと危ないし、固定ローラーでしっかりパワートレーニングした方が良いですよね?」

「FTPを上げないと速く走れませんよね?」

「どんなトレーニングがオススメですか?やっぱりSSTとかですか?」

 

どれも間違ってはいないとは思う、「最終的には」って文言をつければ

でもあえて提言する

「初心者こそ3本ローラーに乗るべき」であって

「一番初心者に大切なトレーニングになる」と私は言い切っても良い

 

そんなローラー落車カマして死にかけたヤツの言う事なんて信じられるか!?

解る、解るぜ、その気持ち!私も多分そう言うw

 

「あんなの乗れる気がしない」という人!それって

「私は自転車に乗れない」って言っているのとほぼ同義

それは「乗れない」んぢゃなくて「乗り方を知らない」ってだけ

知らない事は知れば良い!大丈夫、自転車乗れてるなら「絶対」乗れる!

 

私が実践した方法で手順を軽く教えてあげたら

奥様も10~15分で乗れたし、娘は5~10分かからずにRIDE ON!

もちろん二人ともロードバイクなんて乗ったことも無いのだ

 

いざっ!実践!!

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車庫だと暗いのでカーポートにて実践、気温はマイナス3度、雪がチラついている

 

先ずは下準備

  • 3本ローラーを平らな位置に設置する
  • その時、右側に壁が来るようにする(理由は後述)
  • 壁から水平に15~20cm離して設置する
  • 先ずはスニーカー←入院したくなければw

右側に壁が来るようにするのは、万が一の落車の際への保険である

変速機が右側にある為「バイクへのダメージ」を最小限にする配慮である

 

そしてこの写真、さっそく「やらかして」しまっている

これでは乗れない、いや乗れるまでにかなりの恐怖を乗り越えなければならないのだ

「手は壁」ではいけない、もちろん手すりでもダメである

この状態で3本ローラーを漕ぎ出すという事は

「ただでさえ不安定なローラー上で片手離しをしている」という事である

ハンドルはフラフラ、しかし壁から右手を離さなければならない

右手にも視線を送り、つかむべきハンドルもチラ見、左の肩と腕は強張ってしまう

 

これではなかなか右手は離せない、そこで

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両手でしっかりハンドルを持ち、右の壁に身体を預けるのだ

右肩、前後輪という「3つの点」でローラー上では静止状態でも安定する

ここからゆっくりとペダリングを開始する

ギヤは「インナーロー」(一番軽い状態)である

もちろんギヤを上げてスピードを出せば安定しやすくなるが、

一番訓練しなければならないのは「バランスを取る」という一点である

ペダリングを始めると当然車輪が回りだす

ハンドルをしっかり持ち2~3m先を見る

この状態で1~2分回せば、自転車に乗れる人であれば「なんだかイケそうな気」がしてくるだろう、そうなれば次のステップである

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肩から肘へ壁との接点をズラしてみよう

一気に行く必要はない、徐々に、そうジョジョにである

感覚的には「肩で壁を押し、肘を壁にぶつける」様な感じ

そして「肘で壁を押して、、、、」を繰り返すと

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余裕のカメラ目線w

もう一度言う「ギヤはインナーロー」である

フラ付いたら即座に右の壁に身体を預けよう

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コケなぁ~イツ!

もし逆側に!?って時もしっかり練習しておこう

ローラーの分、地面より高い位置にいるのを忘れてはいけない

ゆっくり左に倒れてみよう、もちろんスニーカーでだW

ビンディングシューズで3本ローラーから落車した男の末路、知らないとは言わせない

ezotional.com

 

きっと想像よりも脚の付く位置が遠いという事に気付くだろう

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私の脚は一般的な成人男性より少し(当社比)短いが、この状態である

左にバランスを崩した際は、1m程度離れた位置に脚を付くという感覚を覚えよう

それが解るだけでも恐怖心はとても小さくなる

逆にこの範囲内にはモノが無い状態で練習しよう

スタンドなんて絶対に置いてあってはいけないw

 

たったこれだけである

現在ロードバイクに乗っている、もしくは自転車に乗れるという方であれば

きっとすぐに乗れるようになるだろう

くどいようだが「インナーロー」で練習しよう

「スピードを出す」練習ではない

 

恐らく最初のうちは10分程度で腕や肩がバキバキになると思う

「無駄な力」がそれだけ入っているのだ

速く走るって事は「パワーを出す」って事だけではない

「いかに無駄なパワーを使わないか」という事の方が先決である

何人かと同じスピードで走っているのであれば、そのグループ内で「一番パワーを出していない人」が最後に「もう一踏み」できるのである

 

そのバキバキになった肩や腕に使うエネルギーをペダリングに使えたら

きっと今の貴方には想像できない位、楽にスピードに乗せる事が出来るようになるハズである

 

オフシーズンと言われる今だからこそできるトレーニングもある

3本ローラー、間違いなく走りのレベルは上がるのぜ

初心者であれば、ホイール買うより絶対速くなる

これ、本当

 

to be continued