こいつ、、、動くぞっ!!
楽しいしかない!!
漕げば進む、踏み込めば加速する
3本ローラーとスピード&ケイデンスセンサーだけなので
リアリティは皆無だが、自分が「やった事」が結果となってアバターが進む
コイツは興奮した
しかもリカちゃん宜しく着せ替えまでできるのだ
ぢゃ、着せるジャージは、、、、と選んだ結果が
ヂャン♪
BIKE & BEERだよね
私の燃料はアルコールですが、何か?
No Alcohol No Life な私である
とかく、ZWIFTに明け暮れていたのである
そんなある夜の出来事
当時の私のローラールーティンは夜
といっても真夜中に分類される時間帯
家族は既に就寝中
私は精神と時の部屋(車庫)にてハム活(ハムスター活動)なう
ZWIFTには各コースの中にKOM(King Of Mountain)という山登りチャレンジと
スプリントポイント(この区間一番速いやつ優勝)ってのがある
ZWIFT始めたばかりの私、テンションはアガる一方
何ぃ~?スプリントだとぉ~!?
いざっ!参らんっ!!
キタっ!!獲ったどぉ~っ!!!
2位とは0.18sec差!グリーンジャージGETしたぜ、、、、、、
ゼェゼェ、、、、
ゼェゼェ。、、、
、、、、、、と
脚を止めてしまった私
3本ローラー上で
脚が止まる
この意味が判るだろうか
そう、ジャイロ効果は皆無となるのだ
右側に壁を用意して常に「右に逃げ」を用意していた
しかし、この時は違ったのだ
左に傾いた
脚!、、、出ない!ビンディングが外れない!!
ダメだ!倒れる!zxおいあsdンfヴぉ;アイshfおいh!
ガッシャーン!!!!
いててててて、、、、
脇腹に激痛
辺りを見回すとひしゃげた(ヒン曲がった)スタンドが、、、
コイツが私の左脇腹をピンポイントでアタックしたのであった
ライドを終え、スプリントジャージも獲り
最後コケはしたものの、今日は楽しかった、、、
汗だくなのぜ!風呂だ風呂っ!!
シャワーを浴びトイレへ、、、、、、、え!?、、、、
オシッコ、、、、の色、、ぢゃ、、、、無い、、、、
こ、れ、、、、は、、、、、、、!???!
血尿という類の「血が混じった尿」ではない
お〇ん〇んから出ているのは「血」そのものである
震えたぜハート燃え尽きたぜヒート
「お前はもう死んでいる」
あ、はい
結構な時間、自問自答を繰り返したが
特に変化もない
「なんか大丈夫ぢゃね?」という気持ちなってきた
まぁ、一旦落ち着こう
他に致命的損傷が無さそうなのだ、助かった
明日も血尿が出たら念のため病院へ行こうか、、、
運動後からの風呂後!
キュ~っとやろうず!!
冷蔵庫の冷えたビールをプシュッ♪
グビグビ、、、あぁ、美味い、、、
、、、、美味い、、、
、、、、、、ん?、、、、
手が、、、痺れてきた、、、、、、(手を見る)
血管が、無いぞ、色もおかしい
、、、、、、、、脚も、
感覚が、、、、、、え?何?コレ!?、、、
全身の力を入れても肩透かしを喰らう様な妙な感覚
「これは!ヤバい!」
奥様が寝ている2階まで這いつくばってって
寝ている奥様をつついて起こす
怪訝な顔、そらそうだ気持ちよく寝ている所を邪魔されたのだ
ん~、、、、何?こんな時間に、、、、んっ!???
いそいそとスマホを操作する奥様、何の迷いも無くどこかへ電話しているご様子
「はい、事故です、救急です住所はgfかえおjbヴぉおうc」
「良い?とりあえず話しよう!必ず私の問いかけにすぐに答えて!」
いつもの優しさの中に日常とは極めて異質な厳しさが多分にチラつく
奥様の眼は私の知るいつもの愛らしいモノではなく
まさに「プロの眼」であったのを今でも鮮烈に覚えている
手足の感覚は無くはない、ただ、とても冷たかったのだ
奥様はずっと私の手足をさすりながら懸命に質疑を繰り返している
私はその質問になんとか答える事で彼女を安心させていたのだ
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