Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

ぼくのなつやすみ 2日目の前編

2023/08/12 AM5:00

例の如くやまたけは興奮していた

アラームが鳴る前にギンギンに目覚めてしまう

そらそうだ

昨日の「山の日未遂」でションボリしていたら

「明日は8:00スタートだったよね?A田さん達」

と、YamaichiマスターS藤氏

FBメッセンジャーグループの板を遡る

なんせここの板、メッセージの流れが速いw

すっかり見逃していたのであった

 

「そんなん、行くしか無かろうが」

 

そんな訳で、毎度毎度の大興奮状態で

アラーム無視での爆起きであったのだ

 

7:30に日の出公園に到着…ん?

GTO氏のクルマをハケーン

っと近づくも姿は無し

朝練してんのか?

ちんたら準備をしていると2台のバイクがやって来た

GTO氏と旭ヶ丘HC実行委員長のGAKUちゃん!

「朝練ですか~?」と笑いながら近づくやまたけ

「一本、登って来たわ」

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満面の笑みの二人

これから登るってんのに

一回登ってきただと?

おまいら、これがフー〇クでも

同じ事できんのか?あ?

 

~補正中~

 

続々と集まる変態さん達

本日のお品書き

・A田ニキ

本日のカミヒル企画オーガナイザー、Lv51と361日

・T田さん

ピンクの差し色をこよなく愛するA田ニキの良き相棒

・GTO氏

朝練しようと占冠から前ノリしちゃう「恐ろしい子」

・GAKUちゃん

朝練しようと上川町から前ノリしちゃって

GTO氏とブッキングする、正に「恐ろしい子」

・O関氏

蝦夷に移住して快適な夏になると思ったら

チョココロネだったんだYo!って位、今年は暑くて参ってる模様

・M谷氏

物静かだが、坂で興奮してしまう立派な変態

実はやまたけの奥様と同じ職場でお世話になってます、なお方

・N島クン

最近「お買い得だったんです!」とポチったジャージには

デカデカと「JAPAN」の文字が!

日本を背負って立つ理由が「安かった」とか、もう大好き

 

さぁ、逝ってみよう!

の、前に

カミヒル大明神へ皆でご挨拶である

なんか知らんが、とりあえずヨシッ!!

カミヒル当日も意図せずに

ココで止まってしまう輩が

発生してしまうかもしれない

 

スタート地点にこの看板置いといて

安全祈願&フォトスポットにした方が良いかもしれない

↑結構真面目な提案

 

ほどなく始まる60minの悶絶タイム

雲の上まで登るとか、マヂかよな話

この世の森羅万象が持つ力、即ち

顎から滑り落ちる一滴の汗

その微かな運動エネルギーさえも

推進力に変えられないか?と思案を巡らせる

 

そんな思いをよそに

次々とトップチューブに滴る汗

 

ボトルの先が苦塩っぱい

自ら体外に出した塩分を体内へリリースする

登る度に記憶が薄くなる

 

同じ景色は速く過ぎるから、帰り道は早く感じる

そんなのは嘘だ、ことヒルクライムに関しては

 

同じ景色がいつまで経っても過ぎ去らない

いや、「過ぎ去れない」

目にこびり付いているハズなのに

何故か記憶からは

見事にかき消されている

多分、天国に到着したんだ

何度登ってもしんどい

登り慣れるなんて事はない

ましてや「二度登ろう」なんてもってのほか

 

凌雲閣で談笑していると

A野さんから差し入れが!

ミニトマトも出てきた!

こんな旨いとうきび(とうもろこしの蝦夷弁)食った事ない!

ミニトマトも血管を駆け巡る旨さであった

最高の笑顔のオッサン達!

「強いから登る」のではない

「速いから強い」という事でもない

やまたけが真に思うのは

「楽しむ奴には負けずとも勝てない」という

心理的な事実である

 

結構「真理」なのではないか?と思う

 

こちとら楽しんでるんだから

「勝ち負け」とか「強い弱い」っていう

概念そのものが欠落しているのだ

 

なぜか下界よりも暖かい山頂

毎度「コーラってこんなに旨かったっけ?」と

遠きアメリカに夢を馳せる

 

なんでこんなに自転車って楽しいんだろ?

まだ時刻はAM10:00

「今日」という日は始まったばかりである