Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

速さの理由

2023/06/27

前日の夜、火曜日の男にメールを入れたやまたけ

「さすがにエントリーしといて試走ゼロは

ヤル気無いんぢゃね?とか言われるとマズいんで

旭ヶ丘試走行こうと思うんだけど、どや?」

喜んでっ!!

7/2に行われる旭ヶ丘ヒルクライム大会

弊社では協賛にも就いている(職権乱用の疑い

その為、エントリーは必須(公私混同の疑い

そんなイベントで醜態は晒すわけにはいかない(謎の使命感

と、いう訳で(何が感

一度は走っておかなきゃならんべや、って話である

 

やまたけの脳内では全ての事項がポジティブ変換されており

きっと社内では「あたおか」認定なのであろう

俯瞰して見ても、クルマ屋の仕事では無い感が強い

アイスパビリオンに集合!

一人、T嶋氏という生贄を連れて来たやまたけ

万が一、プーさんにエンカウントしてしまった際の保険である

T嶋氏であれば、ワンチャン「プーさんに勝てるかも知れない」という淡い期待

さ、15minの全開走のスタートだぜっ!

実はやまたけ、試したい事があったのだ

ヒルクライム用にバロックギヤを投入してはいる

BaroqueGear Ⅲ 34±2 90° 赤-Red

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しかしシチュエーションによってはアウターで登っちまった方が

意外とタイムが出たりするという現象をSTRAVAで確認済みであったのだ

旭ヶ丘には10%を越えるようなポイントは無い

となれば、「アウター縛り」の方がタイム出るんぢゃね?

と、思ってしまったのである

そこでON田クンを召喚してレクチャーを受けてみよう!となったのである

 

案の定、ON田クンはこのコースはアウターで登り切るとの事

やまたけの勘は正しかった(気付くの遅め

 

ON田クンも前日のトレーニングであまり強度をアゲられないって事で

コースを走りながら「ON的にはココでこうする!」的な

レクチャーを一緒に走りながらして頂ける事になった

こういう経験は初めてである

興奮してきたな

 

スタート直後の左カーブが一番昇るセクションだったりする

ここでいきなり意味不明のアドバイス

「ダンシングで登るんで、ギヤ上げます」

お、おぅ!とギヤを上げるやまたけ

そもそも論だが、ダンシングがしこたま下手なやまたけ

だがしかし、スタート直後から置いていかれる訳にはいかない

世に言う「登る男」達は、本当にダンシングが上手い

やまたけは「立ち漕ぎ」の領域から抜け出せない

 

しかし序盤という事もあり、なんとか凌げた

コースは一旦斜度を緩め、見通しの効く直線となる

昨年のレース時にも猛者共が語っていたのだが

「ココで集団作って、加速します」

もうね、既にお腹一杯よ

とは言いつつ、どうにか攻略ポイントを吸収したい

ただ、ここからON田クンのコース解説は

やまたけの頭に全く入って来なかったのは事実である

 

ただ、話を聞いてるに、

「速く走る事が出来る人」は本当にコースを細かく分析している

コースの特徴を知り、自分の脚質を熟知した上で

双方を照らし合わせて的確なギヤ、ケイデンス、ダンシングの是非etc...

様々な要素を組み合わせて「最善」を模索している

この行為は本当に必須なのだと身を持って実感したのだ

実際にON田クンは自分のペーシングを

コース毎にしっかり想定している感が常にある

 

単にそのコースを走り慣れているという感覚ではない

「速く走り抜ける為の戦術」を常に磨き、研ぎすましているという感じである

youtu.be

「流し」でゴマにされるやまたけ

ON田クン、余裕のゴールである

って撮ってたのだれ?

私だよっ!

I林姉さん降臨!

流石の姉さん、本日朝早くから試走に来ていた模様

やまたけのゼェハァなゴールも撮ってくれていた

youtu.be

何度インナーに落とそうかと葛藤したのぜ

無事アウター縛りでゴールは出来た

しかしどうだ?実際に速かったのか?

答えはNo

PB更新ならずであったのだが…

手応えはあった!それは間違いない

もう2~3回走れば答えが出そうぢゃね?

ってもう残りエネルギーがありませんが何か?

Emptyランプ点灯ちう

同じ坂を何度も登るという

新感覚宗教的なクライムスタイルもあるにはあるらしいが

やまたけはソコまでブッ飛んではいない

 

「とりあえず、スィーツ喰って落ち着こうず」

甘いx冷たい=なまら良い

今日はマヂで暑い

血が沸騰しそうな気温である

I林姉貴は下界に降りてひめやのよもぎ餅買って帰るってyo

www.liner.jp

マヂで一回食ってみ?飛ぶぞっ!

 

さてさて、我々はどぉすっぺか?

ONちゃん曰く

「層雲峡で一緒に行ったお店のカツ丼が食べたいっす」

おっ!?時間的にもちょうど良いんでないか?

という訳で「層雲峡ランチ」にケテイ

T嶋氏から「どのくらいの感じですか?」という質問があったが

満面の笑みで「30minくらいのずっと軽い登り」と答えておいた

きっと、嘘はついていない

猫バス来ないかな・・・な景色

もうね、何かしら音を出してないと不安になるような景色

単騎では絶対に走りたくない

ほら、層雲峡だよっ!

温泉街に入るや否や、なかなかな坂がある

こうなると、Onちゃんは止められない

ヒャッハー全開で登っていき、ゴマ粒になってしまった

全てのカロリーがやまたけに平伏す瞬間

お客様の営む大雪山食堂にてランチタイム

www.daisetsu-kamikawa-ainu.jp

何度食っても思うのだが

血管に直で良い

最高の瞬間なんだぜ、飯ってw

ほぼ全汁をキメてからの下山

ウェイトがモノを言うコースレイアウトである

ってかココでT嶋氏(0.1t)が伸びてこないのは何故なんだろうか?

明らかにやまたけよりも重力を味方に付けるハズである

今日も走らさっちまった

帰宅して片付けしていると奥様からメールが!

「今日、焼肉しようぜ」

そんなん、やるしかない

酒を呑み過ぎる、良い口実

案の定、今宵も呑み過ぎたのぜ

ON田クンに言われたのだが

「お酒辞めたら、絶対速くなりますよ!」

え?

実に面白い

だがしかし

全く判らない