Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

稼げる景色

2023/06/26

朝から相当気温がアガっている

K野師匠からメール来ていたのを思い出したのは昨夜

なんでも東川に住む「その筋」の方と美瑛ライドするらしい

美瑛駅にAM9:00集合との事

すぐ行く

駐車場にはサイクリスト護送車が既に到着しており

K野師匠と軽くご挨拶

10名収容可能なサイクリスト護送車両

本日のお品書き

・K野師匠

最近、トマト農家のお手伝いしているらしい

近々さくらんぼに移行するとの新情報も

・K林氏

本日の「その筋」の人は東川在住

サンタクルズ代理店のWincklerの代表で今後のサイクルツーリズムの

色んな仕掛けを「造る側」のお方

・T中氏

札幌より参戦の剣士ライダー

黒いピナレロ、和柄のジャージがトレードマーク

・E取さん

K野師匠が前日の吉田会(吉田輪業さんが主催のライド会)で

ナンパしてきた地元美瑛町のお方

何やら不思議な雰囲気を醸しだしている紅いクレインで参戦

青い池からの丘やら木だのを巡る感じ

「まずはパワースポットに向かいます」とK野師匠

美瑛町にそんなんあるのね、知らんかった

ほぉ、神社っすか

「ここには隠れたアイコンが沢山あって、有名なんです」

ほほぅ、「隠れミッキー」みたいな感じね

厳かな空間にピタピタパンツのオッサン5人

どれどれ、何が隠れているのかしら・・・

あ・・・見つけてしまったが・・・

ちょ、あまりにラブリーなアイコンぢゃないか?

少なくともオッサン5人で「10個見つけたょっ♪」なんて話ではない

kitano-michikusa.com

まぁ、「人としての」縁結びという観点では悪い気はしない

なんともラブリーな気持ちで今ライドはスタートしたのである

綺麗に草刈りされたCRを進む

札幌から参戦したT中氏も青い池は初めて行くとの事

いつ走っても感心するのは

美瑛町のサイクリングロードは草刈りが行き届いているという事だ

これは本当にサイクリストとしては嬉しい次第である

左手に見える川は青い池に近づくにつれて、

次第にだが確実に青みを増していく

夏の日差しが痛くとも嬉しい

青い池、写真撮ってなかったw

見慣れた景色で談笑していたのと

観光で訪れていたカップル達の写真を撮ってあげるという

サービスに徹していたやまたけ

そんな中、明らかに手練れのLOOKに乗ったサイクリスト登場

「どちらからですか?」と聞くと

東京から飛行機輪行で千歳に入って走っているとの事

これから三国峠に向かうらしいので

サイクリスト性酸素欠乏症の罹患者なのは間違いあるまい

「良い旅を!」やまたけもそんな旅をいつかしてみたい

エゾ味がしゅごい

青い池からもう少し登って白髭の滝へ

何が良いって天気が良い

「さて、行きましょう」と告げたK野師匠が指差す先は

え?そっち行ったら何があるの?な橋の反対側へ

こ・・・ココはっ!?

K野師匠、「ココを登ります」(真顔)

ほ、、、ほほぉ、なるほどね

と、ドアを開けた瞬間にやまたけ達を包み込む

凄まじい熱気

日当たり良好!

バイク担いでクリートシューズで286段の階段を駆け上がる!

これが新しいスタイルのヒルクライムなのか?

上に向かえば向かうほど熱気は増してくる

そおいえば昔、理科の授業で習ったな

暖かい空気は上に行くって

知らんけど

なかなかの斜度よな

登り切った先にあるドアを開けた瞬間に

ヒヤっとした風を感じたやまたけ

何かあったので撮ってみた

登った先にあったのは十勝岳火山砂防情報センター「ヴォルガ」

tokachidake-geopark.jp

軽い休憩とボトル補給をしながら

被っていたサイクルキャップを濡らして頭を冷却

反射板にキツツキ!

もちろん本物ではない

この↓の看板は北海道特有のモノだが

ずっと北海道に住んでいると

あまりに当たり前すぎて何も感じない

コイツは車道と歩道の境界を知らせる標識なのだ

吹雪の日でも自分がドコを走っているのかの確認にも役立つ

広大な麦畑が風を可視化する

北海道の景色は「見えないはずのモノ」が見える

若い麦の穂が風を「波」にして我々に空気の流れを視覚的に感じさせる

雲の影も同様に広い畑をダイナミックに移動し、風を目で楽しめる

ビルケで休憩!

道の駅ビルケで小休止

イカついサイクルラックは安心感が溢れる

いつも思うのだが、ココも含め「ゴミ箱が無い」道の駅が多い

そりゃ「持って帰る」が原則なのは理解はできるのだが

サイクリストの我々には、なかなかツラいところよな

猫?トラ?って何除けなん?

さ、腹も減ってきたのぜ

ランチは、ね?もう、皆が判ってる感じの

「いつもの」で出てくるヤーツ

K林氏との談笑の中で今後の旭川界隈のMTBライドなどの

素敵な構想や現時点での問題点等を聞くやまたけ

お手伝いできる事があれば全力で臨みたいものである

空港もあって、素晴らしい自然もあって、グルメもあって

旭川界隈というのは様々な「資源」が散りばめられている

観光資源として活かさない手は無いのは間違いない

 

きっとずっと居過ぎて「当たり前」に感じてるんだろうが

とんでもない「非日常」を過ごしているのが北海道民なのだ

こんな景色、当たり前ぢゃねぇからなっ!?

やまたけ自身もクルマで走っている時は気付けなかった

しかし、人力で走ると景色は一変したのだ

「この景観は稼げる」

銭ゲバになるつもりは無いが、この景色、体験に

喜んでお金を払う人がいるってのは間違いない事実である

 

今後もこういった我々道民には見慣れていながらも

素敵な景色や体験を書き綴っていこうと思うやまたけである

 

さて、明日は火曜日

あの男にメールすっか・・・