人との出会いが更なる出会いに繋がる
何やら上富良野にとある団体さんが来るらしい
なんでもトライアスロン合宿とか・・・・
その合宿のバイクのメニューで十勝岳クライムを行うので
地元のちょっと道とか知ってるサポートライダーを数名募集しているとの事
しかもその声掛けしているのが坂バカブロガー大関氏
Yamaichiのマスターからそんなお誘いを受けたのだ
正直迷った
「サポート?私が逆にサポートされちまうんじゃないか?」
迷惑かけちゃうかもしれないしな・・・
しかも聞くとこんな凄い人がコーチらしい
こんなチャンスはめったにある事ぢゃぁない
一緒に走って、しっかり勉強させてもらおう!と参加を決めたのである
明け方まで雨が降っていたが、集合時間にはすっかり上がっていた
トライアスロンって、泳いで、チャリ乗って、走るってヤーツでしょ?
その程度の知識しか無かったが、参加者の方々のバイクはどれも
明らかに異質な雰囲気を纏っていたのである
TTバーはモチロンだが、完全なるエアロロード
明らかにロードバイクとは違うポジションなのが
サドルとハンドルバーの位置関係で一目で判る
超ディープリム、Di2の装着率の高さ
明らかに私のバイクとは一桁違う仕様である
一緒に走ったグループは初級グループの方達
とはいえ、皆さん目標としている大会の中身よな
トライアスロンにも距離によっていろんな種類があるらしく、
この合宿に参加している方達の目標はズバリ「IRONMAN」
近く台湾で開催される大会に参加予定との事
調べてみると、スイム3.8km、バイク180km、
で、その後にフルマラソン、42.195kmを走る・・・・え・・・
1カ月かけてやる競技では無いよな?
とにかく「気合が違う」としか言いようがない
凌雲閣のサイクルラックはとんでもないインフレ状態
こんなバイク達、なかなか見られないぞぉ~♪ハァハァ・・・
シートポスト後方のデカいヒレ状の部分にはまさかの「水筒機能」があったり
ゆっくり眺めているだけでも楽しい時間である
・・・・ん?クランク・・・・スプロケットも・・・あぁ、そういう事か
トライアスロンのバイクパートには大きなアップダウンは無いらしい
そう、全員ノーマルクランクの「ド平坦仕様」なのだ、これで登るか、十勝岳・・・・
なんて恐ろしい子!
昼食を取り、帰路へ
こんな機会に一流選手のフォームも観ずに帰れるか!
と久保埜氏の後方に陣取る
動きに無駄が無く、コンパクトなフォーム
ガッチガチに踏んでいる感じでは無いが、速い!!
しなやか、かつスムーズな動きである
スゴっ!速っ!カッチョ良っ!
無事宿泊施設にゴール!皆様、お疲れ様でした~!
・・・・え?靴履き替えて、何するんですか?
ん?疲れたから、このまま走ってくる?はぁ?
「めっちゃ疲れた状態から走っておかないと、アイアンマンは3km泳いでから180kmバイクで走って、からのフルマラソンだからね、キリッ!!」
もうね、本当に何言ってるか判んない
付き合いきれんて、もぉええわ、ありがとうございましたぁ~
と漫才の最後のような気持ちで帰路に着いた
違う次元軸を生きている人達の群れを目の当たりにした私は
「大丈夫、俺はまだ普通寄りの人間だ」と確信し、安堵したのであった
ちなみに何故、スイム→バイク→ランの順番なのか
大関氏がサラっと教えてくれたのだが、
「命の危険が高い順」との事
確かに疲れた状態でのスイムは溺れる危険が高いし、
バイクで意識朦朧となっても超絶危険だ
「ガッテン!ガッテン!」となったのは私だけだろうか?
すごく気持ちよく納得できた私なのであった
トライアスロンの競技順は理解できたが
スゴい凄くて色々と理解ができない(したくない)事が多く湧き出た一日であった