Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

ショップで買うという事

リアル店舗での購入

これが私の一番こだわった部分

もちろん、ネット通販が嫌い、怖いというチキンな私を否定はしない

しかし、もしこれからスポーツ自転車(ロードバイクMTB)を始めよう、

最初の一台を購入しようという人は是非参考にして頂きたい

もちろん、ネットでしか購入できないメーカー(CANYON等)があるのも判っているので真向否定するものではないのは理解頂きたいが、

間違いなく中級者以上が対象なのは中級者以上の皆さんご存じの通りw

 

理由は以下

サイズが判らん

そもそも初心者が探す最初の一台

夢と希望といらん予備知識で脳内フローラは絶好調

まさに「ロードバイクお花畑状態」

颯爽とロードバイクで駆け抜ける自分自身を想像しながらワクドキが止まらない

 

そこに待ち受ける「サイズ」というママチャリでは聞いたことのない概念

え、26インチが大人用でしょ?違うんか?

 

そうです、違うんですYo!

 

ロードバイクのほぼ全てが「700c」という規格のタイヤを履いており、タイヤの大きさは決まっているのだ

 

違うのはフレームのサイズなのだ

 

更にフレームだけではなく

ハンドルまでの距離を決めるステム、

ペダルの付くクランク、

更にサドルが付くシートポスト、からのサドル前後位置などを複雑に組み合わせて、様々な体系の人に的確なポジションを出せるように工夫されている

メーカーHPにはサイズと対応する身長の表が親切に掲載されてはいるが、

最初の一台をそれだけで決めるってのは全くオススメできない

 

想像してみてほしい

名だたるロードバイクメーカーのほとんどが「外国メーカー」なのだ

おなじ175cmでも脚の長さが、、、そう、ケツの位置がそもそも違うのだ

「座高一」(ざこういち)とあだ名がつくような人間とでは、もはや違う生き物と考えた方が正しい

へその位置が彼らの股下だ、それ以上でも全く驚かない

なのでサイズは店頭でしっかり確認してもらおう

もちろん脚の長さに自信があってもだ、間違いない

必要なモノが判らん

予算を15万円としよう

一目惚れした15万円のロードバイク!即決!ポチッとな!

早く来ないかなぁ♪楽しみだなぁ♪早く走りたいなぁ♪エンドルフィンが止まらない!

届いた箱をいそいそと開封した貴方は、間違いなく絶望の淵に叩き落される

 

「ペダルが、、、無いぞ、、、」

 

そうなのだ、ロードバイクはペダル別売りなのだ

はい、今日は走れませんね、残念

しかも、予算全て使ったからもう金が無い!!

 

「そんな事もあろうかと!」と優しい店舗が気を使ってサービスで添付してくれていたとしても、貴方は困り果てるだろう

「ネジ、、、あれ?右のペダルはついたのに左側、、、あれ?」

ニヤっとした人、いますよね?

そう、逆ネジですw

無事に気付いてペダルも取付完了!空気入れてさぁ走ろう・・・・

何、、、この空気入れる所?うちの空気入れでとりあえず挟んでみるか?ヌヌヌ?

空気入れはママチャリ用とは全く違います

 

といったように、「ロードバイクを始める為に必要なモノ」ってのはかなりあるんです

このほかにもベル(保安上必須)、前後ライト(こちらも必須と言っておこう)、自身の安全の為にもヘルメット、飲み物入れておくボトル、そいつをバイクに取り付けるボトルゲージなどなど

 

こういったアドバイスはやはり実店舗で聞かないとわからないし、

空気入れの使い方とかも実際にレクチャーしてもらった方が絶対に良い、間違いない

 

メンテナンスが判らん

少しでも脚に自信がある人間が思いっきり回せば、初心者だとしても軽く30km/hを超える速度が出せるのがロードバイク

原チャリでコケた事のある人になら想像しやすいだろうが、シャレにならない危険性を秘めている乗り物なのだ

歩行者との接触で痛ましい事故になったりしているのを見た事がある人も多いだろう

「ブレーキ効かない」とか「ハンドルずれた」とかあってはならないのだ

ロードバイクは「競技車両」なのだ、大衆車ではなくスポーツカーなのだ

極端に聞こえるかもしれないが、自転車界のフォーミュラマシン、F1なのだ

当然適切なメンテナンス、消耗品の交換が必要となってくる

「ネットで買ったバイクは整備しません」って言われて

「はぁ?お高く留まってんぢゃねぇよ?」といった投稿を見る事が多くなった気がするが、

ネットで買ったテレビを町の電気屋にクレームつけてるのと一緒なのだ

明らかに「ちょっと痛い人」の部類に入るのがお分かり頂けただろうか?

ショップで購入したバイクで乗り付ければ、もちろんショップにもよるだろうが

簡易的なチェックはもちろん、ケーブル類の初期伸びによる変速不良の調整や、

簡単なポジション変更にも笑顔で対応してくれるだろう、間違いない

 

運命の出会いがあるかもわからん

これこそが実店舗の醍醐味といっても過言ではないだろう

ネットで調べるのは「自分が調べたモノ」だけなのだ

そんなおりにショップに訪れたあなたの前に見たことも無い美しいバイクが!?

って事が起こりえるのがショップなのだ

予算も素直に相談してみよう、背伸びしてはいけない

本当に良心的なショップであれば、親身に相談にのってくれるだろうし

タイミングが合えば、潤沢な資金を持ったショップのユーザーの下取り車両を格安で提供してくれたりもするだろう

もう一つ、「理論武装」は絶対にやめた方が良い、相手はプロだw間違いない

 

最後に

誤解を恐れずに言うと「ロードバイク選びは風俗店選びと一緒」だ

自分が気に入れば良い、貴方のお金なのだから

だから最初の一台に100万オーバーのロードバイクを買ったって

全く問題はない、むしろ予算が許せば大正解だろう

高額な部品の価値を理解できずにエントリーモデルを購入する初心者がほとんどだ

でも脱初心者となった中級者はホイールに20万円を投入する価値を知っている

上級者になればフレームだけで60万オーバーでも全く驚かない

ただでさえ脚の無い初心者、機材も重い

上級者はどんどん軽くスピードの出しやすい装備を投入していく

差は広がるばかりなのだ

ショップに行けばそんなバイクもゴロゴロしているだろう

目の保養ってのもあるが、そこに運命の出会いがあるかもしれない

そして何よりも勉強になる、間違いない