来る10/31はサイクリストの集う店
Yamaichiの年内最終営業日である
そんな中、札幌のZIZOUさんがライドイベントを告知
今年のカレンダーでは10/31は
なんと会社の定休日である火曜日!!
これはもう、行かない理由が皆無である
ZIZOUさん率いる札幌組はK野師匠のバスでの参戦
旭川界隈組も、なかなかの集まり具合
総勢13名という人数となり
ランチタイムはYamaichiを貸切にするという事態となった
そして迎えた
2023/10/31
当然、毎度毎度の
大興奮の極み
10時に上富良野町日の出公園集合であったので
遅くても9:00に家を出れば十分に間に合うのだが
7:00にはすっかり準備が整い、全く持ってやる事が無くなったやまたけ
平日の早朝なので、家族達は慌ただしく出かける準備をしている
お父さんは自転車乗りに遊びに行くという事実
そっと前倒しで出かけるとしよう
気温こそ高くは無いが、最高の青空
上富良野八景のうち、既に積雪状態の十勝岳を除く7つのスポットを巡るライド
先ずはウォーミングアップも兼ねて
向かうは「天国に一番近いトイレ」
日の出公園HCから行ってみよう!
準備運動もクソもない、いきなり心拍をレッドゾーンに叩き込む
正に「いきなりクライマックス」状態
序盤で歯茎に血の香りを感じて頂いたあとは
皆が大好き「沼崎の坂」で
やっと落ち着いたであろう心臓に追い打ちをかける
本日お初の坂の宝庫、小樽から参戦したhiroさん
「10%越えがデフォルト」という訳の解らない事を言っており
サイクリスト性酸素欠乏症は全道、全国に蔓延しているという事実を知る
沼崎の坂を登った後も「この坂にはまだ人権が存在する」と
意味不明の供述を繰り返しており
事件と事故の両面から捜査を進めている最中である
おや?登っていくメンバー、一人足りない気が…
脇道が砂利で登りだと、吸い寄せられるらしいI林姉さん
これから登る為に脚を温めていたのか、心拍をアゲていたのか
多分、どちらでもない
明るい方に飛んでいく夏の虫状態であろう
熊鈴をチリンチリン鳴らしながら爆走していった…
たった500m、されど500m
色々な体液が滲み出ている状態で「沼崎の坂」を登り切った面々
一度Yamaichiの前を通過して
第2スポットの深山(みやま)峠へ
ロケッティアN島氏が眺める先は十勝岳連峰
既に積雪があり、ロードバイクでは危険なんで今日は割愛
見事な秋晴れとサイクリスト達
O野さんの撮ったパノラマ写真も実に素晴らしい
3倍に増えてた
ジェットストリームアタック発動である
さ!腹減った!飯だ飯だ!!
と、Yamaichiに向かうと
お出迎えしてくれたのは大きな黒板を指差した
何故かセーラー服のMEGUさん!
なんとも嬉しいぢゃないか、控えめに言って最高
そして何故かスパイダーマンのマスターS藤氏から受け取ったのは
夜な夜な分解してゴールドのスプレー噴いて作ってくれたとの事
家宝にしよう、45歳の思い出である
今日お初にお目にかかるO砂さんやhiroさんも居たりして
「やまたけって誰やねん」状態でのお祝いというカオスな状況だし
K野師匠も悪ノリしてくれてるし、最高だぜ!
.
あの日、3本ローラーに乗ってなければ
あの日、ロードバイクに跨っていなければ
あの日、このYamaichiに訪れてマスターS藤氏やK野師匠と出会っていなければ
沢山の「あの日」が積み重なっての今日、この日、この瞬間である
スティーブ・ジョブスのスピーチで使われた
「Connecting the dots」(点と点を繋げる)という言葉を
思い出して感慨深くなっていたやまたけであった
自転車とは「個の力」でしか前に進まない
しかし繋がった個の力同士で協力すれば
凄まじいスピードで走る事ができる事を知った
一人ではくじけてしまいそうな高い山も
互いに励まし合い、競争しながら登る楽しさも知った
こんな素敵な仲間達がいる事は本当に誇りであり
自分自身の人生の糧となり続けることだろう
美味い美味いと食べ進み
さて、そろそろと思っていた時に
更なるサプライズが!
流石にこのサプライズは、感動のあまり一瞬言葉に詰まってしまった
しかし、この手のデコレーションで決して避けて通れない現実が
やはりケーキは切って食べるもの
この後、ズタズタに切り刻まれ
次元の歪みに葬り去られたやまたけの似顔絵を
流石に撮影していた人は居なかった模様
食後の素敵なデザートとして皆で美味しく頂いたのであった
味はもちろん絶品!
思い出に残る素敵なデコレーションケーキを
今回作ってくれたのは「カトルカール」という旭川のケーキ屋さんとの事
腹も心も存分に満たされて
向かうは残り5スポット
サクっと行っちまおうぜぇっ!
ジェットコースターの道から千望峠を巡り
パノラマロード江花で
何故かPota Coroおかんがゲラゲラ笑っている
汚ったねぇ・・・
後藤澄夫美術館を抜け
ローディークリートキラーの和田草原とどんぐりの郷へ
ここでK野師匠のビーストモード発動!
MTBでまさかの「直登」
行ってみた事のある人にはわかるが、15%や20%ではきかず
脇に張ってあるロープすら掴みたくなるような激坂、しかも未舗装
凄まじい体幹とバランス感覚、バイクコントロールである
もちろん、事前に人が歩いていないのを確認した上での走行であるが
そもそも「チャリで登れっかな?」と試す人間が存在する事自体が
間違い無く想定外であろう
やまたけ達はクリートに沢山の土を詰めながら
ヒィヒィ言いながら登ったのは言うまでもない
ラストは旭野やまびこ高地
「景色の良い所は大体高い場所」という絶景あるあるに漏れず
ちゃんと登る
なんだってわざわざ高い所登ってキツい思いせねばならんのか
毎度悩まされはするのだが、登り切ったらすぐ忘れてしまう
帰り道、もうすぐ日の出公園って時に
不穏な動きを見せるONちゃん
「やまたけさん、まだ七景だから
もう一回日の出公園HC行きませんか?」
佐藤だいすけ氏もすかさず加勢
「そうすれば八景コンプリートです!」
頼む、今日という日を「楽しい思い出」にしてくれ!
完全にヒヨったやまたけは
聴こえないフリを決め込み、そのままゴール
距離と獲得標高のバランスがおかしい
なんとも素晴らしいライドのお礼を告げ
12/30に予定している「冬チャリ年忘れHC in 十勝岳」の案内をしておく
帰宅後は奥様の腕によりをかけたご馳走でパーティーである
今年のメインは私のリクエスト
エビフライ
尾頭付きの立派なエビフリャーに奥様謹製のタルタルソース!
と、今年はプレゼントもあるとな?
どれどれ、モゾモゾ・・・!!?
チェーンを模したタイピンに
自転車がさりげなくデザインに盛り込まれたネクタイ
キーリングも自転車だ
今年で45歳、四捨五入で50代
いわゆる「アラフィフ」と言われる世代に突入した
18で会社に入った頃には40半ばの上司って「かなりのオッサン」という感覚であったし
正直「なりたくない」と思っていた
だが、今、どうだ?
「すっげぇ楽しいぜ、40代って!」と胸を張って言える
そんなやまたけに呼応するかのように
「50代は最高だ!早くこっち来い!」と言うアニキ達や
「仕事が一段落した60代は最強だ!」と笑い飛ばすイケオジ達、
「なかなか速くならないわ」と75歳のレジェンドが愚痴をこぼす
本当にサイクリストって奴らは
やれやれだぜ
SNSを開いてみると、本当に沢山の皆様からの
お祝いのメッセージが連なっている
今日やまたけ自身が頂いた笑顔の分だけ
マヂで倍返しで皆様に還元していこうと決意した
2023年のハロウィンなのであった
皆様、本当にありがとうございます
そして、これからも変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い致します
ピースっ!!