Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

コーヒータイムにしませんか?

やまたけはコーヒーが好きだ

まぁ、人並みにって感じではあるのだが

人並みでは無いのは「スゲい濃いのが」好きなのだ

まぁ、世に言う「エスプレッソ」ってやつが好き

インスタントだと軽くスプーンで3~4杯ブチ込んで飲む

ドリップも旨いのは間違い無いのだが

一人で飲むとなると、もっと濃いぃの…って欲求が止まらない

 

しかしエスプレッソを自宅でとなると

自宅にビールサーバーを設置するのが夢なやまたけだが

その夢に勝るとも劣らない、正に「設備」というべき装置が必要なのだ

 

そんな中、一つの機材に辿り着く

マキネッタである

なんでもイタリアの方では非常にポピュラーで

一家に一台、朝のコーヒーはコイツで淹れるのぜ

的な、日本でいう炊飯器的なポジションらしい

 

フィルターなどの消耗品は無く

挽いた豆と水をブチ込んで火にかけるだけという

超絶簡単な使用方法

んで、濃いコーヒー飲めるとか

正に「夢の機材」である

3カップ用が一番しっくりきた

一番最初に1カップ用を買ったのだが

おちょこで飲む位しか抽出できず

屁のツッパリにもならなかった

この記事で「買ってみよう」と思った人は

3カップ用から入ってみるのが吉である

エロい演出

イタリィ製ですよ、奥様♪

と、ココまでは淹れる機材の話だったが

お次は豆を挽く機材のお話

買ってしまったよ

以前までは100均のミルを使っていたのだが

なんせ「遅い」

時間がかかり過ぎるのだ

色々調べてみるとセラミック(陶器)の刃で磨り潰すタイプと

金属の刃で切り刻むタイプがある事が判った

 

その「切り刻む」タイプの最高峰に君臨するのが

豆挽くのに5万円で人力とか無理w

 

コマンダンテというイカれた価格帯のモノと同じようなシステムでありながら

比較的リーズナブルなメーカーが存在するのを知ったやまたけ

それがタイムモアである

このメーカー、特筆すべきは「ハンドルの折り畳み機構」である

こんなん、男の子が好きになるに決まってる

 

だがしかし、購入しようと悩んでいたその時期にはこの「Nano」しか

折り畳みハンドルを採用したモデルが存在せず

マキネッタの3カップモデルの容量を満たすには

「2回挽く」という必要があったのだ

せっかくミルがスマートなのに

2回挽かねばならんとか、マヂでスマートぢゃない

 

この一点だけが購入を踏み止まらせていたのである

 

そんなある日に革命的な商品が爆誕する

もう、買わない理由は消え失せた

20gの豆が一気に挽ける

そしてハンドルは男の子が大好きな折り畳み式

そして何故か知らんが

「Nanoより安い」

 

届いたブツは正に「充実感」で満ち溢れていた

ズッシリと重たいのが逆に萌える

実に堅牢でありながらシンプルな作り

軸のブレをその構造が許さない、見事な機能美である

構成部品はシンプルかつ必要最小限にて最大の仕事をこなす

ここまで分解が可能であり、構成部品の供給も整っている

メンテナンスが容易で永く使えるというお墨付きを得ているのと同義

メンテナンス用の筆も付属

コイツでコチョコチョできるのは

機械好きにとっては至福の時間になるに違いない

実際に20gブチ込んでみる

とりあえず20gを放り込んでみると

何とも言い難い不穏な空気が立ち込める

閉まらねぇ…

豆達が抑圧されまいと蓋を拒絶する

このくらいが限界でしょ

蓋が閉まって正常に作動するであろう豆の量のMAXがこの位

ギリがこの位

ちなみにエスプレッソ用なので豆は「深煎り」である

 

コイツをゴリゴリするのだが

セラミック刃のタイプしか使った事の無い人にはきっと

異次元の挽き心地だと思われる

誠にあっけなくハンドルが軽く回るのだ

引っかかりもなく、実にスムーズに回る

「切り刻んでいる」と強く感じる挽き心地は病みつきになる

 

あっという間に極細に

香ばしいコーヒーの香りが部屋中に立ち込める

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挽いた粉を見て「確認するまでもない」位、キメの整った状態である

 

youtu.be

ついつい「見入ってしまう」

昨今、効率やらタイパやら、やたらと「時間を省く」という生き方を推奨されがちだが

コーヒーが沸きあがってくるのをただ眺めるという

何の生産性も無く、ひたすらに無駄な時間

だがしかし、実にワクワクするなんとも「楽しい時間」を

演出してくれるのがマキネッタである

 

無機質なアルミニウムの泉から湧き出たこのコーヒー

実に香り高く「濃い」

もちろん、本物のエスプレッソとは比べ物にはならないが

実に手軽に、日常生活に溶け込む形で楽しめる味

イタリアの人達が好んで飲むのも理解できる美味しさである

 

ただ、繊細な日本人には合わない人も居ると思われる

理由はコレ

紙フィルターを介さないので多少のカスは許容すべし

中には紙フィルターを入れる人も居るようだが

やまたけは全く気にならない人

 

実にワイルドでガツン!とくる

濃いコーヒーが好きな人には見事にブッ刺さる味である

 

ミルクで割ってカフェラテにしてもモチロン美味いし

バニラアイスにかけてアフォガードなんてのもオツぢゃないか

 

ちなみにお手入れの「お湯で洗う」って事だけは守った方が良いらしい

何度も何度も淹れたその人好みの豆の味が蓄積して

「Myマキネッタ」になる、というか育つとの事

なんとも素敵じゃないか

「俺のマキネッタ」

可愛い相棒がまた増えたのは間違いない

家出の練習を重ねる日々