今年こそ走れる!
ソレは希望から確信に変わっていた
出発日、旭川は雨が降っていたが
明日の帯広の天気予報は決して悪くない
体調もバッチリだ
一路、共に走る仲間の家に向かう私
帯広までは3時間程度かかるのだが、彼の家からはおおむね1時間程度で到着できる
「You、前泊しちゃいなよ」と優しくお言葉を頂いていたので、遠慮なく♪
少し早めに到着したが、すぐに前夜祭開始である
焼肉後の2次会では、私を新たなバイク道へ引きずり込もうと、
MTBダウンヒルやバイクパッキングの動画とか観ながら深酒をカマすのであった
明くる朝!初レース!しかもサーキット!天気もナイス晴天!
テンションはアガりっぱなし
チェーンルブを挿すのも楽しい限りだ
いよいよスタート!
何十台ものロードバイク がスターティンググリッドに並ぶ
総額お幾ら万円になるんでしょ?圧巻の眺めだ
否が応にもMAXハイテンション
5分前、
2分前、
1分前
アナウンスが入る度に皆が徐々に無口になってゆく
各々がスタートの号砲に向けて静かに、そして確実に
「心のピーク」を揃えようとしているのが空気で判る
いざスタートっ!各車一斉にスタート!
あっ!できないっwwww
クリートが拾えない!ハマらない!
とアタフタしてる間に先頭は秒でゴマ粒に
スタートの瞬間からゴールまで、本当に一気に過ぎ去った
ひたすら3時間、
つまり180min、
すなわち10,800secを回しまくった
余裕のピース!ではない
「頑張れ!」という声援に何とか応えたモノだが
後で見返しても本当に楽しそうである
途中、世に言う「ガチ勢」のトレインに何度も抜かされたが
「え?俺、止まってんの?」という程の速度差
運営の方からのレース前の説明で
「初心者や初レースの方はトレインに乗ろうとしたりしないで、近寄らない様にしてください」という説明があったのだが
乗ろうという気持ちのカケラも感じさせない圧倒的な速度差
本能的に「安易に近づくと怪我するレベル」であった
普段のローラーLSDで2時間とか3時間という時間軸自体は体感で覚えている
あとはスタミナが尽きない様に心拍数を確認しながらペース配分に努めた
初レース完走、とてつもない充実感だ
やはりzwiftでは感じる事の難しい感動がソコには確かにあったのだ
まさかのオマケも付いてきた
表彰の枠がとても広くあり(通常は7位前後までらしい)
一般男子の部 10位という賞まで頂いたのである
私の40年弱の人生の中で
スポーツで表彰を受けるというのは正に初めて
とても思い出となる初レースであった
来年も絶対に参加しよう!と心に誓ったのであった
とにかく風が強くてホームストレートは軽い昇りプラス向かい風という素敵な環境であった
レース中もタイヤがハスったのか、ディープホイールが横風で煽られたのか
落車も発生して救急車も出ていた
とにかく無事に済んで良かった
あのトレインは多分、5年は乗れないや
そぉ思った帰り道
2〜3日、色々な筋肉が悲鳴をあげ
攣ったり痺れたりしていたのは言うまでもない
to be continued