以前のブログでチェーンの寿命をチェックするパーツを紹介したが
今回は伸びたチェーンに「お疲れ様」と告げて新しいモノと交換するお話である
貧乏性な私だが、エンジニアであった私は「基準値」や「交換時期」というものには割とデリケートだ
いや、心配性(チキン)という方が正しい
そして根暗な工業系男子の好物が
その名も「ひっそりチューン」である
なんでもデュラエースのチェーンは内部に特殊なコーティングが施してあって、抵抗も少なく耐久性もある上、チェーンピンが中空になっており軽量化にも貢献しているとの事
女子や初心者が聞いたら「あの人は頭が沸いているんだ」と思われるような些細な違いであろう
そのくせ価格はちゃんと高い
↓コレが一般的なチェーン
んで、↓コイツがデュラエースのチェーン
倍近い価格差
この辺りはもう「宗教」に近く、こまめに安いチェーンで回す方が良いという人もいるのは事実である
一番ダメなのが「デュラチェーンだから耐久性ある」と妄信して交換しない事である
デュラエースのチェーンには表裏、つまり回転方向が存在する
プレートに刻印がある方が表に来るように取付しなければならない
マジマジと眺めてはみたが「違いの判らない男」には説明できそうもない(オイ
ココもまぁ、いつものアレだ「そぉいうもんだ」と理解するだけである
新しいチェーンは適切な長さにカットして使用しなければならない
チェーンだけの交換であれば、古いチェーンと一緒に並べて
同じコマ数を数えてカットするだけである
私は今回スプロケットも新調したが、同じギヤの枚数のモノだったのでチェーンの長さは一緒である
こういったチェーンの交換やスプロケットの交換には
「特殊工具」という存在が必ず必要となる
モチロン単品でも販売してはいるが、やはりこの手の
「使用頻度は高くは無いが必要不可欠」な工具に関してはセット購入がオススメである
自転車整備を生業としている方や、3~4台所有していてO/Hを自分でこなす方など
使用頻度が高くなってくるとやはり単品で使いやすいモノを購入する方が良いが、
単品でこの内容を揃えようとすると、かなりの出費となってしまう
工具の購入で首が回らなくなって消耗品が買えないという本末転倒な話になってはならない
コレが本当の「自転車操業」
・・・蝦夷の春はまだ先である
使わないモノも多いが、最初のメンテナンス用ツールセットとしてコスパ良し