Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

プロのおすすめサドルを試す!

2024/11/20

やまたけには気になるパーツがあった

Infinitoちゃんのポジション出しをどうしようか?とぼんやり考えていた時に

フィッティング系の動画を観漁っていた時に出会った

youtu.be

ほぉ、コスパ重視とな、そういうの、好きだぜ

と、この辻善光さんの他の方達のフィッティング動画も数本観ていたのだが

どの方にも評判が良いのが「サドル」であったのだ

 

正直、今までCAAD12で使っていたサドルはもう寿命だ

レール部の塗装が剥げたりしてるし

サドル先端の刻印も擦れて消えてるw

今まで使っていたのは超マイナーだがMORGAWというブランド

e-ftb.co.jp

価格もアルミレールで1万円くらいで、シンプルだし結構気に入って使っていた

 

このサドルに変えたのも完成車についていたサドルが見るに堪えない状態になってしまったから

今も大切に飾ってあるのぜ

さすがに酷ぇw

ここまで見てお気付きの方もいるかもしれないが

やまたけ、お尻周りは結構「なんでも良い派」で実に安上がり

中には痛みだけに留まらず、股ズレからの出血なんて人もいるらしいローディのお尻事情

まぁしかし、カッコだけ良くて自分に合わない下手なサドルで調子が悪くなるのもまっぴらゴメンだ

そこで見つけたこのサドル

価格も1万5千円程度とまぁまぁな所、2万円以内なら安い部類に入るであろう

プロが薦めている点、そしてフィッティングを受けている人に漏れなく高評価な点

やまたけのセンシティブさが皆無のお尻事情

 

「このサドルなら間違いはなかろう」と判断、購入に至ったのである

実は10月頭の発注時点でこのサドルは品切れしており1ヵ月程の入荷待ちであった

 

そして届いたのが11月19日

デデン

センターに穴が開いているタイプは初めてだ

左先端部に梱包の痕が付いているが使っていればすぐに消えるだろう

ちっちゃいことは気にするな!ワカチコワカチコ!

 

ではさっそくこのサドルを観察してみよう

まずはサイズ感

左はSanmarco Aspide (GTO氏からの頂きモノ)

いわゆるショートノーズタイプというのだろうか、全長は一般的なロードバイクのサドルと比較すると3cmほど短く、全体的に幅が広く作られているのがわかる

先端までしっかりクッション入ってる

サドル自体のシェイプの問題だけでもなさそうなのがこのクッション

先端部でもこのように柔らかくなっている

善光氏のフィッティング動画の中でもあったが「先端までしっかり使える」というのはこういう作りがあっての事なのだろう

申し訳程度のクッション性しかないサドルだと確実に「刺さる」

裏側

マンガネーゼなる高貴な名の素材、シロガネーゼ、ハコネーゼ

まぁ、マンガン添付のクロモリ。つまり鉄レールだ(安直

カーボンレールのように扱いがデリケート過ぎず、ガッシガシポジション変更する前提で使う人にはありがたいのではないだろうか?

なんかクッション性ある感じの青いヤーツ

先端側のレールはリジッドではなく固めのゴムのような素材が挟み込んである

カーボンレールモデルの「しなり」的な動きをさせようとしているのか?

目的はわからんし、無いモノと比較もできないので「へぇ~」くらいで納得するしかない

 

さ、皆さまお待ちかねの「重量計測」

パッケージでは265g

ローディにはメーカー表記を信じない人が多いように感じる

↑敵が増えそうな言い方

んで、ホイっ!

あら?36gも軽いぢゃんw

「当たり個体」なのか、メーカー表記がポンコツなのか、TANITAの補正なのか

とにかく公称よりも軽いという嬉しい誤算であった

まぁ、鉄レールだしこんなモンでしょ?

ちなみに...

カーボンレール

‥‥見なかった事にしよう

コレで良いんだ、このサドルが良いんだ・・・

ここまで見て「軽さこそ正義」という人は離脱してくれて構わない

 

ではではさっそくバイクに装着してみっぺ

イタリィってのがそそる

特筆すべき点も特に無くインストールは完了

あとは高さと前後位置をなんとなく合わせて…

うむ、素敵やん

トップチューブのタオルはローラー時の汗対策である

 

まず座った瞬間に

「おぉっ!こ・・・コレはっ!?スゲぇぇぇっ!!」

 

とはならない

コレは本当(個人の感想です)

 

しかし、明らかに座面がソフトで角が無い

「お、おおん」と妙に納得してしまう感じ

 

そして走り出す(4本ローラー上)

座面より前方の部分は標準的なサドルより明らかに太いのだが、ペダリングの際に邪魔に感じる事は無い

 

全くもって派手さは感じないが「なんか良い感じ」である

時間の経過とともに「なんか良い感じ」というのが積み重なっていく

LSD2hという日課に近いメニューをこなしたがお尻に耐え難い痛みは当然無く、変に擦れる箇所や腰の痛みも感じられなかった

 

「サドルの存在を忘れる」と言うのはさすがに言い過ぎだが

痛みを感じてサドルに座る位置、骨盤の角度などに頻繁に意識が向いてしまって

走る事や景色に集中できなくなる事は少なくなりそうである

また先端部に近い部分でのいわゆる前乗り時も

「俺はこのままサドルに開発されてしまうのではなかろうか?」という恐怖を感じる事も無く、

単に「サドルの前側に座っている」というなんとも当たり前の感覚であった

これが善光氏のいう「短いケド広く使える」という感覚なのだろう

 

「ロードバイクのサドルはどっしり座るモノぢゃない!」とか仰る重鎮の方々が湧いて出てくるかもしれないが

選手レベルの話を持ち込まれても困るし、人それぞれで良いんぢゃね?とも思う

やまたけは「どっしり座りたい」

だって、そっちの方が楽ぢゃん

趣味の自転車で1分1秒を削って走る訳でもないし、1g単位で軽量化するつもりも毛頭ない

ましてやお尻痛すぎて全然走れないとか楽しめないとかは悲し過ぎる

少しでも楽しく自転車に乗り続ける為にも「快適性」を重視するのは

部品選びのアプローチとして大正解だとやまたけ自身は思っている

 

このNOVUS BOOST EVOとの出会いで、今後やまたけはサドル選びに迷う事は無くなるであろうし、迷っている人がいたらオススメできるとも思う

「豪華な料理」ではなく「美味しい水」的な

味のパンチや見た目の派手さは全く無いが、正しく使う事で「余計な雑味を感じさせない」確実に良いモノだとわかるサドルである

 

最初から最後まで何言ってんだコイツ状態なレビューであったが

普通のおっさんがちょっと乗ってみて感じた事をつらつらと書いてみた次第

それも実はXで「このサドル買ったぜ!」報告が現段階で6.3万回閲覧、700いいねを越えている事を受けてである

 

サイクリストにとってお尻問題は切っても切れない永遠の課題なのかもしれない

お尻問題でサドル沼から抜け出せない方々

このサドル、良いとは聞いてるけど踏ん切りがつかない方々

そんな皆様に少しでも参考になってくれれば嬉しい限り

質問などあれば是非コメントください!

それでは、良き自転車ライフを!

 

あらやだ、今ならブラックフライデーで10%OFFですって!