昨日の今日である
今日は4本ローラーのお話
前にも書いたが、私は結構なチキンで
「現物を観ないと怖くてネットでは買えない」男である
以前から4本ローラーなるモノがあるという事は知っていた
しかし現物に触れられないのであれば、どんな素晴らしいレビューであろうと
決して購入には至らない自信があったのである
いかほどと聞かれるとM7.5程度である
そんなある日、グロータック社のHPを観ていた際
「ショップリスト」を何気にタップ
、、、、!!!?旭川にあるぢゃんっ!!
そう、旭川にQ1.1の試乗が可能な店舗があるという事実を知ってしまったのだ
Q1.1の試乗ができる!
私は居ても立ってもいられなった
さっさと用事を片付けて、ロードバイクに飛び乗ったのだ
試乗はすぐに出来た
一踏みした瞬間、頭の奥の方で
「チン♪」という小気味の良い「カネ」の跳ぶ音が確かに聴こえた
先ず最初に驚いたのがその「静けさ」である
全く音が無いのではない、しかしどれだけスピードを上げても
音が全く「大きくならない」のである
終始「シュ~」って音しかしない
これには本当に驚いた
最大の特徴である前輪用ローラー
こいつが2本構えな事で4本ローラーとなるのだが
「こいつ・・・動くぞ!」
そうなのだ
この前ローラーは2軸の真ん中を中心として軸方向にねじれるのである
この動きのお陰で前輪に安定感が出る為、3本ローラーに比べてより実走感を得られるようになっているのである
細かい所だが端に装着されている飛び出し防止用のローラー等、その作りにぬかりは無い
そして後輪用ローラー
からの
こう
フレームに書かれているロゴとローラーの付くフレームの位置関係を見比べてみてほしい
そう、後輪用の2軸は「前後」にスライドするのだ
この2つの可動域がQ1.1の最大であり最高の実走感を生み出しているキモの部分なのである
さらにドMインドア引きこもりサイクリストへのプレゼント
なんということでしょう最大10%勾配を自宅で再現可能!
ヒルクライム用のポジションの練習、更にはヒルクライムレースに特化したトガったセッティングの確認が自宅の車庫でできてしまうのだ
ハンドルまだ下げられるんぢゃね?とかサドルをどれだけ前下がりにしようか?とか
本当に坂に欲情する変態さん達(誉め言葉)にとっての「大人のおもちゃ」である
こんなオプションを全て購入した暁にはZWIFTだけで満足できるんぢゃね?という
正に完全無欠状態になるのだが、潤沢な資金をお持ちの皆さま用なのは間違いない
私はローラー上で「もがく」という練習まではしない(苦い思い出、トラウマとも言う
しかしこのローラーの可動域のお陰でダンシングは可能である
3本ローラーでは怖すぎてダンシングは出来なかった
元々ダンシングが苦手という事もあり、ZWIFTで走る際に5~10分間のダンシング練習を行うようにしていたのだが
難なく出来るようになってから3本ローラーでも試してみると
3本ローラーでもダンシングができるようになっていたのだw
前、後輪に過度に体重が片寄らない状態ってのを身体で理解したのだと思う
これは嬉しい誤算というべきか
この2つのローラーを並べて置いておくのも、また楽しいのかなw
このQ1.1はスマートトレーナーとなる負荷装置を併せて購入すると
エントリーロードの完成車が買える
間違っても安い買い物ではない
e-Slope-Qという斜度を再現する装置も揃えると、カーボンフレームも視野に入ってくる価格帯になる
ただ、この実走感は固定ローラーでは決して味わえない次元である
そして何よりも「載せるだけ」という超絶簡単セッティングなのだ
スマートトレーナー化すれば、ZWIFTで幽体離脱も簡単だ
機材への消費も良いが、正に「おうち時間」を充実させる為にも
絶対に無駄にならない投資であると私は断言する
to be continued