Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

幻の道を逝く!チョボチナイライド 後編

2023/09/23 AM9:30

やまたけの呼びかけで集まった

年齢、住所、職業、性癖などすべてが異なる12名

こいつは楽しいライドにしかならんのぜ

まずは東神楽森林公園へ向かう

サイクリングロードを走り、向かうは森林公園

実はサイコンで1%出るか出ないかの「ずっと登り」

気付いた貴方は坂嫌い認定!

イメージで言うと旭川のランドマーク的存在であるパルプの煙突

正確な高さを調べようにもよぉ判らんのだが

こいのぼり 旭川の100m煙突から被災地にエール(動画):北海道新聞デジタル

って北海道新聞の記事になる位だ、100mなんだろう

東神楽に行くだけで登ってしまう所か、余裕で越えてしまう

旭川の代表的な風景

森林公園を通過してちょっとした登りセクション

まぁまぁしんどいがご愛敬

まっすぐ行くと忠別ダムの天人峡側に出るが
今回は寄り道の為に右折

坂を見るとゾクゾクしちゃうI藤氏から

「なかなかの坂でしたね、あれは正に壁ですねぇ」

と言われたやまたけ、すかさず

「あれ、ユイの壁ぢゃないっスょ。ただの丘っス」

青ざめるI藤氏、ほくそ笑むやまたけ

誠にありがたいリアクションである

そう、まだイントロである

苦悩に満ちたサイクリストの唄はまだ始まってすらいない

ココを左折、んでタヒぬ程直進!

俵真布(たわらまっぷ)方面へ舵を切る

ココで平坦屋に着火を試みるやまたけ

「ここからは突き当りまでフリーにします」

逝ってらっしゃいっ!

その言葉を待ってたぜ!と飛び出すO野氏とSHIV関氏

あっちゅう間に「ゴマ」になった

平坦屋は素直でよろしい

登る、登らない、登る、登らない、登・・・るのか

平坦屋O野氏が憂いの表情

正にビジュアル系ヒルクライムポイントである「ユイの壁」(俵真布側)

なんせ、「え、あそこ登れんの?」的なエグい坂

正に壁

チャレンジャー達のメンタルをへし折るのである

え…アレ…なの、か?…

初ユイの壁(俵真布側)の

GAKUちゃん大興奮

I藤氏絶句

ビジュアル系KOM

I藤氏  「あれはカタパルトですか?」

やまたけ 「N島クンなら飛び出せるカモ」

双方、遠い目

 

ビビッてんじゃねぇ!こいつは前座、前菜、イントロなのぜ!

おぉぉぉぉっ!イクゼぇぇぇ~っ!

オラオラオラオラオラオラオラオラ~っ!

皆、素直でよろしい

やまたけも無事、ココで一機失う事となった

全員、幽体離脱未遂で越えた壁

盛り上がって参りました

第一エイド(?)の湧き水ポイントで小休止

美味しい水で蘇るサイクリスト達

エイドが水のみというのもアレなので

リュックに塩飴やらラムネやら梅シートやらを放り込んできたやまたけ

食べるが良いのぜ

と、ここでDK(男子高校生)のSご君がぼそり

「ハンバーガー食べようとしたんですが、落としてしまいました」

ハンバーガーだとっ!?

なかなかよ、ハンバーガーwwwwwと総ツッコミ

そこで説教じみた話にならないのがまたサイクリストあるあるなのか

全員でガハハと笑い飛ばして「次行こうぜ!」なノリである

ポリポリ頭を掻きながら笑顔のSご君なのであった

 

さぁ、いよいよ本日のメインディッシュ!

逝くぜ、チョボチナイゲート!と息巻いて向かうと

入り口にレッカー車の姿が…

「ゲートの前で皆で集合写真撮ろう!」って思っていたやまたけ

曲がった瞬間、絶望的な光景が

えぇ…事故ってるとかマヂかよ

曲がった先にあったのは

リヤバンパーが外れたサッポコナンバーの車両で

レッカー手続きが現在進行形で進んでいる状態であった

 

流石にこの状況で

「チョボチナイ、うえぇぇぇぇぇぃっ!」

なんて写真を撮れるようなメンタルオバケは居なかった

「各々、登っちゃってくださぁぁぁぁぁぃっ!」

としかアナウンスできない地獄w

 

登ろうぞ、チョボチナイ!!

ロケッティアN島氏の描く見事なロフテッド軌道を愛でながら

ヒーコラ登る参加者の皆様

多分、天国ってこの先にあるんぢゃね?的な

訳の解らない思考回路に陥る面々

 

辛い事を望んでする

「若いうちの苦労は…」などという年寄りの世迷言とは一線を画する所業

何故に自分をココまで追い込むのだろう

本当に付ける薬が無い

最高の景色、最高の仲間、最高の高揚感!

実に単純で短絡的

アホの極みでしかない

そんな事が楽しくて仕方がない

 

大人が楽しく生きていない世の中に

子供が夢を持てるわけがない

真面目に「楽しく生きる」

自転車を通して知り合った仲間達が教えてくれた

正に「真理」に近いものだと思っている

 

東川町の市街地に向かう面々

祭日だし、12名という大所帯

ちょっと全員で入れるお店はさすがに…

と、通りかかったフェス会場!

www.town.higashikawa.hokkaido.jp

正に完璧なシチュエーション!

という訳でそのままフェスに突入!

ローストビーフ丼(大盛り無料)

なんでも「コメは東川町が提供」という強ポジなイベントとの事

迷わず大盛り、旨いしかない

美味しいしかない

追加で塩おにぎりとおかかおにぎりをブチ込んだやまたけ

本当にごはんが旨いって幸せだ

駐輪場に向かうと…ん?

乗るしか無い状況

人馬一体になれば帰りは楽になるのかな?と

跨ってみたのだが、雑念の多いやまたけには乗りこなす事は出来なかった

個人的に激推しなお店

帰り際にプレゼン

www.liner.jp

マヂで旨いよ!食ってみて!

と、寄ってみると

まさかの開店1周年記念で

「500円以上お買い上げでタルトプレゼント!」という

なんとも素敵な企画、こんなん

タルトもらうしか無かろうてwww

うんめ…

もう、お腹も一杯、胸一杯

最高のシュワシュワ状態で帰還となったのであった

また、遊ぼうぜ!

実に多彩なメンバーで走った今回のライドイベント

本当に様々な角度から刺激のあるライドとなった

皆の絶望感の漲る嗚咽と、ライド完了後の素敵な笑顔で

毎度、口角筋が痛くなる

 

SHIV関氏は自走で帰還

2023年の秋分の日なのであった

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