2022/09/12
先日、チームの掲示板にO太氏からの書き込みがあった
「グラベルロードの選手と走りませんか?」
おぉ、そんな機会なかなか無いわ!と即決
前日のカミヒルのダメージもあったり無かったりするのに
ノコノコと集合場所に向かうやまたけ
集まったメンバーを観ながら後悔をしても、もう遅い
・I林姉さん
「登るぞ!野郎共」モードで参戦
最近、チームメンバーとなったのだが「初めまして感」は皆無
・「仕上がってるオトコ」S藤氏
前職の癖が抜けきらず、ついつい時間を
「ヒトフタマルマル」などと言ってしまうとか、言ってしまわないとか
・I泉クン
仕上がってるS藤氏が送り込んできた、ロード歴1カ月という若人
S藤氏が連れてくる時点で、相当のブッ壊れ性能なのは容易に想像がつく
そして今回のスペシャルゲストライダーが
竹下佳映さん
先日のニセコグラベルにもゲストライダーで参加していたKaeさん
やまたけは後に知るのだが正に「世界を走るライダー」である
↑ちゃんとリサーチしとけよ論
本当に凄い出会いである
札幌出身で実家のクルマを借りて来た!と集合場所に笑顔で現れたKaeさん
ササっと組立たバイクは初めて見るメーカーであった
アイスランドのメーカーでサス付きのフロントフォークが有名らしい
Kaeさんは今、このメーカーのバイクでまさに世界を走っている
私の敬愛する歌姫、Bjork様の御国という事もありかなり気になる
最近映画鑑賞にハマってるムスッメと
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観て泣いたのは昨晩の事
話を戻そう
Kaeさんが行った事が無いとの事で目的地は「青い池」にケテイ
I林姉さんの先導でスタート!
初めて走る道であったが、クルマも少なく景色も最高
テンションアガるわぁ~
それにしても手足が細く長い
やまたけの股下がKaeさんのひざ下と同じ位(自社調べ
グラベルロード乗ってるの忘れる位のペースで走るKaeさん、流石である
んん~、今日も青いねぇ、最高だねぇ
と笑っていたが、カミヒルのダメージを隠し切れないやまたけ
次は滝観に行って、望岳台クライム行くぞっ!(I林姉さん)
「やはりそぉなるか」
持っていたラムネを全部口に放り込んだやまたけ
さて、参りますかぁ
勉強になるから観ていたいのに即効で引き離されるやまたけ
お口いっぱいの釘の味がしてきた
後方からI林姉さんのゲキが飛ぶ
許してください、許してください、許してください
ペダルを踏み込みながら謝罪する新たなクライムスタイル
泣きながら、謝りながら、釘の味を噛みしめながら最後に望岳台に到着
ここでまさかの「一人いない」という事態に
I泉クンの姿が無い、まさか分岐を見逃した?
「ちょっと探して来ます」と引率者S藤氏が山頂に向けて発進
心配はあるが、何故か満面の笑みで向かうS藤氏に
「あぁ、人より余計に登りたいんだ」と察したやまたけ
全く追いかける気は無い
KaeさんとI林姉さんとで待つ事とした
周囲に登山者が居ないのを確認して「試しに」とチャレンジするKaeさんと
脚元がおぼつかなくて既にバイクが杖替わりになっているやまたけ
「やっぱりエア抜かないと無理ね」と笑うKaeさん
マヂかよ、抜いたら行けるんかい・・・と心の中でツッコむやまたけ
こんなにキレイに山が観える日も珍しい
脚はバンビが如くプルプルである
S藤氏から連絡が!
I泉クンと連絡がついたらしい
山道でこの顔にピンと来たら、迷子かもしれないので声かけてあげてください
後で聞くにバーデンの分岐辺りまで昇っていたらしい
ロードに跨って1ヵ月とは思えない
やまたけはその頃は補助輪付いてたのぜ
「彼にはGPSが必須ね」とKaeさんの言葉に笑った
美瑛町までの帰り道は長い下りで本当に助かった
遅めの昼食は鶴喜へ
Kaeさんの走る世界のグラベルレースのお話を沢山聞かせてもらった
全く持って理解不能、というかブッ飛んだ世界観に一同驚愕
レース必携品として「エマージェンシーシート」とか
「シュノーケル」とか
一つ理解出来たのは
何処までも自己責任の世界
という事
いろいろ考えさせられる所も多い「濃い話」であった
今度ご一緒出来たら、ちゃんと並んで写真撮ってもらおうと心に決めた一日であった
こんなチャンス、そぉそぉ無ぇよな・・・・
今月のバイシクルクラブにもKaeさんの特集あったな
うぅ、、、今度はグラベルロードかよ
深い沼だぜ、自転車って