2022/08/12 AM03:00
何故か目が覚める
尿意から来るものではなかった
盆休みが始まってから早4日目、毎日走って登ってる
YamaichiマスターS藤氏のお誘いを思い出す
今日の5時からカミヒルすんのか・・・
別に何か用事がある訳でもなし
・・・・行くか
やまたけの遠征ライドの準備も手慣れたものである
補給や工具、各種装備備品等をまとめたコンテナに
シューズとヘルメットをに放り込みトランクへ
バイクをルーフラックに括りつけ完了である
ローソンで朝飯のおにぎりとバナナを購入して日の出公園へ
Spotifyではゴキゲンな音楽がテンションを盛り上げる
長い坂の途中で「ふぅ…ふぅ…際限なく」
サングラスを外した「ふぅ…ふぅ…釘味で」
激坂の領域(エリア)から
はみだした僕の今朝の朝食(モーニング)
とタイヤのエアチェック!の際に
いやん、まだ半生ぢゃん、、、
ルーフキャリアの性よな・・・
こんだけ連日走りまくって、登り切れるのか!?十勝岳!
しかしやまたけは思っていた
失敗を悔やむのではなく
挑戦しなかった事を悔やまねば成長は無い
で、今回のゲストライダーはこちら!!
ちょっとやまたけの知ってるバイクとは形が違う
名寄から参戦のY嶋氏はトライアスリート
そう、ガチの人
ノーマルクランクだし、スプロケットも25t
いや、十勝岳に挑むノリではないwwww
こんな人達をやまたけは知っている
ほどなくS藤氏も到着
路面はウェット、雲行きがちと怪しい
しかしせっかく集まったのだ、行くとしましょう!そぉしましょう!
Y嶋氏の脚が・・・
仕上がってるぅっ!
セグメントのスタート地点が近づくにつれ、雨が・・・・
Y嶋氏はジリジリと先行していく
降りが強くなってきた、気がして、ならない・・・
「今日、どぉする?」な雰囲気になるS藤氏とやまたけ
しかし、仕上がりまくりのY嶋氏は遥か彼方
もう、中止を伝える術がない
登るしかないよね
そぉ、登って伝えるしかないのだ
「雨降ってるからやめませんか?」って
頂上で、何それ?
脚が重い、回らない
とは言え、絶望的にエネルギーが枯渇している訳でもない
「上手く体重を推進力に変える術」を模索しながら登る
世に言う「ゾンビ走法」とでも呼ぶべきか
「踏まない」ヒルクライムで突き進む
美瑛側への分岐路となる直前の見通しの効く「心折坂」に突入
なんだかんだ、やまたけは期待していたのだ
重たいエアロロードっていうかTTマシン、ノーマルクランク、しかも25tだぜ
「さすがにこの坂ではY嶋氏の背中が・・・」
影も形もございません
なんとやまたけはしんでしまった!
↑良くタヒぬ
こっちの心が折れてどぉすんの?と猛省
最終セクションの激坂パートに入るやまたけ
誰の為でもない
誰の徳にもならない
自分の富にも繋がらない
称えられる事もない、誇れるような事でもない
何故、人は辛いと判り切っている事に身を投じるのだろう
曇り空が眩しく観える
これが正に「やってみなけりゃ伝わらない」景色である
ホントにこのバイクで登ったんだね、Y嶋氏!スゲいぜ!
その後ゆっくり下山して日の出公園でY嶋氏としばしの談笑
決して饒舌ではないが、魂がこもっている言葉の数々
きっとY嶋氏も「SAMURAI RIDER」と呼ばれる部類の御方だ
時刻は9時、もう少し走るか?無理
もう、温泉入って寝たい
という事で向かったのがハイランドふらの
熱い湯船と水風呂を何度も行き来して脳内シュワシュワ状態
ととのってるぅぅぅぅっ!!
今日は平日、人も少ない気がする
今日はお土産を買って帰ろう
そうでもしないと、家族の中での存在感が薄まる所か
「え、?、パパ?、誰それ?」
となりかねない
スィーツは皆の味方
これで「パパ感」を演出も出来ようってなもんだ
さ、昼飯食って帰ろう
と走った道
皆大好き、「沼崎の坂」
初めてクルマで登ったが
「頭、大丈夫ですか?」な領域
全く持って、正気の沙汰ではない
S藤氏と談笑しながらのランチタイム
記憶が曖昧になるほど、天に召されかけている
「今日は帰ろう・・・」と帰宅してバイクを降ろしたその刹那
眠いが許せぬ
正に「度し難い」
明日はやっとフリー(自ら望んで走っているのは間違いない)なのだ
洗車すっぺ
もう、洗っている途中の記憶もブッ飛んでいる
明日はしこたま寝よう!
そぉしよう!
盆休み4日目終了
走行距離合計 451.16km
獲得標高合計 4,012m