2022/05/17 AM10:00
深川の道の駅に集合
最近、ファットバイクなんて手に入れてしまったもんだから
なかなか出番の少ないCujo君
K野師匠とのライドであれば、釘の味は間違いない
今日はファットではなく、貴方の出番よっ!
本日のメンバー
・K野師匠
さすがにMTBでは自走は考えないご様子
縁石で一本橋チャレンジとかウィリーとか、とにかくアクティブな50代
・PotaCoroさん
大音量の笑い声と悲鳴が入り混じるグラベルライド、もはや熊鈴は聞こえない
・O田クン
強い男は何乗っても強い、今日も釘の味ライドに華を添える
・ダーハラ氏
グラベルライドでは初デートかな?坂フェス「グラベルの部」開催
先日TRC(テム・レイ・クラブ)という酸素欠乏症サイクリストの集いを発足
・モンスターK村
まさかのグラベルロードで参戦、タダモノでは無い感、特盛
道の駅の道路向かいでは炭の香りが・・・焼き鳥焼いとる・・・
「帰り、お土産に買って行きます。旨いんですよ。」とO田氏
板さんが言うのなら間違い無い
もう、このまま焼き鳥食ってビールをキメて、代行で帰っても構わない
K野師匠のブリーフィング
今回のルートはその名も
「イルムケップスカイラインコース」
沖里河山(おきりかわやま)にある展望台まで約10km、標高は802m
うむ、歯茎から血が出るのは確定だ
先ずはグラベル入り口まで行こうず!
音江IC入口を抜けて戸外炉峠(ととろとうげ)方面へ
結構有名なのだが、初めて見るモノがソコにはあるのだ
O田クンも初ねこバス
何が良いって天気が良い
遠くに山が観える、きっとこの看板見れば・・・
ちょっと何て山か判んない
ヒルクライム前に数グラムでも軽くすべく、こぞってトイレで絞り出す殿方
看板、また読めない問題
来る者を拒むかのような威圧感すら漂う
ガードレールもかなり気合い入ってるベコベコ具合
さぁ、パーティーの始まりだ!
O田ク~ン!待ってくれぇぇぇっ!グフッ!
ロードバイクの疾走感も良いが、グラベルでのライドはまた違った面白さがある
林道を進むと、どんどん傾斜が・・・・
つづら折りのルートは曲がる度に「はぅっ!?」と声が出てしまうナイスな坂
路面も土砂が流れた跡で掘れていたりと、アドベンチャー感が高まってくる
O田クンは遥か彼方、モンスターK村氏も10%超の砂利道をグラベルロードで突き進む
カーブを曲がる度に、え?壁ですか?感漂う坂が続く
心の中で何度も、何かが折れる音がしていた
5機位は軽く死んだ
更に進むと・・・
道が・・・無いぞw
恐らく先行したO田クンとK村氏の足跡とタイヤ跡、並んで野生の鹿の足跡
アドベンチャーが過ぎる
完全に塞がっておるではないか・・・
しかし頂上はもうすぐ、こりゃ行くしかないわな
「この先、すぐ頂上です」とK野師匠
ん?フラグか?
サイクリストは「すぐ」とか「あとちょっと」という言葉に懐疑的な生き物である
本当にすぐであった
深川の町が観える、水を張った田んぼがキラキラしている
ふと見ると、ここはまだ頂上ではないらしい・・・
ぢゃ、行きますか
相棒を担いで頂上へ向かう
ファットバイクで来なくて本当に良かった
心の芯だけでなく、鎖骨まで折れる所であった
K野師匠は一時幽体離脱中である
酸素が薄い気がする
TRC名誉会長ダーハラ氏はとても気持ち良さそうだ
さて、担いで階段を登るのは非常に大変だが
下りはもっと大変であった
明らかに普段は全く使わない、名も知らぬ筋肉が痛む
一番に下りて待っていた私、ココでペダルを踏み外すという禁忌を犯してしまう
右スネをペダルが直撃!
悶絶!悶絶!大悶絶!
男の子だから何とか持ちこたえた(謎のジェンダー論)
さぁ、ダウンヒルじゃっ!
雪を乗り越えるとグスグスと刺さる!
雪解け水でお尻が冷たい!
顔もジャージも泥ハネの嵐!
砂利道の下りは本当に怖い!
K野師匠はそこから更に踏み込む!いや、無理無理無理無理wwwww
エッゾ!なまらエッゾ!
さぁ、もう腹ペコだ!道の駅でメシにしましょ!
しかし、帰りが延々と下りというのは
なんとも素晴らしいコースである
レモンの酸味とあっさり塩味が堪らない
もちろん、ゼロキロカロリーだ。間違いない
その名も「生コーヒー」
遂にコーヒーも生の時代が到来か?全く意味が判らない
「一体、何が生なんですか?」
店員さんに極めて頭の悪そうな質問をぶつけてみる
なんでも、ビールサーバーのような特殊な機械で注ぐらしく
上に乗った泡がまるで生ビールのようだから、ということであった
良かった、本当に生豆のコーヒーだったら
お世辞にも旨いとは言えない残念な飲み物であっただろう
見た目は本当に黒ビールのようで、空気を多く含むので
「香りを飲んでいる」といった感覚である
この泡コーヒー、バニラアイスとかにフワっと乗っけても
多分絶対旨い
さ、焼き鳥買って帰ろうか!とクルマに向かうとK野師匠が手招きをしている
露店のオバちゃん感しかない件
皆でワイワイ笑いながらスイカを喰う謎の小団体
道の駅という環境からして、「アイツら何者感」が極めて高めである
適当な事を書いて出しておけば、簡単な小遣い稼ぎが出来そうな風景であった
K野師匠、PotaCoroさん、ごちそうさまでした!
他力本願という店名だが、ちゃんとお店の人が焼いているので安心されたし
確実に旨いヤツ、酒が進む
あまり見ない様にしていたが、ペダルヒットしたスネを見てみる
帰宅後のシャワーでめっちゃ沁みたので、シャンプーが目に入ったフリをして泣いた
以前、左のスネをやっつけたが今回のはかなり痛そうだ
レーパンにもキレイに2つ穴が開いていたぞ
あ、そっか!
去年ペダル替えたんだった!三ヶ嶋ペダル!痛ぇワケだぜ!
踏み面も広くて10本のピンがソールにしっかり食いつく
踏み外した時の殺傷能力は約4倍(当社比)
気を付けよう
↑どんなレビューよっ!?て話
さ、今度はどこで遊ぼうか!?