以前にも書いたのだが
初心者ローディーの練習には私はもっぱら3本ローラー推しである
ロードバイクを走らせる為に必要なバランス感覚が磨けるだけではなく
「必要な力」と「不必要な力」の分別にもなる
初心者にオススメのメニューは
「無負荷、インナー・ロー、ケイデンス90rpmで30min」
このメニュー、本当にオススメである
物足りなくなったらケイデンスUP、時間延長で対応
100rpmで120minまで回せれば、多分100kmは余裕でこなせるハズである
エビデンスは私本人(一番信用できない?うっせw
今回は少し変わった乗り方でバランス感覚を磨いてみるという企画である
普通に3本ローラーに乗れるようになってから、という乗り方だが
初心者もしっかり練習をすれば、普段のライドでのバイクコントロール等に自信が持てるようになるのは間違いないであろう
先ずは準備
・安全性の確保←病院送りになってからでは遅い(実話)
・ギヤはインナー・ロー(一番軽い状態)
・負荷付きであればOffで
んでもって、ウォーミングアップ
スピードを出せば安定するが、あえてのインナーローなのが重要
速く走るという目的ではない
これだけでも5min程度で腹筋の奥側がじんわり温まってくるのが判る
スピードセンサーのバッテリが切れたので(おい
速度は正確ではないが、15km/hも出ていない
身体の「芯」を意識するのと
「自分はクランクを回す機械である」という自己暗示をかける
↑意外と本気で言っている
身体が温まったらあえての「超低速」にチャレンジしてみよう
なんなら一瞬「止まってみる」位の超低速である
余裕があれば下ハンもチャレンジ!
腕でハンドルを操作するというよりも、お腹周りで芯を保つ感じ
「背中から紐で吊られてる感覚」
最初のうちは、数分で肩回りがガチガチになるハズである
それが自転車に乗る上での「不必要な力」であると私は考えている
スローで撮ったんぢゃね?いえ、違いますw
自分で観て「スローっぽいな・・・」と思ってしまったので後で撮り直してみた
次はこのままダンシングチャレンジ
もちろんギヤはそのまま、インナー・ローである
内臓が持ち上がってくる様な変な感覚を覚える人もいるだろう
体中の今まで使った事の無い筋肉が刺激されているのが判るはずである
立てない人は歩けない
歩けなければ、当然走る事も出来ない
「低速で出来ない事は高速で出来る訳が無い」と私は考えている
ペダルに力を入れる角度とタイミング
不必要な力の排除と身体のバランスの保持
こういった一つ一つのプロセスの組み合わせを最初はゆっくり、
徐々にスピードを上げていっても、正確にこなしていける様にする
大層なウンチクを披露している感があるが、
自分でもこの感覚を文章にしたのは初めであり、なんとも形容し難い
これはもう、反復と継続しかない超単純な世界
正に「身体が覚える」という感覚である
Don't think , Feel .
学生時代、運動経験皆無(吹奏楽部)
30代半ばからロードバイクを始めた私でもココまで出来るようになる
何だよ、200rpm目指してたのに
今度200rpm以上計測できるヤツにしよっと・・・と言ってみる
ローラーでしか試せない事もある
大体、こんなペダリング
実走でやったら超絶危ない、マジでコケるぞ
「出来る=速い」に必ず直結するというスキルではないが、
速いと呼ばれる人達はこういう「基礎」と呼ばれるスキルが
本当にしっかりしているというのが現実である
「努力した者が全て報われるとは限らん
しかし
成功した者は皆すべからく努力しておる!!」
漫画「はじめの一歩」の鴨川会長の名言である
信じるか信じないかは貴方次第だが
「5万円で始めるロードバイクチューニング」という企画があれば
私は速攻で3本ローラーをオススメするし、必ず体感できるハズである
コレ、本当