寿命を察知する
生き物であれば極めて困難であり、見事に言い当てる者がいるとしたら「予言者」と呼ばれるだろう
そんな中、機械モノは寿命が割と判断しやすい
ロードバイクの最も肝となり、かつ消耗部品といえば、チェーンである
「5,000km定期」とか「シーズン毎」に交換する人も多いだろう
決して安いモノではないのだが
「実はまだイケるんぢゃね?」と思ってしまう貧乏性な私は
きっと異端なダメローディーなのだろう
しかし聞いて欲しい、感じて欲しい
ただでさえ常人には到底理解できない価格域の車体に乗っているのだ
価格を聞かれても「ママチャリの2倍位かなぁ〜」とはぐらかす日々
当然お小遣いでの運用なので、無駄な出費は極力控えたい
「チェーンの交換時期を的確、かつ具体的に知る方法」
私はソレを知りたいのである
貴方は知りたくはないのか?
そうか、ヨシ!わかった!
でんっ!
そんな貴方にオススメツール
チェーンチェッカー!
コイツはチェーンの摩耗具合が一目で判る
正にチェーン寿命の「見える化」が可能となるツールである
こう使う
新しいチェーンではこの状態から左側のクチバシはチェーンには刺さらない
つまり、「内部摩耗はしていない」というのが判るのである
しかし、ある程度走ったチェーンにコイツを使ってみると
こうなる
数値は何を表しているのかよぉ分からんが(オイ
とりあえず、根本まですんなり入ってしまったら「お迎えが来ました」という状態
ちなみに途中には「0.75」という謎の数値
0.5じゃない理由が全く理解できないが
「そぉいうもんだ」という諦めは必要
分数の割り算を実例で理解できないのと一緒である
「そぉなるもんはなる」のだ
走るシチュエーションやメンテナンスの頻度によっても
結構摩耗具合は変わると思われるので、やはりこういった「計測器」という基準があると判断が鈍らなくて良い
実際、ローラー走行が多い私は単純に走行距離のみに依存すると、結構摩耗しないものなのだと判る
実際、このチェーンは7,000km以上走っているが「まだイケんぢゃね?」状態である
しかし、実走が多い上に雨天走行も避けられない状況だと想定より早く摩耗するという事もあるだろう
定期交換が出来るのであれば全く問題は無い
「まだイケんぢゃね?」という貧乏性な私や
「いつ取替したっけ?」という健忘症な貴方に
こういった客観的に測る事のできる
「ものさし」という存在は絶対に重宝するだろう