2023/05/01
やまたけは4/29よりGWに突入していた
当然家族の姿はない
泣かない強い子
かねてより計画していたお花見ライド当日である
ルートを引いたのはあの「坂ハラ」という言葉を生み出した
坂Fes実行委員長のダーハラ氏
こういうのをサクッと造れるダーハラ氏、やまたけも勉強せねばならん
距離約80km、獲得標高は775m
ちゃんと釘の匂いが漂う
事前に参加表明していた人数から5~6人のライドになりそうである
そのメンバーも・・・ねぇ
・ダーハラ氏
言わずもがなサイクリスト性酸素欠乏症の坂Fesオーガナイザー
今回のライドのお声掛けを頂き、やまたけはスピーカーとして拡散
・テツオさん
999号に乗って終着駅で見事に機械の身体を手に入れたブルべライダー
ブルべのリカバリーライドで参戦、GW中にあと200kmを2本走るとか言ってた
・イバ姉さん
泣く子も黙る「登るオカン」全俺は泣いた
家事というハードワークの合間にあらゆる坂を登りまくる
・M谷氏
やまたけがなんとか籍を置かせてもらっている「Rolling Hills Cyclist」というチームのメンバー
口数少な目でシャイな雰囲気だが
坂を見ると興奮してくるという、ある種のビョーキにかかっている
・N口氏
オールシーズンチャリに乗る剛
冬の十勝岳や旭ヶ丘HC、美瑛スノーサイクルフェスティバル等々、やまたけも良く遊んで頂いている
なんとも「平和なお花見」という訳にはいかなさそうな面々
バイクを放り込んで出発!
とダーハラ氏からメッセージ
「試走の時に声かけられた高校生、一緒に走りたいって言うけど良いですか?」
そんなん、良いに決まっている
しかしMTBらしい、速度粋が合わないか・・・
まぁ、平坦はソコソコのスピードで走ってワープとか使えば大丈夫しょ
名前は聞いたケド、酸欠で忘れちゃったらしい
ダーハラ氏・・・
待ち合わせ場所のハウスヤルビ奈井江に到着
ん?多くね?
現地合流メンバー
・N西氏
坂嫌いって言いながらダーハラ氏の引いたルートって知ってて参戦
処されたがりなお茶目なDOGMA乗り
・A部氏
N西氏の職場仲間、ケガの治療の間にZWIFT練してたら
いつの間にかN西氏も手が付けられん様になっちまったらしい
M谷氏と同じ、坂に興奮する特殊な性癖があるとかないとか
・ISSEI君
あろうことか試走していたダーハラ氏に「話しかけてきた」という現地の高校生
むやみに話しかけちゃダメな大人の種類の一人なのに・・・
TTバー付きのMTBで参戦、この雰囲気・・・伊達ではなさそうだ
ではでは参りましょう!
やはりMTBの速度粋では少し遅れ気味にはなるが
要所要所で脚を止めて進む
この直後である
田舎道特有の障害物
トラクタのタイヤに付いた土が落ちてできた塊を踏んでしまったN口氏
グループライドではハンドサインで後方に路面の障害物や穴などを知らせる
正直、この土の塊にこんな破壊力があるとは思っても居なかった
足で踏んでもボロッと崩れるモノが多いからである
確認したが粘土質が強いのか完全に路面のギャップとなっていた
携行品も数名いたから何かしらの対策が打てたが
やまたけ一人では傷を洗うことしかできなかった
全てのシチュエーションに完璧に対応できる装備というものは
無理な話なのは重々理解しているが
装備を見直す良い機会にもなった
残念ながらN口氏はここで離脱となった
ってかその日にちゃんと書いてるN口氏のブロガーとしての心意気よな
お大事にしてくださいませ
1stクライムは達布山展望台
前半20kmはほぼフラットであったため
ダーハラ氏、「平坦ばかりで申し訳ございません」と
イバ姉さんに詫びを入れていたとか
さ、登りましょ
無事昇天
早くも一機失うやまたけ
遅れながらもISSEI君もナイスクライム!
登っている時は目が霞んで桜が見えない
下りでその美しさに気付くのである
短い蝦夷の春である
道の駅三笠でランチ
「豚串旨いですよ」とISSEI君
そんならおぢさん、それにするわ
ヤバい、写真撮ってないw
脳幹シュワシュワしてたから即食いしちまった
さ、充電完了
次行くぞゴルァっ!!
ちょっと千本には800本ほど足りなさそうではあるが
どの木も抑圧された冬という呪縛から解放されたかのような
見事な咲きっぷりであった
お次は美唄東明公園に向かう
満開の桜がお出迎えしてくれた
背中にカメラを持ったのがA部氏
皆様お気づきだろうか?
A部氏、平坦ずっと「アウタートップ縛り」で走っている
何かの罰ゲームなのか、そういった類の新しい宗教なのか
それとも自らに課した重い十字架なのか
ひとりケイデンス40を下回る男、それがA部氏という男らしい
ここで一つ誤算があった
この東明公園にある展望台、先日熊が出たとかなんとかで
展望台へ向かうゲートが閉じられていたとの事
ダーハラ氏も試走の際に入れなかったのでルートには入っていなかった
しかし、今日は、え・・・
開いている・・・
誰だ!?断りも無く開けたヤツは!?
ハッ!イケないっ!待てっ!!
少し目を離した隙にイバ姉さんとM谷氏が飛び込んで行ってしまった
冬に抑圧されていたのは桜だけではなかったようだ
知らんけど
こうなったら行くしか無ぇか・・・
ってココ、スゴいんですけどぉぉぉぉぉっ!!
ダメだ・・・意識が根こそぎ持っていかれる・・・
グフッ!なんとやまたけはしんでしまった!
こんなオプションクライム聞いてない
これにはN西氏も大激怒
ダーハラ氏に文句を言いに息も絶え絶え頂上までやってきた
いや、半分タヒんでた
ちょっと、(ゼェ)どぉなってんの?(ハァハァ)
ルート引いたの(ウプッ)誰?責任者出して!!
ここはオプション、いや
サプライズクライム
と言うべきであろう
そんなオジサンたちの猿芝居を見たくてきたのか(そんな訳
ISSEI君も無事ナイスクライム!
皆からの賛同の中
「ねぇ、いつも走ってる坂とどっちがツラかった?」
と、薄ら笑みを浮かべて聞いているダーハラ氏
もはやサイコパスである
「この近くにSL展示している所があります」
とISSEI君
地域情報を惜しみも無く発信してくれる彼
「キミ、サイクリングツアーガイドにならないか?」
当然誘っておいた
俺がなんとか食い止めるから、その隙に逃げろぉぉぉっ!
とか
もう手遅れな感じとか
フザけたおじさん達の茶番をよそに
なんでもISSEI君、SLを保存するための市民団体に参加しているとの事
今度、その保存活動のプレゼンに役所に行くらしい
ISSEI、おま、一体いくつやねん!!
素晴らしい活動しとるやん
君ら世代の為に良い日本にしてあげる所か
フザけて生きてすみません
こんな大人を許してください
本当、さーせん
ラストは「にわ山」と呼ばれるISSEI君のホームクライム
はいはい、行きますよ、登りますよ
まぁ、どこもかしこも釘の味しかしない
もうそろそろりんごは
すりおろして食べないとならない
山頂には何やら怪しいモノが
山頂の桜とロードバイクとオオカミロボという
なんとも情報量の多い写真となった
なんとこのオオカミロボ
ふるさと納税の返礼品だったりするのだ
しかも
「日本初!オカミ型LED野生動物・・・」ん?
「オカミ型」!?
何でやねんっ!
ただでさえ脚と心臓痛いのに
腹筋まで持っていかれるとわ・・・
ぐふっ!なんとやまたけは
またしんでしまった!!
もう、助けて・・・帰る・・・
もうね、明後日3時間耐久あるのよ?
大丈夫?俺?
N口氏がケガから復活したらまたみんなで遊びましょう!
桜はないカモしれないが、坂はある!
知らんけど