Natural Born EZOist

チャリとオヤジと時々目玉

春を告げる

2023/03/28

皆様、ロードバイクのシーズンインはお済みになりましたか?

やまたけのシーズンイン、つまり春を告げるイベントがある

Yamaichiさんのハイエースの車検である

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自転車乗りという生き物は

「何かしらの理由をでっち上げてでも乗る言い訳にする」という

どうにも治しようが無い悪い癖がある

最初の年は入庫、引渡ともに親切にS藤氏が来てくれたのだが

何か違う感

そう、何かが違う

引渡が完了して弊店から帰るハイエースを見送りながら

何とも言えないモヤモヤを抱えていたやまたけ

この違和感は何だ?

何故か「後悔の念」に苛まれる始末

 

・・・あぁ、そうか

そぉいう事か・・・

俺、走ってないぢゃん

 

何故だか判らないが「取りに来てくれる」という事に

嫉妬していたのだ

答は簡単だ「チャリに乗りたい」

正確に言うと

「チャリに乗る大義名分が欲しい」

曇りなき眼で見定め、決める

翌年の入庫案内時には少し慎重になるやまたけ

↑ソコぢゃない感

事前の打ち合わせにも言葉の端々に

見えない火花が散り出した

「私ががお届けします(帰りはチャリ)」

「いや、悪いからこちらで向かいます(帰りはチャリ)」

「(帰りチャリ乗りたいので)いやいや、お手を煩わせる訳にはいきません」

「そんな気を使わないで大丈夫です(チャリ乗れないぢゃん)」

と、鍔迫り合いも決着が着かず妥協案として

入庫時はS藤氏が帰りチャリ

納車時はやまたけが帰りチャリ

という友好的な解決案に至ったのである

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公私混同という言葉は見た事はあるが意味は知らん(謎

仕事中にチャリ乗って遊んでる訳でもないのでちょっと違う

そう、趣味と仕事の両立

そうだ、これで行こう(何が感

という訳で(どんな?

いらっしゃいませ!

2023/03/25

S藤氏ご来店!お互いのネタの為にしっかり記念撮影

この二人の笑顔から

「車検なんだね」と思う人は皆無であろう

そう、サイクリストは「チャリに乗れればOK」なのである

お気をつけて!

目の前の道路は大型トラックが行き交う国道39号線

いきなり車道スタートでは危ないので広~い歩道からスタートである

そして作業が完了した次のお休みの日

自宅から既にチャリ乗って来る

会社にシャワーがあれば自転車通勤キメたいやまたけ

なかなか良い距離なのよ

ハイエースにバイクを積んで出発!

4/1のオープンに向けて店舗での準備をしているS藤氏の元へ

ちょうどお昼頃に到着した事もあり

オープン前ではあるが2023年バージョンの魯肉飯を頂く!

食べる度に青天井に旨くなっていく

やまたけが料理をする人が凄いと思うのは

旨いと思ったモノを再現、アレンジする能力である

 

よくしょ〜もないTVの食レポで

「本場の味ですねぇ~」とか「本格的な味がします」などと

インドカレーのお店を称えたりしているが

多分お前、インド行ってカレー食った事無いだろ?

って穿った見方をしてしまうやまたけを許してほしい

 

実際に台湾に行って経験した味を再現しながら

現地のフォロワーから「コレ使わないとダメ!」とか

「この肉使え!」とか「もっとこうしろ!」とか

しまいにゃご当地スパイスが送られてきたりするS藤氏

その辺のコンビニの台湾飯とは一線を画す出来なのは間違い無かろう

 

腹も満たされ、食後のコーヒーまで頂いたので

食い逃げをキメる事にしたやまたけ

ごちそうさまでした!!

本当にいつもありがとうございます

お言葉には存分に甘えまくって

振り返る事なく出発!

しっかり宣伝しまっす!

「まっすぐ帰るんだよ」とS藤氏

いやいや、さすがにまっすぐ帰るでしょ

子供ぢゃないんだから

まぁ、天気も良いから軽くジェットコースターの路でも観にいくか

良きかな

うむ、山が綺麗だ

さ、帰るか

それにしても綺麗に道路が出てるな

もう少し走ってみるか・・・

ん?こっち行くか・・・

あぁ、ココ行けるんだ・・・

ココまで来たらさぁ・・・

ハッ!?

やけに登るなぁ、とは思っていたのだが

気付けば千望峠にいたやまたけ

無意識、そう、無意識である

宇多田ヒカルの名曲「Automatic」、この単語「無意識」という意味がある

そう、やまたけは正にオートマティックに「登らされた」のである

知らんけど

道中、春の知らせとも言える光景が

長旅前の栄養補給

白鳥たちがガァガァ言いながら食事している

行ってらっしゃい!!

程良い疲労感で終えた納車ライド

 

このライドには実は続きがある

更新した車検証は届けなければならない

そう、お届けライドである

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このライドはS藤氏には内緒にしているやまたけなのであった

季節の変わり目

2023/03/21 13:00

定休日だが祭日というなんとも切ない日

FBのご近所サイクリストグループでは

酸素欠乏症の方々に深刻な禁断症状が出始めたらしく

「シーズン開幕戦だし道内イチ酸素薄い所行こうぜ」的な

常軌を逸した会話が繰り広げられ

まだ雪が解け切ったかも判らない十勝岳に向かったご様子

やまたけも参戦したくて堪らない

駄菓子菓子

祭日という事は子供達も休みだったりする訳で

長男イチさんが

「部活送ってって、帰りも迎えに来て!」だと!?

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ともいかず(家庭内カースト最下位)

グッと涙をこらえてZwiftで我慢

こんなフザけた出で立ちで走っております

途中、イチさんから連絡が

「やっぱ良いわ!中止になった!」

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時既にお寿司、否、遅し

11時に突然予定がスッポリ無くなるという

なんともやりきれない状態となってしまったやまたけ

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こんな日は気分転換も兼ねて

クルマいじりでもすっぺ

と、取り揃えたあった部品がこちら

「明日やろうは馬鹿野郎」

とは言いつつ、温かくなったらやろうって

準備だけはしておいたって訳

参考までに品番

トヨタの部品は最後の2桁が色の分別なのだが

同じ色でも品番違う事もあるらしい

 

やまたけには変な拘り(性癖と言っても過言では無い)があったりする

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そんなやまたけが軒先でおもむろに作業にかかる

先ずはフロントドア

サクッといっちゃいまShow!!

ビスは一カ所、インナーキャッチの所だけ

パカっとな

必要な工具や作業のノウハウが判らない!って人は

素直に工賃払って販売店で作業してもらいましょう

お金とは何にでも使える「引換券」です

「技術を買う」「時間を買う」という認識が大切

初めて見る構造のコネクタ

事前のリサーチって本当に大切

昨今のコネクタ事情は構造を知らないと外す事すら無理だったりする

整備マニュアルを覗いておいて良かった

スライドドアのトリムって苦手

お次はリヤ!

昨今のミニバンブームの頃には現役エンジニアではなかったやまたけ

スライドドアのトリム(内張)の分解はちょっと苦手分野だったりする

まぁ、どぉにかなるでしょ

割れるよね、クリップ

名誉の戦死を遂げるクリップ達

この子はまだどうにか使えるのだが

業務終了のお知らせ

たまにこんな奴も出たりする

どぉすんの?って?

仕事であればスペアの在庫クリップで対応するのだが

「当たり障りのない箇所に付けない」もしくは

「次回、簡単に取付できる箇所に付けない」という二択

数個後でオーダーすっか

この奥にアクセスする必要アリ

整備用のサービスホールと言われる箇所に貼ってある

ビニールを剥がしての作業

コツなど言葉では説明がつかない

経験と作業センスが問われる箇所である

きっと自動車エンジニアはAIには

しばらくは代替されない職業であるとやまたけは思っている

作業前

ドア1枚、多く見積もって30min程度

トータルで2h程の作業である

作業後

コスパ悪っ!

でも良いのだ

だって

「誰も気付かないでしょ?」

ただ、後に「こういった特別仕様車が出るんぢゃね?」的な

カスタムというか自己満にハァハァしているのである

そぉいう事に萌えを感じる変態なのだ

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5年間の今日も同じような事をしていた事実が発覚

季節の変わり目はおかしな奴が増えるというのは

多分、本当だ

「エゾい」一日

2023/02/28

YamaichiマスターS藤氏からメールが

「やまたけ今日何してる?」

外はナイスな天気、こりゃライドのお誘いだ

やまたけ「何処走ろうか悩みますねぇ」

S藤氏  「まだ家にいるなら、ちょっとお迎えに空港寄って来れない?」

やまたけ「全然オケですよ」

と、旭川空港までお迎えに行ったのはAsaちゃん

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一度一緒に走れば、皆お友達

蝦夷の都市間バスは1時間に1本あれば「優秀」な件

空港から上富良野に向かいたいAsaちゃんを乗せてYamaichi事務所へ

すると事務所の奥から一台のバイクが

「冬チャリ初めてだからしっかりアテンド頼むよ」

ほぉ、Asaちゃんの冬チャリデビューのサポートって事ね

先日届いた認定証!

先日受講したサイクリングツアーガイド講習で

無事、認定証を頂いたやまたけ

ezotional.com

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お前は何処に向かっているんだ?と

聞かれない事も無いのだが

趣味の一環、話のネタ、ただの物好き

自分という資産の分散投資、定年後の楽しみ

肩叩きにあった際の保険、などなど

まぁ、資格なんていくらあってもかさばる訳でもなし

取れるチャンスがソコにあったから取得したという感じである

cycletourismjp.org

S藤氏もAsaちゃんもガイド認定されているのだが

「やまたけならバッチリガイドしてくれるでしょ~」と

無駄にはっぱをかける始末

 

この日は2月にしては異例のプラス気温

道路はベチャベチャで2kmも走らず泥だらけになりそうな天気

クルマ通りの少ない圧雪路ぢゃないと悲しい結末になる

増えたぞ・・・

冬期間は閉めているYamaichiカフェスタートで走る事にした

バイクを組立してスタート!!

冬チャリどころかMTBもお初のAsaちゃん

スタート直後のカルビー倉庫から

「ジェットコースターの路」側に曲がる

MTBも初という事なのでシフターの使い方だけ軽く説明

スタート直後、既にこの笑顔である

不用意にハンドルが取られる感覚が新鮮なのだろう

ロードでは味わえない不安定感が楽しいのだ

エッゾ・・・・

路面状況以外は最高のサイクリング日和である

幸いチョイスしたルートはほぼ溶けてはいない

目の前に広がるEZOTIONALな景色にAsaちゃんもご満悦である

巨大綿棒

ピースが出来ないっ!!

「怖くてハンドルから手が離せない!!」とケラケラ笑いながら走る

ロードバイクガチ勢のお方なので全く心配はしていないが

やはり使う筋肉が違うらしい

「全身に効きますねぇ、上半身ヤバい!」と満面の笑み

流石ガチ勢、筋肉イジメに萌えを感じている

山がキレイ!いとエゾし

何度も走っている路も季節で全く印象が変わる

往復で10km走ったか?サイコン、やっぱり忘れてる

小一時間走ったちょうど昼頃にS藤氏からメールが

「フラワーランドまでおいで!」

一旦バイクを積み込み、すぐ近くのフラワーランドへ向かう

flower-land.co.jp

駐車場に到着するとYamaichiのロゴ入りハイエースが

野生のグンマーにも遭遇

なんかもう一台MTBが・・・

坂バカブロガーO関氏降臨である

noboranaindesuka.work

「こっちこっち~!」とO関氏について行くと

素晴らしい絶景と謎の集団が!

シングルトラックの先で何かやってる!

youtube.com

辿り着いた先では目を疑う光景が

焼くぜメ~ン

炭を熾すS藤夫妻とO関氏

そして脇には真っ白な雪原に咲く綺麗な華が

満開

キンッキンに冷えてやがる

青い空、白い雲

真っ白な雪原と十勝岳連邦のパノラマビュー

天然の冷蔵庫にブチ込まれたサッポロビール

そこで焼かれるのは上富良野「豚サガリ」

絶景かな絶景かな

これ以上のエゾさは存在しないであろうシチュエーション

「今日はココから代行で帰ろう」

財布の中身も見ずに乾杯する所であった

大丈夫、心配しないで

やまたけ、こぉ見えてクルマ屋だし

根は真面目だから

fmosaka.net

焼肉を雪原でやるこの行為を

「雪肉」【Yuki-Niku】と名付けよう

口を尖らせて発音すれば「やきにく」に聴こえなくもない

パリピなサイクリストの群れ

登る町議、佐藤だいすけ氏も到着しパーティータイムスタートである

進まないと倒れてしまう「自転車」という乗り物に乗る者同士が

こうして6人も集まると話題は自然と未来志向になる

ここは実に居心地が良いのだ

仕事や人間関係、お金の心配、パートナーの愚痴とかでは無く

実に前向きで、前向き過ぎて次の足を出さないと倒れてしまいそうな程

明るい方に向かって飛んでいく夏の虫が如く

きっと明日は晴れるし、雨だったとしてもいつか止む的な

笑いが絶えない時間が流れるのであった

O関氏撮影

実に情報量の多い画だが

控えめに言って、「最高」である

写真では伝わらないが、この日は実に風が強かった

座っていないとイスが吹っ飛ぶ程の強風

炭は速攻で燃え尽き、抜群の燃費の悪さ

Asaちゃん、多分汗冷えしてヤバかったんぢゃ?と今更反省

 

実は寒空の下で焼肉をする行為を

祭りとして楽しんでいる先駆者がいる

hokkaido-labo.com

北見市で開催されている厳寒焼肉まつりである

やまたけ自身は行った事はないが

奥様が若かりし頃に参戦した事があるらしい

「寒くてすぐ帰った」

エゾっ子でもドーパミンがドバドバ状態でないと耐えられないらしい

そんなお祭りがを先日の地上波で
旭川のYouTuberが紹介していたのだ

www.youtube.com

ブログはこちら

hadakadenkyu.jp

目がキマってる・・・

昼の部は上富良野で絶景サイクリング&豚サガリ

んで、3時間の移動は伴うが

夜の部は北見で極寒焼肉まつり

なんてエゾ味爆発なツアー、どぉよ?

 

あまりに天気が良すぎて

おでこが2トーンカラーに!

サイクルキャップの線がクッキリと

日焼け止め、塗ったのにな・・・

 

西へ東へ、南へ北へ

2023/02/23 AM3:00

やまたけは既に目が覚めていた

まぁ、毎度の事で「興奮していた」のだ

前日の夜から準備に余念が無い

鼻歌交じりでバイクを積んだり

着替えを用意している私に

奥様が話しかける

奥様「明日は早いの?」

わい「5時には遅くても出発するよ」

奥様「あ・・・そぉなんだ・・・何処に行くの?」

わい「美幌でアイスいっぱい食って温泉入って来る!」

家族の理解など求めていない

ただ、明日、美幌には

やまたけが観てみたい景色があるだけである

行くしか答えが判らない世界

4:30出発!

5:00まで待てずに飛び出したやまたけ
野を越え、山越え、谷を越え

8:00ちょい過ぎに集合場所である温泉施設に到着

www.tougenoyu.com

9:00集合なのでまだ誰も居ない

ま、ちんたら準備していれば誰か来るだろう

フンフフ~ン♪

鼻歌交じりにベルクロバンドを引っ張ったその刹那

あぁ、やっちまった・・・

コレは製品の不良だけが原因ではない

横方向に思いっきり引っ張ったのが主たる原因である

ま、DAISO行こうっと

こんなんなんぼあってもいいですからね

バイクの準備をしているとハイエースが一台

中のドライバーが手を振っている・・・ん?

観た事ある人が・・・!?

来ちゃった♪

OkkuさんことO村氏!

隣町の弟子屈町でサイクリングツアーなどのアクティビティをガイドしているOkkuさん

www.okkuoutdoorchallenge.com

先日のサイクルガイド講習で一緒だったのだ

ezotional.com

ezotional.com

講習後もZOOMでの講習会などで繋がっていたのだ

誰も知らない中に飛び込むのも面白いが

顔見知りがいるとまた違った安心感があるものだ

他の参加者も続々と集まってきた

今回のブッ飛んだ企画を優しく説明

首謀者(あえてこう呼ぼう)のT川氏の優しい語り口とは裏腹に

何度聞いても笑えるブッ飛んだコンセプトのサイクルツアーである

 

先ずは美幌峠の頂上までクルマで向かうとの事

「ダウンヒルスタート」という何とも甘美な響きである

おぉ、楽チンぢゃねぇか!?

なんせヒルクライムはトヨタが誇る最強商用車、ハイエースが受け持ってくれるのだ

T川氏の美幌町の素敵な紹介を聞きながらグングン登るハイエース

着いたぞ!降りろ、テメェらっ!

到着したのは美幌峠の頂上にある道の駅

hokkaido-michinoeki.jp

ここで1stアイスで乾杯!である

T川氏イチオシのクマザサ味

「さ、皆さん、行きますよ」とT川氏

アイス片手に薄ら笑いを浮かべたおじさん達が

ぞろぞろ連なって歩く光景はきっと

「日本って平和な国なんだな」と

観る人達に妙な安心感と

軽い軽蔑を感じて頂けたに違いない

風、強っ!

寒いんだから中で食べるのが「普通の人」であるのだが

そもそも、こんな冬にアイス食ってる時点で「普通」を疑う

しかし今日は「冷えに来た」のである

我々は「キンッキンに冷えたい」のだ

向かうは展望台、そう、一番高い所である

今日一日、冷やしまくるぞぉ~っ!

いただきま~す!

全員が第一声で見事なシンクロをカマす

「旨っ!」とか「甘っ!」ではない

「寒っ!!」

正直、味が解らない

風が強くて指が悴んできた、痛い・・・

爪がジンジンしてきた・・・

喉の中心から冷えてきた・・・

コレはちょっと、ヤバいかもしれない・・・

一旦建物内に入り、体制を整える

町境のOkkuさん

「さぁ!行きましょう!」T川氏

ココは美幌峠の頂上

そう、これから始まるのは

極寒ダウンヒル

お腹の中ではクマザサアイスがまだ幅を利かせている

あまりに寒いので適度にブレーキ当てながらペダルを回す

動かないとどんどん冷えてくる

ウォーミングアップ無しの「冷え」の一方通行である

「こりゃ、今日は下痢すんな」

腹巻して来たら良かった

 

なんとか下界へ降りたキンッキン自転車部隊

ちゃんとガイドも熟すY川氏、素晴らしい

この神社のある古梅(ふるうめ)地区は軟石の採掘も行われていた為

林道を入っていくと採石場跡などが観られるとの事

そういったMTBツアーも楽しそうである

旭川界隈とはまた一味違うエゾさ

途中、「あの木にシマエナガがいますね」と止まったT川氏

あの白くて丸いお饅頭みたいな可愛い鳥

prezo.jp

やまたけも実際には観た事が無いのでじっと目を凝らす

・・・・・見えん・・・・

それもそのはず、スズメよりも小柄でしかも保護色

ローガンまっしぐらのやまたけには見つけられなかったのであった

空が広い!エゾいっ!

電柱、電線の類が無い道

空がとても広く感じる

最高の解放感である

2ndアイスは美幌駅!

気温は体感でもプラスだと判るほど上がってきている

ネタとしては先日の十勝岳程度のシバれがあった方が「映える」のだろうが

正直、安心していたやまたけ

購入する度に独創的な形でもてなしてくれるという

美幌駅のソフトクリームを頂く

好奇の眼差しを浴びているのは理解している面々

びほろマダムに今年の桜の開花予想をしていくように促され

今、巷で大人気の「Chat GPT」に訪ねてみるも

「んなもん知らんわ」と突き放されて悲しかったり

かぼちゃの甘納豆の中にメロン的な甘みを探してみたり

まぁ、この人数の「ちょっと変わった人」が集まれば

笑いが絶えなくなるのは必至である

3rdアイスはシャレオツな逸品

Instagramのフォローでキャラメルパウダーのオプションサービス!

しかし一日に3つもアイスクリームを食うなんて

真夏でもよぉせん

確実に美味しいのだが、感動は薄れるものだ

今度来た時は一番最初に食べよう

圧の強さよ

こんなお洒落なお店に

おっさん達がファットバイクで大挙して押し寄せるとか

祭日でもあったので入れ替わり立ち替わりに

クルマで来店していた人達が「なんだアレ?」感満載な視線を向けるのも判る

それでも笑顔の奇人変人たち

気になる店発見

仏陀bar

ありがたい気持ちになれるバーなんだろうな、知らんけど

 

時刻は12:00を回り、このツアーも最終局面である

スタート地点の峠の湯びほろに到着!

美幌峠に見立てた雪山の前でゴールショット!

無事全員完走であるが、数名の脱落&回収者がいた方が

真冬のサイクルイベントとしてネタ的にも秀逸だし

イベント自体に箔が付くってもんだ

、という事でTake2

あぁ、シンドかった・・・な顔

超絶楽しんだファットバイクツアーは温泉で〆!

気温が上がってきていたとは言え、アイス食いながらなので

やはり身体は冷えに冷えていた

温泉でゆっくり温まってからの

風呂上がりのFinalアイス!

Okkuさんと談笑しながら食べる〆のソフトクリーム

「グランフォンド摩周のサポート来てくんない?」

え、超前向きにスケジュール組みますね

なんて話をしながらFinalアイスをたいらげて帰路に着く

 

美幌駅で食べたかぼちゃの甘納豆が超絶旨かったので

家族にお土産

これね、本当に旨い

そして遠軽の道の駅で奥様の好物も購入

こいつも絶品

旭川に到着する頃にふとメーターをみると

ふぁっ!?もう1万km越えたよ・・・

4か月でこの距離か・・・

年間3万kmペースで走行距離が伸びておる

走る為に買った車なんだからヨシっ!

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さ、次は何処行って面白い事してこよっかな?

ファットバイクで挑む初カミヒル!

2023/02/21 AM9:00

なまら天気が良い

テンションがアガってきたやまたけ

コレは行くしかない

前後ともスパイク化したKHSちゃん

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FATBIKE de Kamihill 開幕

積むべし

ちょいと訳アリでマイカーでは無いので

養生の為に段ボールを敷いている

何気に寄ったDAISOで見つけたアイテムが

かなりのクリティカルヒットである

べんりベルト(3本、アソート)jp.daisonet.com

ビヨーンと伸びてバリッとベルクロで固定

これ、最高

実に良き

伸びるので輪行等には使えないが

車載での固定には実に良い塩梅である

待ってろ!十勝岳!

実に美しい山並み

今日は山の神が「登れ」と言っている

そうとしか思えない

しっかし寒い

蝦夷あるあるの一つ

「天気良い日は寒い」

この日の朝の気温はマイナス15度を下回っていた

日の出公園スタート!

ファットバイクでのカミヒルチャレンジは初である

まぁ、フロントもトリプルだし

チンタラ回せば、そのうち着くだろう

サイコンは忘れた

今回も記録よりも記憶重視

宇宙を感じる

こんな景色、最高でしかない

風も無い、ただ寒い

撮影の度にグローブを外すのがやはり辛い

撮らざるを得ない

さ、登るか

 

ここからは正に「自分との対話」である

風も無い分、本当に無音に近い

夏とは違いセミの声はもちろん

鳥の鳴く声も皆無

スパイクが氷を突き刺す音と

チェーンの回る音しかしない

 

誰だ?チンタラ回せばそのうち着くとか

言ってた奴は!?

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いや、しんどい

マヂでしんどい

重いし進まない

インナーローまで落とすと

チェーンとタイヤが干渉する

ぐぬぬぬぬ・・・・不覚

 

マイナス二桁の気温でも汗が止まらない

上着のファスナーを全開にして冷却

テムレスも暑い!脱いでお腹にしまい込む

ダンシングするとスパイクでも滑る

歩く方が速いんぢゃね?な速度しか出ていないと思われる

後半の14%なんてもう地獄

ハンドルにしがみつくとリヤ加重が抜けて滑る

 

腹筋が痛い、背筋も痛い

眉毛が凍っているのが自覚できる

色んな汁が垂れては凍り、人間鍾乳洞の様相

 

「なんでこんな事やってんだろ?」

いつも思う

そんなに辛いならやらなきゃ良いのに

いつもの如く辛かった

楽なカミヒルなんぞ存在しない

毎度毎度、やまたけを「タヒぬ寸前」まで誘ってくれる

ヘルメットを外そうにもバックルが汗で凍って外せない

 

写真撮ってたお姉さんがドン引きしながら力無く笑っている

お姉さん「さっき、登ってる脇をクルマで通りました」

やまたけ「そぉ、なん、です、ねぇ、ハァ」

お姉さん「辛くないんですか?」

やまたけ「なまら辛いです、なんでこんな事してるんでしょうか?」

お姉さん「ははは・・・・」遠い目

 

明らかに「ヤベェ奴に声をかけてしまった」という表情であった

それ、正解ですよ

凌雲閣コーラでカロリー補給

氷ではなく塩

純度100%の「やまたけ塩」

こいつは汚い

汗が引くまで休ませてもらうが

今日の下りは寒そうだ

いつぞやの光景が頭を過る

ezotional.com

下り用にフレッシュなバラクラバを装着

さて、行くか!

最高

途中、何度も止まって景色を観ていた

こんな天気良いのも珍しい

山に入っていくスノーボーダー達のグループに手を振る

「何だアイツ感」は拭えないが

「ウェ~イ」と良く判らない謎の歓声で応援される

 

しっかしこの太っいタイヤ、アンバランスが過ぎる

物凄い振動だ、空気圧の低さも手伝って

ブァンブァンと上下振動が止まらない

こんどバランス取ってみるか

ezotional.com

多分、相当なウェイトが必要になりそう

ただ、試してみる価値は多大にありそうだ

 

下り切ってのメシ!

はい、優勝

あっつあつのラーメンしか勝たん

www.kamifurano.jp

塩分も抜けたので完汁である

夢のゼロキロカロリー

んで、風呂

みんな大好きフラヌイ温泉で〆

優勝

もうね、脳味噌シュワシュワよ

とりあえず、スパイクファットの実力は判った

 

いつも思う

バイク達はいつも仕上がっている

未完成なのは自分自身なのである

費用対効果とは何か

2023/02/11

やまたけは迷っていた

それはあるイベントへの参加を決めた時からである

常軌を逸したエゾ味の深いイベント

簡潔な内容は以下

クっソ寒い中、アイスクリーム屋をチャリンコでハシゴして

キンキンに冷えてやがる身体を温泉で温める

という簡単なお仕事です

 

素晴らしい、これぞエクストリーム冬チャリイベントの最極右

EZOTIONALなライドイベントである

 

運営様にメッセージ

やまたけ「Myバイクで参加の条件は?」

中の人 「スパイクなら桶」

やまたけ「FAT、前だけスパイクだけど良かと?」

中の人 「前後スパイクの方が歓迎できるのね」

 

やまたけは「CUJOちゃんで行くか・・・」と考えていたのだ

しかし、しかしだ

やはりFATも前後スパイク履かせないと

普段の足としての不安があった

冬の普段の足としてチャリが挙がる時点で

人として不安があるとか、無いとか

 

とりあえず、観に行ってみっぺ

と、向かった先は

bicycle44da.com

ココで売り切れてたら諦めてCUJOで参戦しよう

 

って・・・あるやん

つうこんのいちげき!

ぐはぁぁぁっ!

某ホームセンターでママチャリ買っても

お釣り来るかもしれない価格

これ、1本だからね?マヂで

 

一度、ゆっくり瞼を閉じて瞑想(妄想)

安心、安全、快適な冬チャリライフ

これはやまたけにとって「投資」となるのか?

コスパって何?費用対効果とは?

思案中


答えはいつもこうなる

「面白くなりそうな方」へ舵を切れ!

今回のイベントも「FAT BIKE ツアー」って言ってんぢゃん

今後のKHSの運用にも影響する案件でもあるが

楽しそうな方にBetしないでどぉするっ!?

 

4.6インチなのでリヤにはキツいか?と店長と話していたが

とりあえずリヤに履かせてみる事に

え?前後変えるのが面倒だからか?

はい、その通り

ダメだったらフロントもバラすわ・・・

暗号なのか・・・?

タイヤには回転方向が指定されているモノがある

このタイヤもその例に漏れない

この表記は・・・何だ??

無い頭をフル稼働させてみる

人力での駆動輪はこうあるべき

なるほど、そぉいう事か

内燃機関やモーターでの駆動であれば

ハイドロプレーニングを嫌って

そうはならないのだろうが

人力でなるべく「効率的に」進む為にはトレッド面の雪を

「左右に掃ける」方向ではなく

「左右から集める」方向で

トラクションを確保するべきである

という事なのだろう

 

知らんけど

 

つおい

なんやかんやリヤに収まった4.6インチ

超個人的見解だが

「リヤが太い方がカッコ良い」

という、モータースポーツ理論だけである

特に問題にならなそうだが

インナーローまで(Fr3枚)落とすと

チェーンがタイヤのサイドに当たるという事が判明

来シーズンはフロントにすっか・・・

その程度の認識

youtu.be

前後フルピン履かせて

なんかアガってきたやまたけ

試しにスタンディングスティルをやってみたが

「視界ってマヂ超大切」と気付く

本当、見えないって怖いのよ

 

よし、これで胸張ってKHSで参戦できるな

待ってろ、美幌

やまたけが楽しみ尽くしてやっぺ

自転車保険のすすめ

2023/02/07

やまたけにはやらねばならない事があった

そいつを割と「見て観ぬフリ」をしていた感もある

しかしもう限界だ

2回雪庇だけ落とした

車庫の雪降ろしである

決意をした日に限って

朝からピーカン、ヤバい、遊びに行きたい・・・

いやいや、今日はこの雪を片付ける日だ

同僚でもありチャリ仲間でもあるT嶋氏から

折り畳みのハシゴを借りて作業開始である

こんなタイプのハシゴで

シュルシュルっと伸ばして

車庫に立てかけて

ママさんダンプを肩にかけてハシゴを上るやまたけ

1mほど登り、次の足をかけた

その時!

「バキっ!!」

景色が30cmほど下がる

幸いひっくり返るような事にはならなかった

恐る恐る降りて梯子を・・・

ファッ!??

完全に折れとる・・・

しかもまだ1mmも雪降ろしてない・・・

「えぇ・・・」と力無く呟くやまたけ

 

他のステップやロックの状態を確認

このハシゴはタケノコ状に伸びるタイプなので

「このステップを使わない」という作戦で進む事にした

しかし、しかしだ

この「ステップが折れる恐れ」があるハシゴ

マヂで油断は禁物である

ある程度降ろしたら除雪機でブッ飛ばす

恐る恐る登って

ダンプで下に雪を落としては

除雪機でブッ飛ばす

作業自体は超単調だが、やはりこの量

汗だくで腕もパンパン、途中の写真は皆無である

あぁ、スッキリ

「天気も良いし、昼から走りに行くべ」と

午前中に片付けようと必死に作業していたのだが

作業が終わる頃には雲が出てきて

小雪が降り出す始末

「んだょ、ったく・・・」と

鼻水垂らしながら悔しがる汗だくのおっさん

なんかチャリ気分も薄れてしまった

 

とりあえず壊れたハシゴを持ってT嶋氏の元へ

「ココ、折れちゃった、ごめんね」

「新しいの買って金額教えてちょ」

と、ココで神のお告げが

「そぉいや、任意保険に個人賠責付けてなかったっけ?」

そぉなのだ、子供達が頻繁に自転車に乗る様になってから

自動車保険の特約としてサイクルパッケージを付けていたのだ

もちろんやまたけ自身の身の為というのもある

haisha-help.com

まさしく今回の事案はこの個人賠償責任補償に該当するハズ!

即効で東京海上に連絡!経緯を報告!

「補償対象として全く問題ありません、しっかり対応いたします」

チャリの保険に救われるというラッキーボーイ

ホント自転車乗ってて良かった

↑ソコぢゃない感

 

この特約、同居家族の自転車事故もしっかり補償できるので

本当オヌヌメである

 

あら、もう1年になるのね

ブログ開設から1年経ったらしい

皆様、これからも生温かい目で見守ってあげて欲しい

宜しくお願い致します